6月は「プライド月間（Pride Month）」と呼ばれています。
最終週の週末は、プライドウィークとして LGBTQ+の権利を啓発する活動・イベントが実施されている国・地域もあります。
※日本のプライドウィークはゴールデンウィークに開催されることが多く、
2021年は 4/24 (土) ～ 5/5 (水) の期間にさまざまなイベントが行われていました。
この記事ではプライド月間と
イギリス・マンチェスターのゲイ・ビレッジについてご紹介いたします。
6月がプライドマンスと呼ばれる理由
Pride month: What is it and why do people celebrate it? - CBBC Newsround
プライド月間（Pride Month）が６月にある理由は、1969年に起きた出来事がきっかけとなっています。
1969年６月27日、LGBTがよく集まっていたニューヨークのゲイバー「ストーンウォール・イン」にて、不当な踏み込み捜査を行なった警察が客と衝突しました。
これが「ストーンウォール事件」です。
実はストーンウォール事件以前にも、1966年にサンフランシスコで起きたコンプトンズ・カフェテリアの暴動（Compton’s Cafeteria Riot）などLGBTコミュニティによる抵抗はありましたが、このストーンウォール事件はアメリカで初めて全国的に報道された抵抗運動となりました。
引用元：プライド月間（Pride Month）とは？【日本・海外の動き、企業の取り組み】 | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」
★「ストーンウォール事件」は、「ストーンウォールの反乱」「ストーンウォール暴動」などとも言われます。
「ストーンウォール事件」について詳しく知りたい方は、簡単にまとめられているこちらのサイトもおすすめです☟
ストーンウォール事件は「セクシュアルマイノリティの抵抗の象徴」となり、
事件が起こった６月が「プライド月間」と呼ばれるようになりました。
2020年は初めてのプライドパレードが行われてからちょうど50周年ということで、
ニューヨークやロサンゼルス、サンフランシスコなどで盛大にパレードが行われる予定でしたが、このパンデミックによりすべて中止または延期となってしまいました。
※オンラインに変わって、イベントが各地で開催されていたようです。
参考：今週末はプライドウィーク、世界的にオンラインプライドイベントが開催されます | Magazine for LGBTQ+Ally - PRIDE JAPAN
LGBTQIA+ とは
“LGBT” という言葉は近年耳にする機会が増えましたが、
その4つの概念は、どれも「男性・女性」2つの性別をもとにしています。
多様なセクシュアリティを表現するために、
“LGBTQ＋” や “LGBTQIA＋” という言葉が使用されるようになりました。
過去記事で “LGBTQIA＋” の用語解説をしています☟
LGBTQ+に関して、こういう記事もあります☟
“LGBTQIA＋”について、わかりやすくまとめられているこちらの Instagram の投稿もおすすめです☟
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ゲイ・ビレッジ（Gay Village）
マンチェスターの ゲイ・ビレッジ（Gay Village）は
運河沿いのカナル・ストリート（Canal St）周辺エリアにある繁華街です。
Manchester has a thriving LGBT+ scene, centred around the world famous Canal Street – home of “The Village”. A beacon of celebration in the city, the Gay Village is a must for any visitor to Manchester.
With a combination of bars, clubs, restaurants and green spaces set alongside a long stretch of the Rochdale Canal, Manchester’s Gay Village has something to suit all tastes.
カナル・ストリートを中心に、パブやバー、カフェ、クラブが軒を連ねています。
奥に見えているのは "G-A-Y Manchester" というゲイバーです。
上記写真手前、マンチェスターのシンボルであるハチのペイントが描かれている建物は、ニュー・ユニオン（New Union Hotel）
渡英後最初の1か月弱、語学学校に通っていたのですが、そのときに滞在していた学生寮がここから徒歩5分程の場所にありました。パンデミック前に何度か夜のゲイ・ビレッジを通ったことがありますが、いつも賑やかな印象でした。
近くに滞在していたのに、1度もパブに入らなかったのが悔やまれます…。
ゲイ・ビレッジにある、巨大なウォールアートが印象的なパブの様子は
こちらのサイトから確認していただけます☟
★こちらのサイトにはパブやレストラン、その他観光スポットなど
マンチェスター情報が写真付きでわかりやすく紹介されています。
今後マンチェスターで生活を始められる方、観光で訪れられる方は必見です！
ゲイ・ビレッジには、おしゃれなティールームや日本食レストランもあります。
店内はとても開放的な空間でした。
“Richmond Tea Rooms”
他にもゲイ・ビレッジにはたくさんのレストランやパブがあります。
昼夜で街の雰囲気も異なるため、いつ訪れても楽しいエリアです。
おわりに
ゲイ・ビレッジにはサックビル・ガーデンズ（Sackville Gardens）という公園があります。
公園内には第2次世界大戦中、ドイツの暗号機「エニグマ」を解読し、
人工知能の概念を生み出した、同性愛者だった英国の数学者アラン・チューリングを称えるアラン・チューリング・メモリアルがあります。
アラン・チューリングについてはこちらの記事でご紹介しています☟
マンチェスターで自然を感じられる場所☟
より詳しいマンチェスター情報はこちらのサイトから☟
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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