↺ 2022/03/18 更新
ロンドンには数多くの美術館・博物館がありますが、
まるで宮殿にいるような気分になれる、ウォレス・コレクションはその中でも特におすすめのスポットです。
実際に侯爵が昔暮らしていたお屋敷が、現在そのまま美術館として使用されています。
比較的小規模ではありますが、見どころ満載です。
入場料無料で写真撮影が可能なのも嬉しいポイント。
(※ムービーはNGです。)
作品を外部貸出していないため、ここでしか見られない貴重な展示品ばかりです。
美術館の基本情報とともに、必見作品をご紹介させていただきます。
※この記事に掲載されている写真は、2020年1月19日に訪れた際に撮影したものです。ジオラマモードで撮影したものも含まれますが、カメラで撮影した写真は無加工です。
- ウォレス・コレクションの館内マップ
- ウォレス・コレクションの館内の様子
- ウォレス・コレクションの代表的な作品
- ARMS AND ARMOUR COLLECTION
- THE WALLACE RESTAURANT & CAFÉ
- ウォレス・コレクションに訪れる際の注意点
- おわりに
ウォレス・コレクションの館内マップ
2階建ての建物で、地下にはバスルームもあります。
私は訪れませんでしたが、有料の特別展も地下で行われていました。
ウォレス・コレクションの館内の様子
各部屋ごとに異なる壁紙。
この美術館の魅力的なポイントの1つです。
こちらの赤い部屋が館内で最も大きな展示室です。
オープンと同時に入館したので、この時はあまり人がいませんでした。
すでにお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、
これらの写真を見るとなんとなく違和感がありませんか?
そうなんです、この美術館の他と大きく違うところの1つは
一つひとつの作品紹介のパネルが作品の隣に設置されていないところ。
もちろん付随している作品もいくつかありますが
大半は目立たないように(部屋に馴染むように)設置されています。
以前訪れた際は、各部屋に作品名や作者の紹介が載っているバインダーがありました。
気になる作品があれば、係の人に尋ねてみるのも良さそうですね。
私はどちらかというと原色の煌びやかな部屋よりも、
パステルカラーの落ち着いた部屋の方が作品的にも好みでした。
こちらの水色の部屋が個人的に1位・2位を争うほど好きな部屋なのですが、名前がわからずすみません。
ヴェネツィアにいるような気分になれる部屋もありました。
シャンデリアの装飾も各部屋ごとに異なるので、ぜひその違いも楽しんでくださいね。
ウォレス・コレクションの代表的な作品
どの絵画・装飾品も美しく価値が高いものばかりですが、
こちらの美術館で有名な作品はやはり、
ジャン・オノレ・フラゴナールの「ぶらんこ」(1767年)です。
実は私、興奮しすぎて写真を撮り忘れてしまいました。
人も全然いなかったため、間近でゆっくりと観察し、満足して終了。
振り返ってみると手元にあるのはスマホで撮ったこの写真のみ。
次回訪れるときはしっかりカメラにも収めたいです…
公式HPには詳しい解説動画もアップされています。
(2分程度の短い動画です。)
Collection Highlights: Les hasards heureux de l'escarpolette (The Swing) by Jean Honoré Fragonard
☟下記公式HPのリンクから、作品情報を見ることができます☟
Wallace Collection Online - Les hasards heureux de l'escarpolette (The Swing)
水色のお部屋と並んで、ピンク色の部屋にある絵画もお気に入りのものばかりです。
その中から3つをご紹介いたします。
どこか中世的で神聖な雰囲気の女の子。
この隣に飾られている絵画の女の子も可愛らしく、その魅力に惹き込まれました。
同じ画家の別の作品も素敵です。
各部屋には細かい装飾の置時計もあります。
全部で20個ほどありますが、途中から感覚が麻痺してあまり写真を撮っていませんでした。
その他のコレクションは、下記公式HPから確認していただけます☟
ARMS AND ARMOUR COLLECTION
豪華絢爛な館内ですが、世界中の甲冑や刀剣、防具などの戦闘道具・工芸品の展示数が多いことでも有名なウォレス・コレクション。
美術館全体の 44% を占めています。
館内図を見ていただくと、地上1階(Ground Floor)の4部屋にわたっていることがおわかりいただけると思います。
上階と同じくそれぞれ壁紙が異なり、部屋を移動するたび新鮮な気持ちに。
武器コレクションの中でも特に目を引くのがこちらの展示です。
今にも動き出しそうですね。
見るからに重そうですが、実際かなりヘビーです。
Weight : 27.161 kg, Total for man's armour
Weight : 30.07 kg, Total for horse's armour
参考:
Wallace Collection Online - The Collection | Result
これを装着して走り回るなんて過酷すぎ…
その他の武器コレクションのハイライトはこちら☟
THE WALLACE RESTAURANT & CAFÉ
館内にはカフェも併設されております。
※残念ながら2020年9月8日現在、コロナウイルスの影響で営業停止中ですが、
ピンクの壁が可愛く、館内から様子を眺めるだけでもテンションが上がります。
営業再開が待ち遠しいですね。
↺ 2022年3月現在、
営業時間は 10:00~17:00(ラストオーダー16:30)となっています。
詳しくは下記公式HPをご確認ください☟
ウォレス・コレクションに訪れる際の注意点
※2020年9月8日現在、コロナウイルスの影響で事前予約が必要です。
また、opening times も現在短縮されています。
※2021年1月現在、イングランド3度目のロックダウン中のため、一時閉館となっております。
※2021年6月現在、コロナウイルスの影響で事前予約が必要です。
↺ 2022年3月現在、事前予約なしで入館できます。
※最新情報につきましては、下記公式HPからご確認ください。
おわりに
こんなに素敵な美術館ですが、目立つ外観ではなく知名度もあまり高くはないため、
見逃してしまう旅行者も少なくないと思います。
私がこの美術館を知ったきっかけは、
Instagramでフォローさせていただいている mikitravelgram様の下記のブログ記事でした。
mikiさんのブログは日本語・英語両方で書かれています。
読書家で本のレビューもたくさんされています。
Instagramも素敵なお写真ばかり♡
イギリス人の旦那様と何度かロンドンのご自宅から IG LIVE をされていたこともあり、とても可愛いくて癒されました。
mikiさんがこの美術館を訪れるきっかけを私に与えてくださったように、
この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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