神話の時代から続く、ギリシャの首都アテネ。
古代ギリシャの象徴であるパルテノン神殿以外にも、壮大な遺跡が多く残っており、
世界遺産がたくさんあります。
2泊3日で訪れたアテネのおすすめスポットをご紹介いたします。
\アテネ情報も満載/
今回の旅は、スロバキア・ブラチスラバからのロードトリップでした🚙
ルート:ブラチスラバ(スロバキア)➡ ベオグラード(セルビア)➡ イスタンブール(トルコ)➡ テッサロニキ(ギリシャ)➡ アテネ(ギリシャ)➡ スコピエ(北マケドニア)➡ ベオグラード(セルビア)➡ ブラチスラバ(スロバキア)<10日間>
巡った他都市の観光情報、レストラン・カフェ情報は別記事にまとめています。
関連記事は、このページの一番最後にまとめています。
リカヴィトスの丘
(April 2025)
標高 273m のアテネ市街地で最も高い丘。
丘の上からはパルテノン神殿をはじめとする、アテネの主要な観光地やアテネ市街を一望できます。
(April 2025)
頂上からの景色
丘の頂上には、19世紀に建てられた美しい白亜の聖ゲオルギオス教会があります。
Holy Church of Saint George of Lycabettus(Ιερός Ναός Αγίου Γεωργίου Λυκαβηττού)
ちょうどミサが行われており、神聖な空気が流れていました。後ろからひっそりと見学させてもらったので、写真は撮っていませんが、カラフルで美しい教会でした。
18:40頃、教会前に掲げられていたギリシャ国旗が下げられていく様子を、周囲の人たちと一緒に見守りました☟
18:30 頃 撮影
19:20 頃 撮影
ケーブルカーもあるようですが、行きも帰りも徒歩移動をしました。
かなりの急斜面できついと感じるルートもありましたが、年配の方もハイキングルートを上っていたので、徒歩でのアクセスも全然可能です。
★ ケーブルカーの公式HPはこちら☟
- 9:00~(夜中の)2:30まで約 30分間隔で運行
(ピークの時間帯は10分間隔の場合も)
- 片道 € 9、往復 € 12(2025年5月現在)
丘の上からの夕日はとても美しいですが、夜景も絶景でした!
夕日が沈む時間帯は観光客で溢れているので、少し前に到着してベストなポジションを取ることがおすすめ。夕日が沈んでいくのをゆっくりと眺めながら、夜景も少し楽しんだ後に丘を下りました。
(April 2025)
丘を下って行くときも絶景が広がっているので、個人的にはケーブルカーを使わず徒歩移動がおすすめ。
頂上付近にはカフェもあり、アテネの美しい夕暮れや夜景を眺めながら一息つくことができます。
モナスティラキ広場
アテネ市内で最も活気あるエリアの一つである、モナスティラキ市場。
実際に、この広場はたくさんの人で賑わっていました。
モナスティラキ広場は、ギリシャの遺跡やビザンティン時代の教会が点在する魅力的なスポットです。広場の名前は、かつてこの地にあった修道院(モナスティラキ)に由来します。
広場にはアテネのアイコン的存在であるモナスティラキ・フリー・マーケットが開かれ、アンティークや手工芸品、地元の食材が並び、観光客から地元の人まで多くの人で賑わいます。
引用元:【アテネ】ここは外せない!ギリシャ・アテネのおすすめ観光スポット|阪急交通社
アクロポリスの丘を観光し、歩き疲れていたので、
この広場にあるレストランのひとつ "The Greco's Project" でギロピタを食べました。
ギロピタとはギリシャのファーストフード、スブラキをパンで包んだものです🥙
(スブラキとはお肉の串焼きで、このときは鶏肉を選びました。)
アテネで訪れたギロス(ギロ・ジャイロ)専門店について、またおすすめのレストランについては、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟
アテネ中央市場
(April 2025)
アテネ市街中心地にある、活気のある市場。
1911年に開設されたこの市場は、地元の人々で賑わい、
観光客にとってもお土産を買うのにおすすめのスポットです。
アテネ中央市場内の様子、おすすめのお店について、詳しくはこちらの記事にまとめています☟
真空パックに入ったオリーブや、パッケージのデザインもかわいいオリーブオイル、ギリシャでも定番のお菓子、バクラヴァなど、お土産におすすめのものも記事内でご紹介しております。
アクロポリス遺跡
アテネ観光のハイライトと言えば、やはりアクロポリスの丘。
古代ギリシャ時代に、丘の上に建てられたポリス(都市国家)で、世界遺産に登録されています。
ブログやYouTubeなどの情報で、ハイシーズン中は入場するのに長蛇の列ができると知りましたが、
2025年4月に訪れたときは、(大型観光バスなどが発着する)メインエントランスではない場所を選ぶと、予約なしで並ばずに入ることができました。
利用した入場口はこちら☟
チケットはオンライン(時間指定)で購入することもできますが、
現地の窓口でも購入可能でした☟
夏季と冬季で値段が異なるようですが、2025年4月に訪れたときは €30 でした。
アクロポリスの丘にはいくつもの歴史的な建造物があります。
その中でも必見の場所を3つご紹介いたします。
イロド・アティコス音楽堂
イロド・アティコス音楽堂は、ローマ時代の壮麗な音楽堂です。
紀元161年に裕福なローマ人貴族ヘロデス・アティコスによって、亡き妻レギッラのための追悼施設として建設されました。当初は木製の屋根で覆われていましたが、現在はオープンエアの劇場として使用されています。
引用元:【アテネ】ここは外せない!ギリシャ・アテネのおすすめ観光スポット|阪急交通社
石造りの観客席が劇的な半円形を描き、約5,000人を収容可能です。
毎年夏にはアテネ・フェスティバルの一環として、多くの国際的なアーティストがここで公演を行います。クラシック音楽、オペラ、バレエ、演劇など、多彩なパフォーマンスが行われ、訪れる人々を魅了しています。
引用元:【アテネ】ここは外せない!ギリシャ・アテネのおすすめ観光スポット|阪急交通社
エレクティオン神殿
エレクティオン神殿は、ギリシャ神話に登場するアテナとポセイドンとエリクトニオスに捧げられた神殿。
アテナの女神像が安置されていたことでも知られている、イオニア式建築の代表作です。
引用元:【2025年最新】アテネで絶対行きたいおすすめ観光地13選!名所や穴場を厳選 | NEWT(ニュート)
少女の姿をした6本の柱像はカリアティードと呼ばれており、見どころの一つ。
このカリティアードは全てレプリカで、オリジナルは新アクロポリス博物館に5体、イギリスの大英博物館に1体あります。
引用元:【2025年最新】アテネで絶対行きたいおすすめ観光地13選!名所や穴場を厳選 | NEWT(ニュート)
パルテノン神殿
パルテノン神殿は、ギリシャ神話に登場する知恵の女神・アテナを祀る神殿です。
完成したのは「紀元前438年」と言われている説もあれば、「紀元前422年」という説もありますが、アテネの衰退とともに、時代の征服者によりキリスト教の神殿、イスラム教のモスクへと改修されました。
最終的には戦争により廃墟となってしまいますが、幾度かの修復により今の形となり、修復作業は現在でも継続中です。
その他 アテネで撮影した写真
アテネでの思い出を、写真とともに振り返りたいと思います。
リカヴィトスの丘を登る途中、とても人懐っこいねこに出会いました。
カメラに近付き過ぎてピンボケ
ここまで登った達成感と疲労感から少し座って休んでいると、膝の上に乗ってきました☟
少し肌寒かったので、温かい猫の体温に癒されました。
離れがたかったのですが、小雨が降ってきたので日陰に移動するために降りてもらいました。
近くにはネコのシェルターもあり、帰るお家があって安心。
サボテンがたくさんある坂を上りながら頂上へ。
聖ゲオルギオス教会もひょっこり顔を出しています☟
頂上からの夕日は本当に美しかったです。
記事上部で出しきれなかった写真たち☟
ルートによっては真っ暗な場所もありますが、灯りを辿りながらゆっくりと丘を下ります。
階段だらけ。ここで生活をしている人々は絶対足腰が強い。
プラカ地区から見たアクロポリスの丘
街中の地下にも遺跡が…歴史が詰まった街。
翌日はアクロポリスの丘へ。
アクロポリスの丘は、リカヴィトスの丘と比べると、比較的なだらかに感じました。
遺跡を巡りながらゆっくりと坂道・階段を上っていくイメージ。
イロド・アティコス音楽堂の近くから眺めたアテネの街並み☟
ここからの景色もすでに絶景です。
さらに階段を上り、頂上を目指します。
丘の頂上にあるパルテノン神殿の前にも猫が寛いでいました。
真夏は暑すぎて閉鎖される日もあるそうなのですが、
4月は日光は強いものの、風が吹けば快適な気温で過ごしやすかったです。
おわりに
ギリシャと言えば、魚介類中心の地中海料理😋💕
アテネ滞在中に訪れた、心からおすすめしたいレストランは、こちらの記事にまとめています☟
レストラン選びの参考になれば嬉しいです。
ギリシャ第二の都市、テッサロニキのおすすめ観光スポットはこちらにまとめています☟
スロバキアからのロード・トリップで訪れた国・街🚙
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
にほんブログ村のランキングサイトに登録しています。
ポチッと押して応援していただけると励みになります。
よろしくお願いいたします
☟