数日間の海外旅行や数週間の留学では、
慣れない土地で少し不便だと感じても、なんとかやり過ごせるかもしれませんが、
海外生活が長くなるにつれ、
「日本だったら簡単に手に入るのに…」と思うものが見つからなかったり、
高額で買えなかったりすると、それは大きなストレスになってしまいますよね。
海外生活5年目の筆者が、ヨーロッパでは見つけにくいと感じた、
【日本の便利なアイテム】20個を、持ってくるべき理由と共にご紹介いたします。
※「海外生活」と一括りに言っても、住む国・都市によって、環境は大きく異なると思います。この記事でご紹介する「海外では手に入りにくいもの」というのは、ヨーロッパの中でも、観光で訪れる日本人が少ない地域での生活についてお伝えしています。
● 筆者の来歴 ●
大学を卒業後、約3年間勤めていた会社(営業事務・貿易事務)を辞めて1年間のアイルランドワーホリへ。帰国後は大阪の劇場で案内係として2年間勤務し、YMSビザ当選をきっかけにイギリス・マンチェスターに2年滞在。その後、帰国して大阪の博物館で館内スタッフとして約1年間働いた後、30代で最後のワーホリ、スロヴァキアへ。現在はワーホリビザから長期滞在ビザに切り替え手続き中。日本とヨーロッパを行ったり来たりしています。
日用品
洗濯ネット
海外でも洗濯ネット自体は販売されていますが、
日本で売られているような大容量のものや、
かわいいデザインのものは見つけられません。
(海外では需要が少ないため、シンプルなものでもやたら高い)
大事な衣服を守るため、日本から持ってこないと後悔するアイテムです。
※コインランドリーはもちろん、家庭用のドラム式洗濯機も日本より洗浄力が強めです。
100円ショップで簡単に手に入る裁縫セットですが、
海外ではこんなにコンパクトに
必要な分だけまとめられているのを見たことがありません。
旅行中に鞄がちぎれてしまったときにも
この裁縫セットに助けられました。
(10kgの重みにひもが耐えきれませんでした😂)
海外でももちろん売られていますが、
掃除道具なのか!?…と思うほど、大きなものばかり。
子供用の歯ブラシでさえ、ちょっと大きいなと思ってしまいました(笑)
口が小さい人は特に、日本からたくさん持って来ることをおすすめします。
実は30代になった今でも、爪を切るときは
赤ちゃん用の爪切りはさみを使っています(笑)
深爪気味に短くするのがすきです
ささむけができたときもちょんと切りやすく、
何かと重宝するので日本から持って来ています。
料理グッズ+調味料
通常のお箸なら、アジア系のスーパーに行けば大抵手に入りますが、
菜箸を販売しているお店にはなかなか出会えません。
日本の 100円ショップでは、2つセットで売られていたりします。
軽くてかさばらないので、持ってくることをおすすめします。
もちろん通常のお箸も、日本の方が機能・デザインがよいものが安くで手に入るので、自分用に持ってきた方が◎
ただ、海外でもマイ箸を持っている人は珍しいわけではないため、お土産としてはあまり感動されることはないかも…
アジア系のスーパーに売っていることはありますが、
思ったよりも値段が高くてびっくりした記憶があります。
こちらも100円ショップで買うことができるので、
持ってきて損はないはず。
アジア系のスーパーに行けば売っていますが、
日本で販売されている価格の倍以上の場合も…。
軽くてスペースも取らないので、
スーツケースに多めに入れて来ると◎
学校や職場、ジム、旅行に出かける時に必要なドリンクボトル。
海外でも売られていますが、10€ 以上するお店も…
日本なら10分の1の値段で、もっとかわいいデザインで、
いろんなサイズから選ぶことができます。
仕切りが付いて100円という驚きのクオリティー!迷わず買いました(笑)
衣類
旅人の必需品のひとつ、ウルトラライトダウン。
移動中のバスや電車の中、冷え込む朝晩に備えて、
鞄の中に入れておくと、思わぬ気温の変化にも対応できます。
空港や機内は極寒だったりするので、日本を出て早速役立つかも!
冬は雪が降る国も多いので、コートの下に着ても◎
服は現地調達できますが、
自分に合ったサイズの下着を見つけるのは至難の業!
そしてナイトブラは(私の探し方が悪いのかもしれませんが)
海外ではなかなか見つけられません…
できるだけたくさん、日本から持って来ることをおすすめします。
メディキュットは、一時帰国の度に新調したいアイテムのひとつ。
長時間のバス移動や、短時間でも飛行機に乗ると、
気圧の変化で浮腫んでしまう足。
旅行中はもちろん、立ち仕事をしている普段の生活でも欠かせない、
私にとっては必需品のひとつです。
文房具類
日本では珍しくない、0.38mmやそれ以下のボールペンは
海外では高級品です。(0.7mm以上が一般的)
日本では普通だと思っていたボールペンは、
なめらかで書き心地のよい、超高品質な筆記具でした。
水のりやスティックのりは、「手が汚れる&紙がふにゃふにゃになる」ので
私は断然テープのり派です。
ところがヨーロッパではテープのりは主流ではなく、
売っている文房具屋さんがあっても、衝撃的な価格。
旅のチケットなどを手帳に張ったり、何かと使う機会があるので、
私はいつも3個以上は日本から持って来ています。
和紙テープと呼ばれることもあるくらい、日本では一般的なマステ。
海外でも人気が高まり、購入することはできますが、
輸入品のため、日本の2~3倍の価格。
小さくて軽いので、日本から持って来る方がお得です。
特にカモ井さんのマスキングテープは
粘着力が強いのに、はがした後もきれいなのでおすすめ★
日焼け止め+プチプラコスメ
世界中どこでも手に入る「日焼け止め」ですが、
さらっとしたテクスチャーのものを見つけるのは難しい!
薬局で安価な商品を試すと、どれもべちゃっとした塗り心地で、
乾いた後もべとべとします。
ニベアも海外で売られている日焼け止めは、何故だかべちゃっとしています😭
私にはそれが耐えられないので、日焼け止めは日本製にこだわっています。
(※海外の薬局でもベタッとしないおすすめの日焼け止めをご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えていただきたいです!)
海外でもプチプラコスメは薬局等で手に入りますが、
日本製、もしくは他のアジア諸国のコスメの質の良さは、優秀過ぎて感動レベルです。
私が海外にまで持って行きたいと思った(実際に持ってきている)
日本のプチプラコスメに関しては、こちらの記事にまとめています☟
アイシャドウもフェイスパウダーをのせるのも
ブラシ派ですが、毎回洗うのが面倒なのが難点。
…そう思っていたのですが、これに出会ってからは
洗うのがずいぶん楽になりました。
このような生活に便利な100均グッズは
海外ではなかなか見つけられないので、日本って最高だなと思います。
<おまけ>日本でしか手に入らないかわいいデザイン
100円ショップでもかわいくて紙質の良いノートはいくらでもありますが、
海外では日本と同じクオリティーを求めると、少なくとも3倍以上の値段はします。
メモ用に、小さくて薄いノートをいつも日本から持って来ています。
お気に入りの100均で手に入れたノートたち☟
ウィリアムモリスとのコラボ商品も<セリア>(写真上:右)
カバーも中の紙質も最高過ぎたノート<ワッツ>
デザインが凝ったかわいいソックスも
日本以外の国ではなかなか見つけることができないもののひとつ。
お気に入りのデザインのものがあれば、こちらも
少し多めに持ってきた方がよいと思います。
100均でも様々なデザインのお皿が販売されていますよね。
どれもかわいくて、買わなくてもついつい見てしまう…
かわいい小皿は、食卓用でなくても、
アクセサリー入れやお薬入れなど用途は広がります。
お土産としても◎
<おまけ>ヨーロッパでも意外と手に入るもの
コロナ前までは、海外旅行に行く際は必ず日本から持参していたウェットティッシュ。
パンデミック中はもちろん、誰もマスクをしなくなった今(2023年)でも、
(2020年から比べると価格は当時より上がったものの)スーパーや薬局で手軽に手に入れることができます。
最近は dmオリジナルブランドの消毒液を愛用しています。
スーツケースに余裕がなければ、現地調達するのも難しくはないので、
無理やり日本から持ってくる必要はないと感じました。
日本の生理用品は質が良いとよく耳にしますが、
個人的には海外製のものでもまったく問題はないと感じます。
(私はかなりの敏感肌で、アトピー性皮膚炎のため、子供の頃から30歳を過ぎた現在でも皮膚科で処方してもらっているステロイドの薬を使用し続けているのですが、それでも海外の生理用品でかぶれて大変な思いをしたことはありません。)
「どうしても日本製でないと!」とこだわりが強い人は
お気に入りの日本のものを使ってほしいですが、
「皮膚が弱いから心配…」という方は、そこまで恐れる必要はないと思います。
おわりに
日本の便利グッズは他にもたくさんありますが、
個人的にはやはり、日本から持ってきた方がよいと強く思うのは、文房具全般。
安価でかさばらないので、ちょっとしたお土産にも◎
普段使うものだからこそ、自分のお気に入りのもので
気分を高めています。
この記事がこれから海外へ長期滞在される方の、
何かのお役に立てれば幸いです。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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