2021年3月下旬から堺 アルフォンス・ミュシャ館で開催されている企画展、
【カランドリエ ミュシャと12の月】 展。
「カランドリエ」 とは、フランス語で 「カレンダー」 を意味します。
7月中旬にこちらの企画展を訪れました。
この記事では、堺 アルフォンス・ミュシャ館の魅力をお伝えいたします。
プラハのセントラルギャラリーも 2016年の夏に訪れました。
プラハで撮影した写真も、記事の最後に載せています。
展覧会概要
19世紀末のパリで活躍したアルフォンス・ミュシャは、広告デザイナーとしての仕事のうち特にポスターで有名ですが、実はカレンダーも数多く制作しています。
ミュシャの代表作のひとつ《黄道十二宮》も、当初はカレンダーとして制作されたものです。本展では、当時の人々の暮らしを彩ったアール・ヌーヴォーのカレンダーの数々を、習作とともに一挙に公開します。
また、その月その季節にふさわしいミュシャの作品を、12の月の流れに沿って紹介します。
第1章 ミュシャと12の月たち
その月その季節にふさわしいミュシャの作品が、
12の月の流れに沿って紹介されています。
展示は<春>4月からはじまります。
ミュシャ曰く、春は「パリが一番美しい季節」
花咲く風景を「まるで天国の上を歩いている感じ」と述べています。
<夏>はミュシャが生まれた季節
妻マルシュカと結婚式を挙げたのも、清々しい初夏の日のこと。
<秋> 特に10月を恐れていたミュシャ
真夜中に窓の外が霧に覆われ草木が枯れる光景に
子供の頃のミュシャは何度も涙を流したそうです。
<冬>12月にはミュシャの運命を変えた女性、
サラ・ベルナールを讃える祝宴が催されます。
巨大なポスターもこの企画展の見どころのひとつです。
第2章 ミュシャのカランドリエ
12星座のモチーフが描かれているマンスリーカレンダーや
企業のためにデザインされたカレンダーや広告も展示されています。
館内にはぬりえコーナーもありました。
(おうちで楽しむ用です。色鉛筆などは用意されていません。)
特に好みのデザインは 6月、9月、11月です。
下記公式HPからもダウンロードが可能です。
★ SNS投稿プレゼント企画も実施中です。
詳しくは上記公式HPをご確認ください。
開催時期
2021/03/27 (土) 〜 07/25 (日)
休館日:月曜日(※休日の場合は開館)
開館時間:9 : 30 ~ 17 : 15
(入館は 16 : 30 まで)
※緊急事態宣言発出に伴い、堺 アルフォンス・ミュシャ館は 4月25日〜 6月20日まで臨時休館していました。6月22日より再開しています。
展示室の様子
公式HPに展示解説動画があります。
前半(約3分弱)・後半(約4分半)に分かれています。
それぞれ展示解説は字幕のみ、音声はなし(音楽のみ)です。
下記公式HPからも両方の動画をご覧いただけます。
展示室の様子は、下記ウェブサイトからもご覧いただけます。
※こちらのサイトに掲載されている写真で、実際に撮影が可能なのはウミノフ・ミラーのみです。
館内で撮影可能なスポット
館内にはレプリカも数点あり、撮影可能な作品には印が付いています。
レプリカの作品☟
ミュシャのビーナスたちとともに撮影できるスポットは3階にあります。
(受付で希望すれば、自撮り棒も貸し出しをしてもらえるようです。)
フォトスポットに向かうまでは、
過去に開催された企画展のポスターが、壁一面に張られています。
堺 アルフォンス・ミュシャ館について
入口は2階です。
受付、ミュージアムショップも2階にあります。
展示室は3階・4階です。
詳しくは下記公式HPをご確認ください。
交通アクセス
天王寺駅からJRで1本、アクセスしやすい場所にあります。
JR 堺市駅から…
JR「堺市」駅の改札を出て右に進むと、
背の高い二つのビル(ベルマージュ堺)が見えます。
堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)は、
そのうち右側のビル(弐番館)内にあります。
詳しくは下記公式HPをご確認ください。
今後の展示予定
次回の企画展は7月末から始まります。
ミュシャ芸術博覧会
2021/07/31 (土) 〜 2021/11/14 (日)
詳細は公式HPをご覧ください。
プラハのセントラルギャラリー/ おわりに
2016年の夏にヨーロッパを周遊していた時、
チェコにも訪れました。
首都プラハの セントラルギャラリー にも、
ミュシャの作品がたくさん飾られています。
(※こちらの美術館は写真撮影可能です。)
ミュシャの作品だけでなく、ダリ、アンディ・ウォーホル、
3名の画家のコレクションが展示されています。
有名な天文時計のすぐそばにあるので、
プラハ観光の際にはぜひ訪れていただきたい美術館です。
カラフルな建物がかわいいプラハ♡
上から見下ろす街並みは赤い屋根で統一されており、それもまた美しいです。
今後も日本の美術館紹介とともに、
過去に訪れたヨーロッパ旅行の写真も載せていきたいなと思っています。
またお時間のあるときに、当ブログにあそびに来てもらえたら嬉しいです。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
にほんブログ村のランキングサイトに登録しています。
ポチッと押して応援していただけると励みになります。
よろしくお願いいたします
☟