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【トレンチーン城】見どころ完全ガイド・アクセス方法

Trenčín Castle から見渡すトレンチーンの街並み
(June 2022)

 

急な岩の上に聳え立つトレンチーン城は、

トレンチーン観光で絶対に外せないスポットです。

 

スロバキアで最も有名なスピシュ城(ラピュタのモデルとも言われています)

デヴィン城(首都ブラチスラバからバスで一本、日帰り旅行ができます)と並び、

 

ヨーロッパで最大規模のお城の1つ、国の文化財にもなっています。

参考:Castle of Trenčín - Slovakia.travel

出典:Castle of Trenčín - Slovakia.travel

 

トレンチーン城が観光最大の目玉と言えるのは、何と言っても

城内で最も高くに位置するマシュー・タワー(Matthew’s Tower)からの眺望が

息を呑むほど美しいからです。

Matthew’s Towerから見渡すトレンチーンの街並み
(June 2022)

 

この記事ではトレンチーン城のまわり方、

市内からのアクセス方法をお伝えいたします。

 

 

トレンチーン城 基本情報

Trenčín Castle(June 2022)

 

<営業時間>

※季節により異なります。

  • 夏季(5月~ 9月)9:00 – 19:00

    (※ガイドツアーは17:00まで)

  • 冬季(10月~ 3月) 9:00 – 17:00

Trenčín Castle(June 2022)

 

<入場料>

チケットの種類は2種類あります。

  • 個人で自由にまわるチケット(Basic Tour
  • ツアーガイド付きのチケット(Grand Your

Trenčín Castle(June 2022)

ゆっくりと写真を撮りながら自分のペースでまわりたい方は、ガイドなしを選択するとよいと思います。

英語のツアーガイドもあるようですが、

私が訪れたときは、スロバキア語のガイドツアーしかすれ違いませんでした。

 

※Grand Tour (ガイド付きツアー)でないと入ることができないエリアもあります。

 それぞれの項目に対象のツアー、S(Small Tour)・G(Grand Tour)がパンフレットに記されています☟

すべてのエリアを周りたい方は、英語のガイドツアーがあれば参加してみるとよいと思います。

 

日照時間が長い夏に日帰り旅行をする場合は、夜景を見ることは難しいかもしれませんが、

夜はライトアップされた美しい姿を見せてくれます。

出典:

Trenčín Castle (Trenčiansky hrad) » Visit Trenčín

 

 

トレンチーン城について

Trenčiansky hrad(June 2022)

 

お城の歴史は11世紀にまで遡ります。

住居として使用されていたタワーと大広間の遺跡が残されています。

 

13世紀の終わり頃(50近くの城を所有していたと言われる、)

Matthew Cszak 卿の所有物となりました。

 

その後、城の所有者は、自分たちの理想に合わせて

増築・再建を繰り返しました。

詳しい解説については、こちらの公式サイトを参考にしてください☟

 

 

トレンチーン城のまわり方

Trenčiansky hrad(June 2022)

 

トレンチーン城は、大きく2つのエリアに分けることができます。

チケット購入時にもらえるパンフレット☟

赤い枠で囲んだところが出入り口、こちらでチケットを購入します☟

マシュータワーを含む見どころは黄色く囲んだエリアです。

水色の部分インフォメーションセンターのマークが付いているところは、博物館になっています。

※お手洗いに行きたい方は、黄色いエリアを飛ばし、先に坂を下りて水色のエリアまで歩いてください。

 

それでは、黄色いエリアから順番にご紹介いたします。

橋を渡った後、まずは二重の城壁を通過します☟

 

この奥に砦、Jeremy's Bastion ⑨ があります☟

 Jeremy's Bastion ⑨ 
城の最北端を守るため、1540年に建設されました。

 

マシュータワーを目指すので、左に進みます。

こちらのお城にも、チェス盤がありました。

この小さなタワーから Matthew's Tower があるお城の中心部が見えます☟

ここからの景色も美しいので、階段を上るのに疲れたら少しひと休み

トレンチーンの街並み(June 2022)

お城の中心部に進みます。

まずはトレンチーン城の中でも最も新しい大邸宅、

Zápolya Palace ⑯ へ。

Zápolya Palace ⑯

※内部に入るには Grand Tour のチケットが必要です。

16世紀初期に建設され、

15世紀に建設された Monor Chapel ⑮ と繋がっていました。

Monor Chapel ⑮

Zápolya Palace から Monor Chapel へと続く道

Trenčiansky hrad(June 2022)

Rotunda(大広間)⑩  や Barbara’s Palace Library ⑪・⑫

Ground Tour でないと入ることができないため、

Small Tour(ガイド無し)チケットを購入された方は、

このまま Matthew’s Tower を目指してください。

 

ここからはひたすら階段を上り続けます。

途中に展示室のような場所がいくつかあるので休憩を挟みつつ、さらに上を目指します。

 最上階についに到達!

冒頭でお伝えした通り、ここから見る景色は息を呑む美しさです!

Považie(Váh川地域)の美しい景色を堪能することができます。

Matthew Towerから望む景色(June 2022)

お城の奥には山が見えます。

ゆっくりと景色を楽しんだ後は、上ってきた階段を下り続けます。

Matthew’s Tower の見学が終われば、中心部のエリアはすべて終了です。

Trenčiansky hrad から見渡した街並み(June 2022)

 

次に水色で囲ったエリアその他のスポットをご紹介いたします。

来た道を戻り、坂をどんどん下って行きます。

Trenčiansky hrad(June 2022)

地図上で Starving Tower ⑦  と番号が振ってある小さなタワーが、写真下に見える塔です☟

こちらも中に入ることができます。

時間に余裕があれば行ってみてもいいと思いますが、おすすめ度は低いです。

 

インフォメーションセンターに向かう途中も、マシュータワーが見えています☟

城内にいるのに、これだけ遠くに見えます…

 

こちらがインフォメーションセンターが入っている Barracks です☟

扉が閉まっているように見えますが、押せば開きます。

 

現在は期間限定の展示会や絵画展覧会のオープンパーティー、

講演会の場として使用されています。

 

もともとは駐屯兵の宿泊施設や武器庫として使われていました。

海外からの観光客が少ないためか、展示説明はスロバキア語で書かれていました。

 

お城の模型もあります

 

展示室の窓からもトレンチーンの美しい街並みを見渡すことができます☟

Trenčin(June 2022)

観光客が少なく、のんびりと絵画を鑑賞することができました。

奥にインフォメーションセンターとお手洗いがあります。

お手洗いは無料で利用可能です。

ヨーロッパは有料のところが多いので有難いです。

 

Barracks を出た後は、さらに奥のエリアを散策。

奥に見えているのが Clock Tower ①
手前の建物がお土産屋さん&カフェです

階段を昇り降りした後は水分補給を忘れずに!

ここからも美しい街並みを堪能することができます。

さらに坂を下った先には、

The Well of Love(井戸)③・④ があります☟

The Well of Love(井戸)④

 

80mの深さがある井戸。

 

岩壁に直接手作業で掘られたのにもかかわらず、結局湧き水は見つからなかったため、

雨が降った時の貯水槽として使われました。

 

近くには Cannon Bastion ⑤・⑥ があります。

Cannon Bastion ⑤

小さなチャペル ⑥ と火薬貯蔵庫は現在中に入ることはできないため、このエリアは飛ばしてもOKです。

 

これで lower courtyard も一通りまわったので、出口へと向かいましょう。

先程下ってきた坂道を上ります。

この橋を渡ると、入口のチケット窓口に辿り着きます。

 

 

市内からトレンチーン城へのアクセス

Trenčiansky hrad(June 2022)

 

市内中心部 Mierové Square からは徒歩約 10分以内と

地図アプリや旅行サイトに載っていますが、

 

残念ながら私が訪れた2022年6月はその道が工事中で使用できず、

森の中を大きく迂回しなければなりませんでした。

 

通常ならこの道がお城へと続く最短ルート☟

 数ヵ月は続きそうな大規模な工事…

 

他の旅行者も戸惑っている様子でした。

とりあえず進み続けると 「お城はこっちです」 という看板を発見☟

トレンチーンの街を眼下に望みながら、一応舗装された道を進み続けます。

陽が落ちてから歩くのは危険そう…。

 

ところどころに「城はこっち」の張り紙が貼ってあるので、

それを目印に進みます。

手探りで進むサバイバルな冒険が、城を目指すのに合っている気も…(笑)

歩み続けると、少し拓かれた場所に辿り着きます☟

ここからお城の入口まではすぐ。

 

同じ道を辿って帰ることになるので、

できればルートを覚えながら進んでくださいね。

 

工事が早く終わることを願います…

(通常のルートだと、Googleマップでは市内から徒歩10分と出てきます☟)

 

 

おわりに

Trenčín Castle から見渡すトレンチーンの街並み(June 2022)

 

ブラチスラバ城、廃虚の城・デヴィーン城もそれぞれの良さがありますが、

中世にタイムスリップした気分で城内を探索できるのは

トレンチーン城の大きな特徴の1つ。

 

ブラチスラバ城の中は博物館になっており、

塔の上、最上階は窓越しに外を眺めることはできますが、

塔の上から新鮮な空気を吸うことはできません。

 

ブラチスラバの歴史に興味がある方には、おすすめできるお城です。

(お城から街を見渡したり、ガーデンに入るのは無料です。)

★ブラチスラバ城については、別記事で詳しくご紹介いたします。

 

デヴィーン城は廃虚のお城。

ほとんど形は残っていませんが、ドナウ川を挟んで

対岸にオーストリアの山脈を望むことができます。

 

廃虚好きの人にはたまらないお城!

Devínsky hrad(June 2022)

デヴィーン城について、詳しくはこちら☟

 

ハイランド地方、ネス湖に聳えるアーカート城(Urquhart Castle)に似ていると感じました。

Urquhart Castle(June 2019)

アーカート城については、こちらをご参考ください☟

 

 

スロバキアには他にもたくさんのお城があります。

観光で訪れる際は、お城巡りもぜひ楽しんでくださいね。

 

トレンチーン観光の際はこちらも合わせてどうぞ☟

 

 

貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

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