イスラム時代のモスクを改修し、キリスト教の大聖堂として使われている、
スペイン・コルドバのメスキータ⛪🕌
2つの宗教が共存する、世界的に見ても珍しい聖堂です。
この記事では、コルドバで絶対に外せない観光スポットのひとつ、
メスキータの見どころや歴史を簡単にご紹介いたします。
\旅のお供におすすめ/
南スペイン・アンダルシア地方の都市の魅力が
たくさんの美しい写真とともにぎゅっと詰まった1冊。
観賞用としても持っておきたくなる素敵な本です。
メスキータの見どころ
メスキータのシンボル、「円柱の森」
赤と白の2重構造のアーチが特徴的な最初のモスクの身廊。
円柱の森は、785年の建設当初にアブド・アッラフマーン1世により作られた場所。
アーチ型の柱に使った材料は、赤レンガと白い石灰石です。構造のモデルとなったのはローマ時代のメリダにある水道橋やローマ神殿といわれています。
最初は柱の長さが足りなかったため、2重のアーチにしてより丈夫に整えたそうです。
引用元:メスキータはスペイン・コルドバにある世界遺産!建物の魅力やアクセスを解説 | NEWT(ニュート)
広大な建物を支えるため、もともとは1,000本の柱が建てられていたようですが、
1523年、当時の統治者であるカルロス1世の許可の元行われた改装工事で、柱は856本に減らされました。
改装後の聖堂を見たカルロス1世は「この世で唯一の建物を壊してしまった」と悔やむ言葉を残しており、それ以降メスキータの改装や増築は行われなくなったそうです。
中央に位置するカテドラル
メスキータの中央にはキリスト教会部分があります。
ゴシック、ルネサンス、バロックの
3つの建築様式が融合した壮麗な空間です。
面積自体はそこまで広くはありませんが、高い天井のおかげで解放感があり、
この空間にいるとモスクの中にいることを忘れそうになります。
大聖堂部分の外側もキリスト教会らしいデザインの彫刻があります☟
モスクのアーチの中にイエス・キリストの像があるのは不思議ですが、
見事に調和しています。
聖テレサ礼拝堂・大聖堂宝物庫
入口から入って、ちょうど突き当りにあるエリア。
写真(上)の突き当り右にあります。
真っ白い壁・天井に施された、繊細な彫刻が美しい空間です。
こちらもモスクにいることを忘れそうになるエリアです。
その他のスポット
他にも見どころがたくさんあります。
こちらの日本語pdfのパンフレットに、
見どころや歴史が詳しくまとめられています☟
https://mezquita-catedraldecordoba.es/site/assets/files/20355/folleto_japones_a.pdf
実際に足を運ぶ前に予習しておくと、さらに楽しめると思います。
~おまけ~
入口付近にある、美しい天井☟
メスキータの見学方法
チケットはオンラインから購入することも可能です。
時間ごとに指定されているので、予定が確実に決まっている場合は
事前に予約しておくとスムーズに入場することができます。
私は現地のチケット窓口で購入しましたが、午後 4時 45分前に行くと 5時~の分は売り切れ、5:30 ~ のチケットを購入することになりました。
通常は入場料に €13 かかりますが、開館前は無料で見学することができます!
無料の時間帯:月曜日~土曜日
朝 8時 30分~ 9時 30分までの 1時間
※宗教に関係する祝日や特別な行事がある日は入れないこともあるので注意!
※ミサの準備中のため、キリスト教の中央礼拝堂には入れません。
※ベルタワー(鐘楼)は別途 €3 かかります
じっくり見学する場合は2時間程度かかりますが、雰囲気だけを感じ取れれば十分というタイプの方には、早朝の無料入場の時間だけでも満足できると思います。
ベルタワー
夜にもツアーが行われているようです。
★詳細、最新情報は、公式HPをご確認ください☟
夜にはライトアップされ、川の対岸からでもよく見えます☟
コルドバは比較的、静かで落ち着いた街。
夜遅くでもメスキータ周辺は街灯が多く明るいため、
女性の一人歩きも個人的には恐怖を感じることはありませんでした。
(12時間半過ぎまでウロウロしていましたが、犬の散歩をしている人も見かけました。)
お昼を過ぎると人通りが多くなります。
メスキータ 基本情報
★見学ルート見取り図(日本語pdf)☟
https://mezquita-catedraldecordoba.es/site/assets/files/20355/folleto_japones_a.pdf
★ 公式Instagram☟
★ チケットの詳細、開館時間などの最新情報は、公式HPをご確認ください☟
メスキータ おすすめ撮影スポット
どの角度から見ても絵になりますが、ひと際人気の撮影スポットは
「花の小径」
日中は大勢の観光客でごった返していますが、
早朝と深夜は落ち着いて写真撮影を楽しむことができます。
花の小径の様子については、こちらの記事にまとめています☟
おわりに
見どころがコンパクトに集中しているコルドバ。
メスキータ以外のスポットも、すべて徒歩でまわることができます。
★ 詳しくはこちらの記事にまとめています☟
マドリードやセルビアからの日帰り観光も可能ですが、
毎年5月に約2週間行われるパティオ祭りで来られる際は、
数日間滞在して、ゆっくり中庭をまわりながら観光を楽しむのがおすすめ。
★パティオ祭りの様子はこちらの記事にまとめています☟
街中にもたくさんの植木鉢モチーフの銅像があります☟🌼
【オスタル ラ フエンテ】
コルドバ旧市街の中心地にあり、メスキータへも徒歩8分
どこへ行くにもアクセスがよく、リーズナブルな価格💶
かわいい中庭とテラスからの眺めも楽しめます💛
\空室状況をチェック/
\Bookin.com や agodaなどの比較も/
★ 詳しくはこちらの記事でレビューしています☟
コルドバから電車で 約60分のセビリアも合わせて観光しました。
セビーリャのカフェやおすすめの観光スポットは Instagramでもご紹介しています。
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ブログ上で載せきれなかった写真や動画も掲載しています🌸
フィツォ首相🇸🇰の銃撃事件をきっかけに、
— トラリブ🇸🇰 𝑇𝑜 𝑡𝑟𝑎𝑣𝑒𝑙 𝐼𝑆 𝑇𝑂 𝑙𝑖𝑣𝑒 (@tra_live_) May 20, 2024
この国にパートナーがいるわけでも
選挙権があるわけでもないけれど、
現状理解のために情報をまとめました。
汚職問題が多いスロバキアの政治に対して理解が深まる、同僚から教えてもらったおすすめの映画 4つも紹介しています。https://t.co/fV4vjfQQob
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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