「本と出会うための本屋」がコンセプトのブックカフェ、
【文喫 六本木】
2018年12月に日本初の「入場料がある書店」としてオープンしました。
店内には約 3万冊の個性的な書籍が並びます。
(気に入った本は購入することも可能です。)
本好きな人も、少し本から遠ざかって生活していた人も
1日のんびりと過ごしたくなる、
東京・六本木でおすすめのブックカフェをご紹介いたします。
この記事に掲載されている写真は、2022年3月上旬、【文喫 六本木】を訪れたときに撮影したものです。(使用カメラ:OLYMPUS PEN Lite E-PL5)写真に加工はしておりません。
文喫とは
文化を喫する、入場料のある本屋。
人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約三万冊の書籍を販売します。
一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、小腹を満たすことができる喫茶室を併設しています。エントランスでは約九十種類の雑誌を販売。
普段はあまり出会うことのできないラインアップも交え、来店されたお客様の新たな興味の入り口となります。また、企画展も定期的に開催します。
引用元:文喫とは – 文喫 BUNKITSU | 本と出会うための本屋。
店内は5つのエリアに分かれています。
壁一面にずらりと雑誌が並ぶ一階エントランスは
企画展示も定期的に行われます。
※このエリアのみ、無料で入場可能です。
2023年2月現在は、こちらの展示が開催されています☟
日本にいたら間違いなく訪れていたヒグチユウコさんの個展。HPもかわいすぎます♡☟
2022年3月上旬に訪れたときは「木(食)人 ~森の食用化を試みる実験~」という企画展が行われていました。
★ これまで・これからの企画展については、こちらからご確認いただけます☟
企画展/イベント – 文喫 BUNKITSU | 本と出会うための本屋。
文喫のたしなみ方
入場料 1,650円(税込) ※土日祝は2,530円(税込)
一、総合受付で入場バッジを受け取る
二、飲食受付で珈琲・煎茶(おかわり自由)を受け取る
三、じっくりと本を選び、好きな席で過ごす
四、意中の一冊と出会うかもしれない
五、店内の全ての本が購入可能
六、お帰りの際は入場バッジを受付に返す
引用元:文喫とは – 文喫 BUNKITSU | 本と出会うための本屋。
(2023年 2月確認)
私が訪れたときは利用客も少なく、
ゆっくりと落ち着いて過ごすことができました。
珈琲・煎茶(HOT/COLD)も飲み放題なのが有難いですね。
他にも有料でカフェラテやロイヤルミルクティー、
ソフトドリンク、アルコールなどの販売もあります。
★ 「喫茶」の項目にデザートやフードメニュー (PDF) も載っています☟
席を離れる際に荷物が不安な方は、コインロッカーも使用できます☟
選書室
1階エントランスから、階段を上がってすぐの場所が 「選書室」
斜めになっている本棚が特徴的です。
ジャンルごとに分けて陳列されています。
どの本屋さんに行っても、まずは旅関係の書籍へと足が自然と向かってしまう…
国内と海外に分かれていました
表紙の写真はボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルに架かる橋。
平和の象徴とされています。2022年9月に実際に訪れることができました。
大型書店ではあまり見かけない、
少し個性的な本が並んでいるのも「文喫」の最大の魅力の1つ。
ディスプレイも単なる著者名の“あいうえお順”ではなく、
同じテーマの中で、ニッチな世界からより広い世界へと興味の対象が広げられていくような並べ方だったり、
日本文学コーナーの場合は「作家のデビュー年代順に並べる」という担当スタッフのアイディアが活かされていたり(参考:「文喫」副店長・林和泉が自身に課す“セブンルール”「お客さんと本の仲人に」 - フジテレビュー!!)、
自然と「本との新しい出会いが生み出される」ような工夫が施されています。
読み終わった本は「返本台」というラックに戻しますが(まるで図書館のようですね)、
スタッフさんによってどの棚にどの順番で戻されるのかが少しずつ変わってくるため(スタッフさんが関連すると感じられた場所に返却されます)、
何度訪れても、新しい本との出会いを楽しむことができます。
どのジャンルも面白そうな本が並んでいますが、
私が最も気になった場所は「閲覧室」と呼ばれる、
「選書室」からまた少し階段を上ったところにある本棚のコーナーです。
建築・デザイン・ファッションの他、たくさんの絵本が置いてあります。
閲覧室
12席用意されている、緑のランプがかわいい閲覧室。
机は電源も繋げられるため、パソコン作業をしている利用客が多い印象でした。
この後ろにある本棚にアート関連の本棚があります☟
文喫を訪れた日の午前中は、東京都庭園美術館で開催されていた展覧会、
【奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム】を見に行きました。
その影響もあり、ファッション関係の本にも広がる関心…。
ジブリ関連の本は、こちらと1階エントランスの雑誌コーナーにもあります。
大好きなヒグチユウコさんと酒井駒子さんのコーナーも♡
絵本って、昔はこどものために作られたものだと思っていたのですが最近では、大人になったからこそわかる、むしろ大人にならないとわからないような楽しみ方がたくさんあるのだなと気付きました。
衝撃的なラストを迎えるこちらの作品☟
シンプルでかわいいイラストと対照的なストーリー展開。
フランス語から翻訳された絵本です。
こちらの絵本を含むいくつかの書籍は、
実はここで働く友人がセレクトしてくれた本です。
本を選んでくれている友達☟
喫茶室にて、コーヒーと共にじっくりと楽しみました。
喫茶室と研究室
写真(上)には写っていませんが、「研究室」 にも本棚があります。
ガラスの扉で締め切られているスペースなので、打ち合わせをしたり、
友達と談笑することも可能な部屋です。
お食事もできる 「喫茶室」 は、観葉植物がたくさんあり、
癒しのカフェスペース。
窓越しには、寝そべりながらリラックスして読書を楽しむことができるエリアもあります☟
選書サービス
3万冊の本が並ぶ、文喫。
どれも面白そうな本ばかりですが、だからこそ
自分に合った一冊を見つけるのが難しかったりもしますよね。
どんな本を買えばよいのか悩んでしまう場合は、
(有料になりますが)本のプロにお任せするのもひとつの手段。
テーマやジャンル、本の好みや利用シーンを伝え、
本に詳しい書店員さんに選んでもらいましょう。
★ 詳しくは公式HPをご確認ください☟
旅好きな私のために、友達が選んでくれた2冊☟
しかも図書カードまでプレゼントしていただき、至れり尽くせり…
本当にありがとうございます。
文喫のイメージカラーである、かわいいピンク色のブックカバーで包んでもらいました。
どちらも繰り返し読みたくなる本なので、簡単にご紹介。
各地のさまざまな言語の中にある、「幸せのとらえ方や解釈」
多様な文化それぞれに根ざした「幸せ」にまつわる、
翻訳することができないユニークな言葉、50個が取り上げられています☟
全ページカラー印刷で、紙質にもこだわりを感じます。
ときどきぱっと開いて読みたいページを読む、なんてことができる紙媒体の良さを大切にしたい一冊。
街散策と同じくらい、公園や自然の中を歩くのがすきなのですが、
そんな私のことをよく知る友人だからこそ選んでくれた1冊。
『自然界への探検』ってやっぱりいいなぁと改めて感じます。
挿絵のようにたくさんのカラー写真が挿し込まれているのも特徴的。
フィルムカメラで撮られたような、柔らかい、一瞬一瞬の自然の美しさを見るだけでも、
この本を手元に置いておきたくなる理由には十分です。(実際にスロバキアにも連れてきました。)
文喫 基本情報
営業時間 | 9:00~20:00 |
(L.O.19:30) | |
入場料 | 1,650円(税込) |
※土日祝の場合 2,530円(税込) | |
電話番号 | 03-6438-9120 |
定休日 | 不定休 |
席数 | 90席 |
アクセス | 地下鉄日比谷線・大江戸線六本木駅 |
3・1A出口より徒歩1分 |
公式HPはこちら☟
おわりに
とても居心地のよい空間で、
時間を忘れて滞在を楽しむことができました。
近くに住んでいれば定期券を購入し、
勉強やブログを書くことに集中するための
サードプレイスとして利用したい理想的なブックカフェ。
本との新しい出会いがある場所、「文喫」で
思い思いの時間をぜひ楽しんでくださいね。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
にほんブログ村のランキングサイトに登録しています。
ポチッと押して応援していただけると励みになります。
よろしくお願いいたします
☟
୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧
ブログに載せきれなかった写真は
Instagram の投稿やストーリーにもアップしています。
合わせて覗いてもらえるとうれしいです( ˶´v`˵ ) ⇩
https://www.instagram.com/tra_live_/
୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧ ∴∵∴ ୨୧