トラリブ Travel Blog

 【帰りたくなる場所】が増える旅

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ひとりごと

2024年の手帳と今後のブログの目標

2020年の終わりから、毎年年末に、 その年の振り返り・翌年に向けての目標を 手帳に書き込む習慣が出来上がっていました。 もともと手帳はずっとアナログ派。 日本で生活しているときは、9月頃から LOFTなどの雑貨屋さん、本屋さんで 手帳が販売されるのを楽…

「夢が叶った後の、その先の未来」【2023年の振り返り】

Rača Bratislava(July 2023) 「…で、いつまでいるの?」 自分自身に対しても、周りにいる人からも 度々聞かれるこの質問。 ここへ来た当初は、友達・知り合いはゼロで、 ワーホリの期限が来たら帰国するつもりでいました。 それどころか、冬が来る前に仕事…

「日本人である」ことを最も自覚した1年【2022年の振り返り】

飛行機の窓から見えた空(November 2022) 「あなたはどこから来た、何をしている人ですか?」 毎日同じ職場に行って、同僚に会って、一緒に仕事をして、 同じ電車に乗って、家に帰ってのんびりする。 そういう日々を繰り返していたら、 「あなたはどこから…

10年経っても色褪せない思い出、いつでも帰りたくなる街 ヴェネツィア

Venezia(September 2022) 『旅人に戻ること』を目標にはじめた、スロバキア生活。 ブラチスラバに来てから3か月半以上が経ちましたが、 その半分近くは別の国を旅していたので、 正直スロバキアのことは、まだまだ知らないことばかり。 Venezia(September…

いつでも心のHOME、Manchester

Salford, Manchester(July 2022) 2年間生活していた街、マンチェスター。 思い出がたくさん詰まった、私にとって特別な場所です。 このブログを始めたのも、ロックダウンでどこにも行けず、 家に引きこもる日々が続いた2020年5月。 マンチェスターの自宅か…

2022年春の記憶、地元・大阪の桜の写真

南天満公園(2022/04/05) ここ数日、まるで春を飛び越えて、 一気に夏が来てしまったのでは…と思うほどの暑さが続いていますね。 気温の急激な変化に、体調を崩されてはいませんか? カスケードガーデン(2022/04/05) 1年の中で最も好きな季節は「秋」だと…

帰国して1年、望んだ未来の先にあった現実

Harumibashi Park(March 2022) 2022年3月5日、 イギリス・マンチェスターから帰国して、ちょうど1年が経ちました。 イギリスを発ったのは前日の3月4日の朝でしたが、 乗り継ぎ・時差の関係で日本に到着したのは5日の夕方。 PCR検査の長蛇の列を終え、 日付…

【アイスランド】初めての海外ボランティア・一人旅(2011年8月の回想)

Harpa Concert Hall and Conference Centre(August 2011) 10年以上経った今でも、強く記憶に残っているアイスランド一人旅。 これがはじめての海外一人旅だったので、緊張感もあり、 それまでの旅・それ以降の旅よりも特別な想い入れがあるのかもしれませ…

ゆっくりと、でも着実に前に進むことができた2021年、再確認できた地元の良さ

Osaka(May 2021) 2021年3月に帰国して早10カ月。 もはやイギリスにいたことが何十年も前のような遠い過去、 もしくはすべて夢だったのではないかと思うほど、 すっかり地元・大阪での生活に馴染んでいる自分がいます。 2021年が終わる前に、今年はどんな1…

美術館の特別展示を見に行くことは「不要不急の外出」になるのか

(August 2021) 最近は 「外出する」 となると、 仕事に行くか 病院に行くか 美術館へ行くか…の3択に。 「不要不急」の外出を控えることで、人々の流動を抑え、 感染拡大を防止するために設定される、「緊急事態宣言」の期間。 非常事態だからこそ、自分も…

邦画『14歳の栞』を鑑賞し、再考した「自分らしさ」について

❝この映画は、とある中学校の3学期、「2年6組」35人全員に密着し、ひとりひとりの物語を紐解いていきます。 そこには劇的な主人公もいなければ、大きなどんでん返しもありません。 ただその誰もが、いまの私たちと同じようにわかりにくい問題にぶつかり、解…

20代の終わりを告げる、春の訪れ

March 2021 @京都 桜を見るとどこか切ない気持ちにさせられるのは、 やっぱり日本で生まれ育ったことが深く関わっているからなのでしょうか。 日本では、春は「出会いと別れ」の季節。 なにかが終わって、また新しい何かが始まる時季。 March 2021 @平野神社…

5,837マイルの旅を終えて

2021/03/06 目が覚めたら見慣れない場所にいて、 テレビから流れてくる音声がすべて日本語なことに違和感を覚えつつも、 その事実が「私が今いる場所は日本なんだなぁ、 きっとこの違和感もすぐに消えてしまうんだろうなぁ」という じわじわとした実感に繋が…

「写真を撮る理由」ロックダウン前に撮影した夕焼けと共に考える

Salford Quays(2020/12/29) “Why Do We Take Pictures?” 「写真を撮る理由は何ですか?」 私はプロのフォトグラファーでもなければ写真家でもありませんが、 これまで撮りためた写真をブログを通して発表するようになってからというもの、 「写真」との関…

2020年の終わりに思うこと。イギリスに留まり続けた1年間

Blackleach Country Park(2020/12/24) 2020年3月23日、イギリス・ロックダウン開始の日。 イタリアやスペインの後を追うようにして、数週間後にようやくイギリスでもロックダウンが始まりました。 不安な気持ちに襲われたとき、人は少しでも安心感を得よう…

移り行く季節と変わらないもの

「どの季節が1番好きですか?」と聞かれたらどれを選びますか? ひとつに絞れと言われると難しいですが、 それでも1つだけ選ぶとすれば、私は「秋」だと答えます。 2020/10/20 @Buile Hill Park 「読書の秋」「食欲の秋」「スポーツの秋」 他にも「芸術の秋…

2020年も残り3か月、今年中にやりたいこと。猫の写真と共に。

2020年、いろいろなことがありましたが、残すところ約3か月となってしまいました。 YMSビザの有効期限もあと半年。 (私が渡英したのはイギリスでロックダウンが始まるちょうど1年前、2019年の3月23日だったので、ビザは2021年3月22日まで有効です。) 最近…

劇場の元案内係がロンドンでミュージカルを観て感じたこと

渡英する3週間前まで、私は劇場の案内係として働いていました。 と言っても、勤務年数は2年にも満たないほど短いです。 Apollo Victoria Theatre 大学卒業後、私が最初に選んだ職種は貿易事務。 メーカー兼商社の中小企業で、貿易事務・営業事務のお仕事を約…

「木漏れ日」と言葉とアイデンティティと。

私は「木漏れ日」という言葉が好きです。 その単語を聞くとなんだか心が温かくなる気がするし、「こもれび」という音の響きも可愛い。 2020/07/20 自宅付近にて 言葉一つで情景が思い浮かび、優しい気持ちにさせてくれる。 こんなに素敵な言葉ですが、残念な…

30代になるのが怖いマイノリティーの独り言、イギリスで過ごす最後の20代

怒涛の2020年。 前半も過ぎ去り、気が付けば下半期に突入してしまいましたね。 私のYMSビザの有効期限はどんどん短くなり、 最近、30代になるのが怖いなと漠然とした不安に駆られています。 2020年7月1日 自宅付近にて 昔は誕生日が来るのをすごく心待ちにし…

再始動しはじめる世界の中で、動き出せずにいる自分

木曜夜8時の拍手が街から聞こえなくなって、早数週間。 生活に必要不可欠なもの以外を扱うお店も徐々に開き始め、 少しずつだけれど、でも確実に日常が戻りつつあります。 @Buile Hill Park, Salford 2020/06/20 ロックダウンが始まった当初はこれからどうな…