ローマから日帰りで訪れることができる街、オルヴィエート。
イタリア3大ゴシック建築のひとつであるドゥオーモ(オルヴィエート大聖堂)があることで有名ですが、それ以外にも見どころがたくさんあります。
この記事では、オルヴィエート観光で訪れたいスポットをご紹介いたします。
\イタリアのマイナースポットも掲載/
オルヴィエート、チビタ情報もあり!
⚘ 2024・2025年最新版★イタリアガイド ⚘
ローマで訪れた場所はブログには載せていませんが、X や Instagram で発信しています。
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 26, 2024
📍 Rome, Italy 🇮🇹
⛪Basilica of Sant'Andrea della Valle
天井装飾が美しすぎる、
イタリア・ローマにある教会
入ってすぐの場所に設置されている
鏡のおかげで、細部まで見ることができます。 pic.twitter.com/NxVoZDjX73
- オルヴィエート大聖堂【Duomo di Orvieto】
- 陶器屋さん
- ジェラート屋さん【Gelateria Il Gelato Di Pasqualetti】
- グアルヴェリオ・ミケランジェリ通り【Via Gualverio Michelangeli】
- 路地裏散策
- 井戸【Pozzo di San Patrizio/Pozzo di San Patrizio】
- 展望スポット【Ruins of Etrurian Temple of Belvedere】
- オルヴィエートへのアクセス
- おまけ~街歩き中に出会った野良猫~
- おわりに
オルヴィエート大聖堂【Duomo di Orvieto】
イタリアの3大ゴシック建築のひとつである、オルヴィエート大聖堂
(残り2つはミラノ大聖堂とシエナ大聖堂)
オルヴィエートのドゥオーモの建設は3世紀にもわたり、のべ33人の建築家、152人の彫刻家、68人の画家、90人のモザイク師の手が加えられたといわれています。
私が訪れたとき(2024年6月)は一部工事中でしたが、問題なく拝観することができました。
左奥の礼拝堂の入口の壁には、大きなパイプオルガンがあります。
5500本ものパイプからできた、イタリア最大級のパイプオルガンは迫力満点。今も現役でミサの時に奏でられます。
運よく演奏の練習をしているときに立ち会えました☟
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) July 8, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹 #DuomodiOrvieto#OrvietoCathedral #オルヴィエート大聖堂 #パイプオルガン はイタリア最大級
5500本ものパイプが使用されています pic.twitter.com/7pPlDSqbFs
ドゥオーモの必見ポイントは、聖ブリッツィオ礼拝堂です。
ドゥオーモの右側の袖廊にあり、壁一面がシニョレッリのフレスコ画で飾られています。
天井と壁に描かれたフレスコ画のメインテーマは『最後の審判』であり、これに関連したエピソードや人物が描かれています。壁上部には『キリストに敵対する者の話』『世界の終焉のシーン』『肉体の復活』『地獄に堕ちた者』『地獄に堕ちた者の追放』『天上の諸聖徒』『選ばれた者が天国に召還される』が描かれています。
引用元:聖ブリッツィオ礼拝堂とルカ・シニョレッリ:イタリアでも有数の美しいフレスコ画とその誕生秘話 | アーモイタリア
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) July 8, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹 #DuomodiOrvieto#OrvietoCathedral #オルヴィエート大聖堂 pic.twitter.com/Qk8Oq7i5IV
他の壁も美しいフレスコ画が全面に描かれています。ぜひじっくりと鑑賞していただきたいです。
陶器屋さん
陶器の街としても有名なオルヴィエート。
街を歩いていると、色鮮やかな陶器が店頭に並んでいるお店をよく見かけます。
オルヴィエートの陶器産業は1920年代に工芸品として復活したと言われています。
オルヴィエートでは、中世時代(11世紀~14世紀)に作られた色鮮やかな陶器が、井戸や地下洞窟から発掘され、当時それを町の産業の一つとして再現したのが始まりです。そのためオルヴィエート陶器は、800年以上前に作られた色やデザインがベースとなっていて、主に「神話」の中の動物や自然がモチーフとした可愛い絵柄が多いです。
南イタリアの色鮮やかなマヨルカ焼きとは異なり、ここオルヴィエートの陶器は「黒と緑」がベースのとても落ち着いた「大人の雰囲気」を持っています。
引用元:オルビエート土産にもおすすめ、陶器店『ラルピア』我が家の食器はすべてここで揃えました | アーモイタリア
この旅では陶器の街として知られるデルタへ行く予定だったため、私はオルヴィエートでは特に買い物はしませんでした。残念ながらスケジュール変更を余儀なくされる事態が起こり、デルタへは行けなくなってしまったため、今となってはオルヴィエートで何か記念に購入しておけばよかったなと後悔しています。
今回は購入はしていませんが、次回訪れる際に入ってみたいお店を記録として残しておきます☟
オルヴィエートで生活されていた方が紹介されていたお店☟
ジェラート屋さん【Gelateria Il Gelato Di Pasqualetti】
ジェラートが美味しくて安いイタリア🍨
オルヴィエートにもいくつかジェラート屋さんがありますが、
地元の人にも人気のアイスクリームショップはこちら☟
以前オルヴィエートに滞在されていた方による ブログ でおすすめされていたフレーバー Pompelmo Rosa(ピンク・グレープフルーツ)と Fragoline con panna(木イチゴと生クリーム)は残念ながらありませんでしたが、
代わりに注文したパッションフルーツ×イチゴ🍓はとてもさっぱりしていて、暑い夏にぴったりでした😋💕
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) July 10, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
📌 Il Gelato di Pasqualetti Orvieto
いくつかあるジェラート屋さんの中でも
オルヴィエートに 7, 8年住んでいた方が
ブログでおすすめされていた場所がこちら。
ドゥオーモのすぐ近くにあります。
暑かったのでパッションフルーツ×イチゴを🍓🍨 pic.twitter.com/sVzFDKs7uJ
甘いデザート系から爽やかなフルーツ系まで種類も豊富なので、ぜひ滞在中に試してみてください。
グアルヴェリオ・ミケランジェリ通り【Via Gualverio Michelangeli】
時計塔(Torre del Moro Orvieto)があるメインストリートから、一本入ったストリート
緑のトンネルのようになっていて、クラフトショップやレストランが並んでいます。
あまり時間がなかったため、ゆっくりとお店を見ることはできませんでしたが、多くの観光客で賑わっていました。
ミケランジェリ工房は、1798年から2世紀も続く、世界的に有名なデザイン工房です。
ストリート自体がかわいいので、ぜひ散策してみてください。
時計塔のあるメインストリートはこんな雰囲気です☟
メインの通りには、おすすめの文房具屋さんもあります
店頭にあったポストカード、デザインがとてもかわいかったです
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 21, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
オルヴィエートの文房具屋さん✒️
レトロかわいいポストカードは
1枚 €1 でした🥺💓
Legatoria Koinè - Shop di Orvieto
📌Corso Cavour, 147, 05018
Orvieto TR, Italy pic.twitter.com/3UarY3x6X0
店内も快く撮影許可をいただきました。
路地裏散策
グアルヴェリオ・ミケランジェリ通りもかわいいストリートですが、
メインの通りからひとつ入るだけで、魅力的な路地がたくさんあるオルヴィエート。
地図を置いて、心が赴くままに路地をふらふらお散歩してみましょう。
迷子になるのが楽しい街です。
井戸【Pozzo di San Patrizio/Pozzo di San Patrizio】
オルヴィエートは井戸もメジャーな観光スポットのひとつ。
有名なのは、以下の2ヶ所です。
- 聖パトリッツィオの井戸(Pozzo di San Patrizio)
- カヴァの井戸(Pozzo della Cava)
聖パトリッツィオの井戸(Pozzo di San Patrizio)
ケーブルカーの山頂駅隣にある、クレメンス7世の希望により、1527年につくられた井戸です。
深さ54m、2重螺旋構造となっている248段の階段を降り、井戸の底へ行くことができます。井戸には72個の窓が開いており、幻想的な雰囲気です。
引用元:【オルヴィエート(ORVIETO)】壮麗な大聖堂を有する天空の街 | イタリアで暮らそう
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) July 10, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
📌 Pozzo di San Patrizio
時間が足りず訪れていませんが、
オルヴィエートは井戸でも有名!
体力に自信がある人は
挑戦しても面白いかも🙌
16世紀に作られたもので248段の階段を
のぼりおり…😇 入場料は €5 pic.twitter.com/vFbKLDnHfN
★入場料:€5
カヴァの井戸(Pozzo della Cava)
街の中心部にある深さ36 メートルの井戸です。古くはエトルリア時代(紀元前6~5世紀)に遡ります。1527 年、ローマから避難してきた教皇クレメンス 7 世により、エトルリア時代の構造を拡張して泉水を汲み出すことができるようにしました。
引用元:【オルヴィエート(ORVIETO)】壮麗な大聖堂を有する天空の街 | イタリアで暮らそう
★入場料:€4
展望スポット【Ruins of Etrurian Temple of Belvedere】
ベルヴェデーレ神殿のそばには展望スポットがあります。
丘の上に作られたオルヴィエートの旧市街から見下ろす景色は絶景✨
この奥には急な崖があり、絶景が広がっています☟
この下にオルヴィエートの鉄道駅があります。(バス乗り場も鉄道駅のすぐ近くです。)
ここまではロープウェイで簡単に上り下りすることができます。
この展望スポットからケーブルカーも見ることができます🚠
オルヴィエートへのアクセス
ローマからオルヴィエートへは、乗り換えなしで電車 1本で到着します。
- 急行 (RV) 直通 約1時間20分
- 2等車で片道 €10.75(2024年6月当時)
フィレンツェからでも日帰り旅行は可能です。
- 急行 (RV )直通で約2時間15分
オルヴィエートの鉄道駅を出ると、目の前にフニコラーレ(ケーブルカー)乗り場があります。大きな荷物がある人は、鉄道駅近くのカフェで荷物を預けてからケーブルカーで旧市街に向かうとよいでしょう。
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 20, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
オルヴィエート鉄道駅には
コンビニ的なのも入ってます
荷物預かりを尋ねると、
階段を下りるようにと。
降りてすぐ左手に売店(写真3枚目)
4時間 €5 (荷物ひとつ)🧳
営業時間は17:00まで。軽食販売あり🥯
ケーブルカーのチケットも購入可能です
🚟 往復 €2.6 pic.twitter.com/cAeSqy9eA3
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 20, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
オルヴィエート🚟ケーブルカー
行き(上り・左)と帰り(下り・右) pic.twitter.com/lR5x6EI0b2
おまけ~街歩き中に出会った野良猫~
最後に街歩き中に出会った猫の写真・動画を。
私がすきになる街はたいてい野良猫が多く、人慣れしています。
イタリア🇮🇹オルヴィエートで出会った🐈️💓
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 20, 2024
ローマから電車で2時間弱でアクセス可能🚃
イタリア3大 大聖堂⛪のひとつもあり、
有名な井戸もありますが、
かわいい路地も多く、散策が楽しい街。
これから電車でスペッロへ向かいますが、
その間に少し旅の振り返りを、、、 pic.twitter.com/ewOTBmePnh
オルヴィエートでも何匹か見かけましたが、触れせてくれたのはこの子だけでした☟
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) July 8, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
かわいい路地を撮影していたら
突然飛び出してきたねこさま🐈️🤍
端正なお顔立ちだけれど
めちゃ野生的でした…😇 pic.twitter.com/d7koEOnwEf
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) July 8, 2024
📍 Orvieto, Italy 🇮🇹
ねこさん③ pic.twitter.com/HZMcI01iiO
人に対してフレンドリーというよりかは、大して興味をもっておらず「触りたいならすきにすれば」という感じでした。(それもまたとてつもなく愛おしい…🥺)
他のねこたちは近付くと逃げてしまったり、遠くにいて写真には収められませんでしたが、どの子も端正なお顔立ちでした。
運がよければ美しい野良猫たちに出会えるかも💗
おわりに
ローマから日帰りで訪れることができる街は他にもありますが、
お花に囲まれた、美しい中世の街並みを楽しむことができるスペッロは特におすすめ!
小さな田舎町ですが、フェスティバルの際には世界中から観光客が訪れます。
スペッロについてはこちらの記事にまとめています☟
◆◆◆
X や Instagram でも旅の記録を残しています('ω')
今朝までローマにいたけれど
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 23, 2024
もうすでに遠い過去のように感じる…
明日からまた仕事、日常が戻ってくる。
12年ぶりに訪れたローマも、
今回初めて旅をしたオルヴィエートも
スペッロも全部最高でした
旅の記憶はいつまでも色褪せないけれど
鮮明に思い出せるうちに
記録に残していきたいと思います pic.twitter.com/b3YfoSmnCJ
⌚ June 2024
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) June 25, 2024
📍 Rome, Italy 🇮🇹
イタリア・ローマの路地④ pic.twitter.com/gUNg6o7U7n
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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