トラリブ Travel Blog

 【帰りたくなる場所】が増える旅

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【アイルランド・イギリス】ワーホリに行く前に不安に思っていたこと

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Ireland(2016/10/17)

 

住み慣れた土地を離れて、単身で始める新生活。

楽しみではありますが、同時に不安な気持ちもありますよね。

 

言葉や文化の壁を乗り越えて、一人でちゃんとやっていけるのか。

すぐに家や仕事を見つけられるのか、

考え始めるとだんだん怖くなってきます。

 

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Dublin, Ireland(2016/04/26)

 

私はこれまでワーキングホリデー制度を利用して、

アイルランド(2016年4月~2017年3月)

イギリス2019年3月~2021年3月)で生活をしていました。

(帰国後は地元の大阪で暮らしています。)

 

帰国した現在、

ワーホリを始める前に不安だった3つのことを振り返って考えてみたいと思います。

 

今後ワーホリ・長期留学をしたいなと考えている人へ、

何かのヒントになれば幸いです。

 

 

① 帰国後「海外で生活していたのに、その程度の語学力なの?」と思われることが不安だった。

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Stephen's Green Shopping Centre
(2016/04/26)

 

まだ出発もしていないのに、帰国後の他人の評価を気にしてどうするの?って話なのですが (笑)

当時はわりと本気で恐れていました。

 

 

アイルランドワーホリの前に海外へ行ったことは何度かあったものの、

長期間(1年近く)日本を離れることになったのはその時が初めて。

 

『英語圏で生活をしていたら、勝手に英語が話せるようになる』

そんなものは幻想ですが、それまでは

 

「ずっと日本にいたんだから、うまく英語が話せなくても仕方がない」

 ……とどこか諦めていたこともあり

(留学をしなくても流暢に話せる人はたくさんいるので、単純に私の努力不足ですが…)

もうその言い訳を使えなくなるのが怖かったのです。

 

 

帰国後は(もっと流暢に話せるようになりたいという気持ちはありますが)、

英語で話すことへの抵抗は減り、

他人の目も渡航前に比べると少し気にならなくなりました。

 

 

② 仕事が見つからず、途中で帰国せざるを得なくなる状況に陥ったら…と考えると怖かった。

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約1年間滞在していた街、Shankill
(2016/10/30)

 

近年アイルランドワーホリの人気も高まりつつありますが、

私が渡航した当時(2016年)はまだまだマイナーな国で、

それまでは毎年定員割れをしている状況でした。

(日本からアイルランドワーホリのビザを取れる枠は、1年間で400人が上限です。)

 

アイルランドワーホリの経験談、情報収集も簡単には手に入らず…

 

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Dublin のシンボル、The Temple Bar
(2016/04/26)

 

一人ですべての手続きを行う自信がなかったため、留学エージェントに頼ることにしたものの、

カウンセリングで脅し?のようなことまで言ってくるところもあり、さらに不安が増大してしまいました。

 

(今思うと本気度を試されていただけなのかもしれませんが)

ある留学サポート会社では、その会社で勤めている同僚の方(長期留学経験者)でもアイルランドワーホリ中に仕事が見つからず、途中帰国をすることになったらしく「アイルランドはやめておいたほうがよい」と強く諭されました。

 

私がアイルランドにこだわる理由も聞かずに、

「カナダの方がいいですよ」と勝手な提案までされたので、不安を超えて不信感しか抱けないようなところも…。

 

複数のエージェントのカウンセリングを受けましたが、アイルランドに精通している人は少なく、残念ながらあまり有益な情報を得ることはできませんでした。

 

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Killiney Hill Park(2016/10/19)

 

せっかく入った会社を辞めて渡航するのだから、簡単には帰国できないというプレッシャーもあったので、

「仕事探しがそんなに難しいなら、私にはアイルランドは無理か…」と諦めそうになったのですが、運よく応援してくれるエージェントに巡り合うことに!

 

担当をしてくださった方は、学生の頃に1年間イギリスで語学留学の経験をお持ちでアイルランドにも詳しく、「絶対見つかるよ!大丈夫!」と力強く背中を押してくださりました。

語学学校にも2ヵ月半通うことにしたのですが、私に合った素敵な学校を選んでいただきました。

 

語学学校終了後は日本食レストランではありましたが、

ホールスタッフとしてのアルバイトを見つけることができたときはほっと一安心。

(首都のダブリンにあったYO! Sushiというレストラン(回転寿司のお店)です。今は残念ながら美容サロンに変わってしまいました。)

 

「海外に行ってまで日本食レストランで働いて、日本人と戯れることに意味はあるのか」という厳しい意見を耳にすることもありますが、

アイルランドの場合は日本食レストランで働いても日本人に出会えるのはラッキーだと思います。

 

日本食も手に入れるのが大変なため、売れ残ったお弁当などをタダでいただけるのはとても貴重で、

日本がすきな現地の常連さんと仲良くなれたり(実際にFacebookを交換して一緒にカフェに行ったりあそんでくれるお友達もできました)「日本食レストランで働くメリット」って大きのでは…と個人的には感じます。

 

(まかないでカレーや唐揚げを注文できたり、働いている間は日本食ロスにならずに済みました(笑) 

ポーランド人スタッフも多かったので、たまにポーランドの伝統料理を作ってもらったり、単に食費が浮くというよりかは寧ろそれが楽しみに。)

 

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バイト中にお客さんからプレゼントでいただいたイラスト!
日本がすきな人も多く、
ちょっとした雑談が癒しの時間でした。



イギリスでお世話になった会社(2社)はどちらもオフィスワークでしたが、

その前に 2週間ほど日本食レストランでもアルバイトをしました。

 

マンチェスターでお世話になった日本食レストランでは、キッチンスタッフも含め日本人は私一人だったので、意外と日本語を使う機会は限られているのかなと思います。

(※滞在する国・地域によって異なる可能性はあります。)

 

イギリスにおける仕事探しの体験談はこちら☟

(オフィスでの仕事用)

 

フルタイムの仕事をゲットした後に、忘れてはならない手続き☟

 

「アイルランドで自分がやりたいと思う仕事を探すのは困難」というのは事実ですが、

仕事内容に強いこだわりがなければ、「仕事が見つからない」ということはないと思います。

 

 

留学エージェントを利用するメリットは、複雑な手続きの代行やサポートをしてもらえることももちろん含まれますが、

留学前の不安定な気分・状態のときに、精神面のサーポートもしてくれるのかという点も含めて、自分に合った会社をしっかりと見極めたいところ。

 

私がお世話になったのは Z会グループの ISS留学ライフ さんです。

 

渡航前に英会話のレッスン無料で何度でも受けることができます

(短期の語学留学の場合も同様に利用可能です。)

 

日本にいる間に語学力を上げておきたい方や

同じ夢を持つ仲間・友達を作りたい方は、参加するとよい刺激を得られるのでおすすめです。

 

③ 日本に帰国後の仕事探しがうまくいくか不安だった。

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Forty Foot(2016/05/14)

 

今でこそ「転職をするのは別に珍しいことではない」という風潮が定着してきましたが、

私が学生の頃は『転職をする=忍耐力がない』というようなマイナスなイメージを持たれることが一般的でした。

 

ワーキングホリデーで海外生活をすることに対して「働き盛りの年齢なのに、海外でフラフラしていてよくない」という後ろ向きな意見を持たれることも多く、

帰国後に就きたい仕事も特に決まっていなかった私は、将来どうすればよいのか不安でした。

 

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Phoenix Park(2016/05/08)

 

正社員として働いていた会社を辞める前、

人事部の方や社長からも「1年後に帰国したとき、また一緒に働きませんか?」と有難くもお声がけしていただいたのですが、

もっと違う世界を見てみたいという漠然とした思いを捨てきれなかったため、『元の場所に帰る』という選択肢は外すことに…。

 

(渡航前に読んでいたブログで、実際にワーホリ後に元の職場に戻った体験談を記している人もいて、そういう生き方もあるんだな~、すごいな~と思ってはいたのですが…。)

 

 

帰国後はご縁があって全然違う職種を選ぶことにしたのですが、

学びも多く、アイルランドから戻ってきて渡英するまでの2年弱も充実した時間を過ごすことができました。

 

 

大学卒業後から現在までの流れを簡単にまとめるとこんな感じです☟

 

 

<正社員>メーカー兼商社の
     中小企業で事務(約3年)

       

 ★ アイルランドワーホリ(約1年)

       

<契約社員>劇場の案内係・受付(約2年)

       

 ★ イギリスワーホリ(約2年)

       

<派遣>博物館の館内スタッフ(←現在)

 

 

「正社員でなければ」と雇用形態を気にする人の場合、

これは望ましい変化には見えないのかもしれませんが、

私自身は好きなことに繋がっている仕事に就けたことを、とても嬉しく思っています。

 

そしてこのコロナ禍で雇っていただいたのは、本当に幸運でとても有難いことだと感謝しています。

 

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Howth Pier(2016/10/16)

 

仕事選びは人によって重視する点が異なると思いますが、

ワーホリ後に明確にやりたいことが決まっていなくても、選択をしなければいけない状況になれば自ずと道は見えてくるのではないかと思います。

(人によってはそのままその国に留まったり、また別の国で生活する道を選ばれる方もいたり、行って経験してみないと未来なんてわかりませんよね。)

 

 

アイルランドから帰国するときも、イギリスから帰国するときも、

どんな未来が待っているのかまったく想像できませんでしたが、

就きたい職業が決まっていなかったからこそ、それだけ選択肢も広がったのかもしれません。

 

 

おわりに

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バイト帰り、海沿いを走る列車DARTの車窓から
(2017/01/01)

 

見えない将来のことを考えると不安になってしまいますが、この世界に「絶対」なんてものは存在しないし、

ワーキングホリデーには年齢制限もあります。

 

このパンデミックが起きてから「いつかやってみたい」と思うこともタイミングを逃せばできなくなってしまう、

先送りにしていては何もできないまま終わってしまうということを改めて痛感いたしました。

 

どんなことでも、やってみて失敗をしたとしても、

その分経験値は上がるし、意味のないことはないと信じています。

 

 

「ワーホリをしてみたいけど不安…」渡航前はそう思っていましたが、

結果的にとても充実した時間を過ごすことができ、人生がより豊かなものになりました。

 

行ってよかったと心から思えるからこそ、同じ不安を抱えていて一歩が踏み出せない方がいるのなら

状況が許すのであれば、その「やってみたい」という気持ちを押し殺さずに、

ぜひチャレンジして新しい世界を見てほしいなと願っています。

 

 

 

コロナ禍で「今すぐ海外に行く」というのは現実的ではないかもしれませんが、

いつかその時が来たときのために、今のうちから少しずつ情報収集をしてみたり、英語の勉強に力を入れるなど、準備できることはたくさんあると思います。

自分に合った留学先や、どんなプランがいいのか、準備は何から始めればよいのか…どこから手を付けたらよいのかわからないという方は、留学エージェントに相談してみるのもおすすめです。こちらは実際に私がお世話になった会社です。(LINEでも気軽に相談に乗ってもらえます。)

 

 

ワーホリ中に語学学校に通うべきか悩んでいる方へ。

私の体験談(イギリス・マンチェスターで過ごした4週間で得たこと)をもとに、語学学校に通う5つのメリットを下記の記事でご紹介しています。何かの参考になれば幸いです。

 

 

貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

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