トラリブ Travel Blog

 【帰りたくなる場所】が増える旅

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

【ローマ】25年に1度の聖年【サンタ・マリア・マッジョーレ教会】

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

2025年は25年ごとに1度だけ開催されるジュビレオ(聖年)の年。

聖年は、大赦と呼ばれる罪の免償が与えられる特別な機会として、カトリック教会が定めた特別な年です。

 

聖年ではカトリック信者らの過ちに特別の許しが与えられるとされますが、

その条件の一つとして「聖なる扉(ポルタ・サンタ)」を通り、参拝するというのがあります。

 

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore(February 2025)

 

ポルタ・サンタがあるのは、ローマとバチカン市国内の4つの大聖堂。

今回はそのうちのひとつ、サンタ・マリア・マッジョーレ教会を訪れました。

 

この記事では聖年について、そして

サンタ・マリア・マッジョーレ教会を訪れた際の様子をお届けします。

 

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

 

ポルタ・サンタ(聖なる扉)

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

聖年の期間中のみ開かれる、「ポルタ・サンタ(聖なる扉)」

 

バチカン市国所属の4つの主要聖堂に設置されています。

  • サン・ピエトロ大聖堂(バチカン市国内)
  • サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂
  • サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
  • サン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ大聖堂

 

全て無料で、どなたでも入ることができます。

 

聖年は1475年以降は、基本的に 25年に一度と設定されていますが、

必要に応じて随時「特別聖年」が開催されるようになっています。

(直近の特別聖年は、現教皇フランシスコが着座間もなく2016年に開催した「いつくしみの特別聖年」)

 

※聖年の歴史は1300年に遡ります。当初は100年に一度の予定が、50年毎になったり33年毎になったり、開催間隔は一定していなかったようです。

参考:天国に一番近いドアが開かれる!バチカン市国の一大イベント『聖年』とは?

 

 

今回の聖年は、2026年1月6日、サン・ピエトロ大聖堂の扉が閉じられることで終了します。

次の聖年まで、聖なる扉は漆喰で固く閉ざされます。

参考:25年に一度の聖なる扉が開く、2025年聖年のバチカン・ローマおすすめスポット│クラブツーリズム

 

 

サンタ・マリーア・マッジョーレ教会

 Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

ローマ・テルミニ駅から最も近く、4つの中で1番アクセスしやすい教会です。

 

4つともすべて無料で入ることができ、こちらの教会も事前予約なしで、無料で拝観可能でした。

(前回2016年のジュビレオでは、サン・ピエトロ大聖堂の聖なる扉をくぐる場合のみ日時指定の事前予約が必要だったようです。)

 

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

手荷物検査はかなり厳重。(写真がなくすみません…)

空港のセキュリティーチェックのように、手荷物はすべてX線検査を通過し、金属探知ゲートを通過する必要があります。

待ち時間は5分もかからなかった記憶があります。

 

荷物検査後は、すぐに「ポルタ・サンタ(聖なる扉)」から入場することができます。

 

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore(February 2025)

 

サンタ・マリア・マッジョーレは「偉大なる聖母マリアにささげられた」という意味があります。その由来は、教皇リベリウス(ローマ教皇)の夢に聖母が現れ、「奇跡によって示す場所」に教会の造営を勧められた「雪の聖母」伝説にちなんでいます。

 

お告げの通り、8月5日に真夏にしては珍しく雪が積もったため、雪に覆われたその場所に教会を建てたといいます。その後、432-440年に在位した教皇シスト3世により修復・再建され、8月5日をその献堂の日と制定されました。

引用元:25年に一度の聖なる扉が開く、2025年聖年のバチカン・ローマおすすめスポット│クラブツーリズム

 

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

大きな特徴は、ローマ・バシリカ様式を取り入れた建築で、基本的な部分は5世紀のオリジナルの形を維持しています。

 

大聖堂の内部に入ると美しいモザイクに目を奪われることでしょう。

身廊のモザイクと主祭壇手前の凱旋門型モザイクは5世紀からのオリジナルが現存し、後陣部分は13世紀に追加されました。

引用元:25年に一度の聖なる扉が開く、2025年聖年のバチカン・ローマおすすめスポット│クラブツーリズム

 

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

地下も華やか☟

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)


内陣にある両側のクーポラも美しいので、ぜひ天井も見上げてみてください。

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

www.basilicasantamariamaggiore.va

 

 

おまけ:ローマの定番観光スポット巡り

Colosseo(February 2025)

 

ローマと言えば、やはり歴史的な建築物が街中の至る所にあるのが大きな魅力ですよね。

 

入場料が必要な施設もありますが、基本的に外側から鑑賞するだけなら、

無料で楽しむことができる場所がほとんどです。

 

ザ・定番の「トレビの泉」☟

Fontana di Trevi(February 2025)

写真では見切れていますが、大混雑NO.1 スポット😂

 

西暦 118〜125 年頃に建立された有名な神殿、パンテオン

Pantheon(February 2025)

 

入場料は €5 ですが、複数ある券売機にも長蛇の列、

さらにチケット購入後の入場待ち列にもたくさんの人が…。

限られた時間で観光を楽しみたい人は、外側から見るだけでもよいかと思います。

 

映画「ローマの休日」(原題:Roman Holiday)のロケ地のひとつ、スペイン広場。

Piazza di Spagna(February 2025)

正直景色を見に来たのか、人を見に来たのかわからないほどの大混雑でした(笑)

※定番の観光スポットはどこも観光客で溢れかえっているので、訪れる時はスリに注意してください。

 

 

「人混みが苦手、それでも歴史的建造物を見たい」という方には、コロッセオがおすすめ

Colosseo(February 2025)

観光客は多いですが、規模が大きいので、混み合うことはありません。

 

こちらも入場料が必要ですが、外から眺める分には無料で楽しめます。

日中も迫力がありますが、ライトアップされた夜も美しいです☟

Colosseo(February 2025)


およそ2000 年前に作られた建物が今でも残っているなんて、衝撃的ですよね。

中に入ったのは10年以上前ですが、そのときの感動を今でも覚えています。

入場料は年々上がっているので、初めて訪れる場合はぜひ一度中にも入って体感してみてほしいです。

 

コロッセオ付近にいた野良猫☟



おわりに

Basilica Papale di Santa Maria Maggiore
(February 2025)

 

ローマと言えばカルボナーラ🍝とピザ🍕😋🍽💓

おすすめのレストランはこちらの記事でご紹介しております☟

◆◆◆

 

イタリアは世界遺産最多の国。

有名な大都市も見どころが多いですが、田舎町もかわいいです💛

 

 

 

 

貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

▹◃▸◂▹◃▸◂▹◃▸◂▹◃▸◂▹◃

にほんブログ村のランキングサイトに登録しています。

ポチッと押して応援していただけると励みになります。

 よろしくお願いいたします 

        

にほんブログ村 写真ブログ 季節・四季写真へ にほんブログ村 旅行ブログ ヨーロッパ旅行へ