バースの美しい都市景観を代表する建築、ロイヤル・クレセント(Royal Crescent)とサーカス(The Circus)
サーカスは円形状、ロイヤル・クレセントは三日月のような半円の形をしています。
どちらの集合住宅もイギリス人の建築家、ジョン・ウッド親子によって設計されました。(サーカス:父、ロイヤル・クレセント:息子)
それぞれの建物の歴史を含む簡単なご紹介と、周辺の住宅街の様子を写真を通してお伝えいたします。
※この記事に掲載されている写真は、2019年8月23日にロンドンからバースへ日帰り一人旅をした際に撮影したものです。ジオラマモードで撮ったものもありますが、写真に加工はしておりません。
◆◇◆◇◆ 目次 ◆◇◆◇◆
ロイヤル・クレセント【Royal Crescent】
One of Bath's most iconic architectural landmarks.
The Royal Crescent, one of Bath’s most iconic landmarks, was built between 1767 and 1775 and designed by John Wood the Younger.
This impressive landmark is arranged around a perfect lawn overlooking Royal Victoria Park and forms a sweeping crescent of 30 Grade I Listed terrace houses. It is without doubt one of the greatest examples of Georgian architecture anywhere in the UK.
引用元:The Royal Crescent | Visit Bath
壮大なアーチ型を描いた特殊な建築、ロイヤル・クレセントはバースの中でも最も象徴的なランドマークのひとつです。
集合住宅となっており、現在も住居として使用されています。
地下1階から3階までの縦割りで、30戸が連なっています。
内装はジョージ王朝時代の様式で統一されているようです。
実はあまり下調べをしておらず、現地に着いてから一部ミュージアムとして有料で一般公開されていることを知ったのですが、開館時間に間に合いませんでした。
Today, The Royal Crescent is home to the five-star hotel The Royal Crescent Hotel & Spa, a luxurious haven of elegance and tranquility, a museum of Georgian life at No. 1 Royal Crescent, and private housing.
引用元:The Royal Crescent | Visit Bath
【No.1 Royal Crescent】
Step back 250 years to explore a fascinating Georgian townhouse.
Built between 1767 and 1774, the Royal Crescent is justly considered one of the finest achievements of eighteenth-century urban architecture. No.1 was the first house to be built in the Crescent, and originally provided luxury accommodation for aristocratic visitors who came to take the waters and enjoy the social season.
Each room is an exquisite example of Georgian interior design with authentic furniture, paintings, textiles and carpets.
引用元:No.1 Royal Crescent | Visit Bath
ミュージアムは2021年4月に再開するようです。
もうイギリスにいない…つらい
悲しい現実に (´・ω・`)ショボーンとしてしまいますが、
中の様子は公式HPでも確認することができます。
2分以内の短いビデオですが、雰囲気は十分伝わると思います。
(画面が揺れがちのため、乗り物酔いしやすい人は注意してください。)
詳細は下記公式HPからご確認くださいますようお願いいたします。
サーカス【The Circus】
A striking masterpiece of Georgian architecture.
The Circus, originally called King's Circus, was designed by the architect John Wood, the Elder.
Construction began in 1754, however Wood died less than three months after the first stone was laid and so his son, John Wood, the Younger, completed the design in 1768.
サーカスはロイヤル・クレッセントよりも前に建てられた建築物です。
イギリス人・建築家のジョン・ウッド(父)によって設計デザインが行われましたが、建設途中に他界されたため、息子に引き継がれました。
全体像がなく申し訳ございませんが、
大きな木が中心にある、芝生の広場を囲む円形状になっております。
こんな素敵なタウンハウスで生活できたら最高ですよね。
実はニコラス・ケイジも住んでいたことがあるそうです。
It’s no surprise that such an extraordinary landmark has been home to many famous people over the years. The artist Thomas Gainsborough lived at number 17, between 1759 and 1774, using the house as his portrait studio. More recently, Hollywood actor Nicholas Cage also lived at The Circus.
外観を眺めるだけなら無料なので (笑)、バース観光の際にはぜひ足を運んでみてください。
ゲイ・ストリート【Gay Street】と周辺の街並み
サーカスから南に延びる道、ゲイ・ストリート。
人によって感覚は異なると思いますが、個人的には「わりと急な坂だな」と思いました。
世界遺産の街並みはやっぱり違いますね。
(※Manchesterをディスっているわけではありません。)
それにしても本当に良いお天気でした。
当時は太陽が照り付ける中、一人で急な坂道を登るのは何かの修行のようにも感じられましたが、今となっては暖かかった夏の日々が恋しいです。
寒い冬になると、「また夏に会いたいな~」と思うのですが、その度によーじろーさんの歌を思い出します。
“夜明け告げる朝に夕焼けを見せたげたい
きっと惹かれ合って きっと恋に落ちるよ
寂しげな冬にあの夏を見せたげたい
it's so easy but um it's so crazy”
RADWIMPS-『バグッバイ』の歌詞の一部
ちょっと昔の歌なんですが、わかる人いますか?
(ちなみに私は『オーダーメイド』から入った人です。最近の曲はあまり詳しくないのですが、『おかずのごはん』と『アルトコロニーの定理』(どちらもアルバムです)は今でもときどき思い出したように聞きます。)
…少し話しが逸れてしまいましたが、
近くで撮った写真を適当に並べます ↓
おわりに
どこを切り取っても絵になる街、バース。
30℃を超える猛暑日でヘトヘトになりながらも(イギリスの夏は日本と比べると気温も湿気もずいぶんましですが、太陽光が強い気がします。「いててて」みたいな刺さるような感じです)、
たくさん写真を撮ったので、今後もバースの観光スポットを順番にご紹介させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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