イギリス観光で嬉しいのは、ほとんどの美術館・博物館が入館料無料で、さらに館内写真撮影が可能な点です。
ロンドン市内にもたくさんの美術館・博物館がありますが、
建物自体がまるで芸術作品のようなヴィクトリア&アルバート博物館は特におすすめのスポットの1つです。
壁紙の色の組み合わせや天井の装飾もまるで芸術作品の一部のようです。
今回はロンドンを代表する博物館、ヴィクトリア&アルバート博物館の建物自体に焦点を当てて、見どころをご紹介いたします。
※この記事に掲載されている写真は、2019年8月21日に訪れた際に撮影したものです。ジオラマモードで撮影したものもありますが、写真に加工はしておりません。(※スマホで撮影した2枚のみ、色味・サイズを加工しています。)
- V&A 外観・館内マップ
- エントランスホールのドーム
- British Galleries(Level 1)
- Fashion(Level 0)
- John Madejski Garden(Level 0)
- Cast Courts(Level 0)
- Medieval & Renaissance(Level 0)
- Islamic Middle East(Level 0)
- その他、印象に残っている作品・展示ルーム
- ヴィクトリア&アルバート博物館 基本情報
- おわりに
V&A 外観・館内マップ
ヴィクトリア&アルバート博物館は出入口が 3ヶ所あります。
こちらはメインエントランス、Cromwell Road Exit です。
(スマホで撮ったバージョン ↓ )
館内は地下1階から5階 (Level 4) までの6層に分かれています。
それぞれの展示内容については、下記の公式HPのリンクから館内MAP をご覧ください。
V&A Digital Map | Interactive Museum Floor Plan
見どころはたくさんありますが、特に注目していただきたい箇所を次の項目からそれぞれご紹介いたします。
エントランスホールのドーム
Cromwell Road Exit から入館すると、とても美しいドームが目に飛び込んできます。
まるで生き物のような、ちょっとグロテスクにも見える装飾が天井からぶら下がっています。
上記写真に写っている、上階にものぼることができます。
逆光で見えにくいですが、真下から見上げるドームも必見です ↓
British Galleries(Level 1)
館内の一角にまるで宮殿のような展示室がありました。
(公式HPの地図で見比べたところ、恐らく)The George Levy Gallery(Room 52)という 2階(Level 1)にあるお部屋の一部です。
※訪れた当時は地図もあまり確認せずにうろついていたので、間違っていたらすみません!ご指摘いただければ幸いです。まわりは通常の展示ルームになっており、いきなり煌びやかなお部屋が出てきたのでびっくりしました。
Fashion(Level 0)
V&A と言えばファッション・コレクション(Room 40)は外せませんよね。
こちらは地上階(Level 0)の左端に位置しています。
(メインエントランスから入館する場合)
“Spanning five centuries, our Fashion collection is the largest and most comprehensive collection of dress in the world. Key items in the collection include rare 17th century gowns, 18th century ‘mantua’ dresses, 1930s eveningwear, 1960s daywear and post-war couture.”
引用元:V&A · Fashion
見どころのドレスの1つ、‘mantua’ dresses。
他にもたくさんのドレスがありました。
John Madejski Garden(Level 0)
「少し外の空気が吸いたいな…」と思ったら、
お天気の良い日は John Madejski Garden で小休止するのもおすすめです。
何も考えずにしばらくぼーっと休憩していると、
また館内を歩き回るエネルギーが湧いてきます。
小さな売店も敷地内にありました。
Cast Courts(Level 0)
地上階(Level 0)で最も筆者が惹かれた部屋は Cast Courts です。
ピンク×グリーンの壁紙がかわいい!
「ダヴィデ像」のレプリカがあるこちらのお部屋は
The Weston Cast Court(Room 46b)と呼ばれています。
天井は吹き抜けになっています。
天気が良かったので太陽の光がたくさん差し込み、とても居心地がよかったです。
壁に部屋の名前が記載されていますが、
こちらは The Ruddock Family Cast Court(Room 46A)↓
展示物の規模が大きすぎて、途中から感覚が麻痺してきます…
The Weston Cast Court と The Ruddock Family Cast Court を繋ぐ The Chitra Nirmal Sethia Gallery も壁紙・天井がとてもおしゃれでした。
こちらはスマホで撮ったものなので、画質はあまり良くないですが… ↓
Medieval & Renaissance(Level 0)
Cast Courts のすぐそばには中世〜ルネッサンス時代の展示品が飾られている、
The Paul and Jill Ruddock Gallery(50a & 50b)があります。
クリーム色の壁紙が優しい印象を与えています。
Islamic Middle East(Level 0)
タイルなどが好きな方にはぜひ見ていただきたい展示ルーム、
The Jameel Gallery(Room 42)
こちらの部屋も天井が高く、解放感があります。
その他、印象に残っている作品・展示ルーム
何気ない階段にもかわいいタイルがあったりと、
360度空間すべてを楽しむことができるヴィクトリア&アルバート博物館。
大好きなアリスの缶もありました♡
こんなに美しいアンティーク食器も ↓
どこで撮ったのか、何の作品なのかも忘れてしまいましたが、きれいだなあと思った芸術品 ↓
こちらもどこかよくわからないのですが、印象に残っている展示室 ↓
最上階(Level 4)には陶器(Ceramics)のコレクションルームや家具(Furniture)の展示室もあります。
ヴィクトリア&アルバート博物館 基本情報
『ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(通常V&Aと省略)は芸術とデザインを専門分野とし、そのコレクションの質と内容の豊富さにおいて世界に並ぶものがないと言われます。陶磁器、家具、衣装類、ガラス細工、宝石、金属細工、写真、彫刻、織物、絵画など、3000年余りにおよぶ世界文明の遺物が蒐集されています。』
引用元:V&Aについて - Victoria and Albert Museum
入館料は無料、特別展示は有料となっております。
館内で自由に写真撮影をすることが可能です。
※残念ながらコロナウイルスの影響で、2021年1月現在はヴィクトリア&アルバート博物館は一時閉館しています。
↺ 2022/03/23
2022年4月4日より、週7日でオープン、
来館予約もする必要がなくなります。
詳細は下記公式HPをご確認ください☟
おわりに
見どころの多いヴィクトリア&アルバート博物館。
事前に見たい展示をある程度絞ってから訪れることをおすすめします。
(筆者は下調べをせずに訪れてしまったため、見逃してしまった展示ルームがいくつかあります。館内は迷路のようになっている (気がしました) ので、自分がどこにいるのかを把握しながら効率的に回ることができたらいいですね。)
今回は比較的知名度の高い博物館をご紹介させていただきましたが、
ロンドン観光の際にはぜひ訪れていただきたい、穴場のおすすめ美術館があります。
それがこちら☟
ウォレス・コレクション(The Wallace Collection)という貴族の元邸宅をそのまま利用した豪華な創りの美術館です。
こちらの美術館も入館料無料・館内写真撮影可能です。
(※宮殿は館内写真撮影不可の場所が大半のため、宮殿のような場所で写真撮影が可能なこちらの美術館はかなり珍しく、貴重なスポットだと思います。写真を撮るのも観光の醍醐味!という方には強くおすすめできるスポットです。)
規模はそれほど大きくはありませんが、
外部に一切貸出しをしていないため、この場所でしか見られない芸術品ばかり。
こちらの美術館の魅力については、下記記事で詳しくご紹介しております☟
こちらの記事も合わせて、いつかまた安全に旅ができるようになったときに、
ロンドン旅行の計画を立てる際に参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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