『ストリート・パフォーマーの聖地』としても有名な
コヴェント・ガーデン (Covent Garden)。
ショッピング・カフェ巡り・アートを楽しむ人々でいつも賑わっています。
敷地内には 2つのマーケットがあり、
訪れる曜日によって違った楽しみ方ができるのも魅力的。
歴史的な建物自体も美しく、何度訪れても飽きることはありません。
コヴェント・ガーデンと言えば、
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
(原題: “A Street Cat Named Bob”, 2016 )の舞台となった場所としても有名です。
この記事では、ロンドン観光でぜひ訪れていただきたい コヴェント・ガーデンの魅力と
実話を元にした映画(伝奇小説)の魅力をお伝えいたします。
※この記事に記載されている写真は、2016年9月に友人と旅行した際に撮影したもの、2019年8月にマンチェスターから一人旅をした時のもの、2021年1月上旬にパスポート更新のため、ロンドンを訪れた際に撮影したものが混ざっています。ジオラマモードで撮影したものもありますが、写真に加工はしておりません。
コヴェント・ガーデンのマーケット
コヴェント・ガーデンには2つのマーケットがあります。
それぞれ屋内にあるので、雨の日でも安心して楽しむことができます。
ジュビリー・マーケット(Jubilee Market)
The Jubilee Hall, which houses the market, was built in 1904 and gained Grade 2 listed status in 1980.
The restoration of the building began in 1985, driven by the former CEO Ray Green. The market was officially opened by the Queen in 1987. The Jubilee Market runs along Tavistock Street which itself was built in three sections and is named after the, then, landlord, the Duke of Bedford, Marquis of Tavistock.
引用元:Our history | Jubilee Market
ジュビリー・ホールという古めかしいホールだったものが、現在マーケットとして利用されています。
(公式にオープンされたのは1987年~です。)
古着やアクセサリー、食器やカトラリーなど、様々なアンティーク品が集まります。
最新情報は下記HPからご確認ください☟
アップル・マーケット(Apple Market)
アーチ上の天井を持つ建物の中にある、アップル・マーケット(Apple Market)
From Tuesday to Sunday, the Apple Market is filled with handmade jewellery, prints, watercolours and beautiful crafts and every Monday, you'll find one-off antiques and collectables.
引用元:The Apple Market | Covent Garden
(月) はアンティークのジュエリーやレースなどが中心。
(火) ~ (日) は手作りクラフトが中心のラインアップ。
最新情報は下記HPからご確認ください☟
アップル・マーケットで撮影した写真は、こちらにもたくさん載せています☟
(ジオラマモードで撮影したものが多いです。)
合わせて参考にしていただけると幸いです。
コヴェント・ガーデンにある雑貨屋さん “Sass & Belle”
たくさんのお店が集まっているコヴェント・ガーデン。
1つだけお気に入りの雑貨屋さんを挙げるなら、Sass & Belle をおすすめします!
天井の低い店内に雑貨やキッチン用品などが所狭しと並べられており、
店内に足を踏み入れた瞬間にまるで別世界に飛び込んだ気分になれるお店です。
このお店に関しても、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟
その他にもムーミン ショップなど様々なお店があります。
ムーミン ショップについても、上記記事内でご紹介しております。
店内も安定のかわいさです。
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』
冒頭でも触れましたが、コヴェント・ガーデンはこれまでいくつかの映画のロケ地にもなっており、そのひとつに『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』(原題: “A Street Cat Named Bob”, 2016 )があります。
あらすじ
ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、薬物依存から抜け出す事もできず、まさにドン底の生活を送っていた彼のもとにある日、足にケガをした一匹の野良猫(ボブと命名)が迷い込んでくる。
ジェームズが有り金全てをはたいてボブを助けて以来、ふたりはどこへ行くにも一緒で、次第にその動向が世間の注目を集めるようになる。しかし、彼らの前に次々と試練と困難が立ちはだかり、ジェームズはボブのためにも、それらを1つ1つ乗り越え、やがて大きなチャンスが訪れることになり……。
引用元:映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」オフィシャルサイト
日本語字幕付きの映画予告はこちら☟( 2分12秒 )
作品の見どころ
まさに「猫の恩返し」とでも言いたくなる衝撃のストーリーだが、驚くことに実話。
もっと奇跡的なことにボブ本人も劇中、ボブ役としてほとんどのシーンを撮影、愛らしい姿を披露しているのだ。
ジェームズの肩に乗って散歩したり、演奏中のギターの上でうっとりしたり、お得意のハイタッチを見せたり……。その姿は猫好きな人はもちろん、そうでない人さえきっと、キュンとなるだろう愛らしさである。
カメラはボブの生き生きした表情はもちろん、さまざまな面を見せるロンドンの現状もしっかりと映し出している。ブランド店の立ち並ぶファッション街や華やかな観光名所の数々、対照的にジェームズたち低所得者層の暮らす地域の危なく虚ろな空気……。
原作に登場した場所すべてでロケを敢行したという本物の背景が、ハッピーでかわいいだけでなく、ホームレスの窮状や薬物依存者の絶望なども率直に描いた、嘘偽りない物語をリアルに伝える要素の一つとなっている。
引用元:映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」オフィシャルサイト
↳作品の中で実際に映っていた場所のひとつ、こちらでもジェームズさんが路上演奏をしていました。
ロンドンがすき!猫が好き!音楽が好き!
そういう人にはぜひ見ていただきたい映画です。
この映画が公開された頃、私はアイルランドでワーキングホリデーをしていました。
バイトの休みの日に映画館で一人で鑑賞しまたが、帰りの飛行機の中でも、帰国してから自宅でも、この記事を書く前にもう一度…と、少なくても5回は観ました。(好きな映画は何度でも観たいタイプ)
情景を覚えるまで見たくなるほど、カメラワークも素敵です。
ときどきボブ視点で映る世界も面白く、ストーリーやボブの癒しパワーはもちろん、音楽を含めた映像すべてが最高の1作品です!
続編: “A CHRISTMAS GIFT FROM BOB”
実は続編(“A CHRISTMAS GIFT FROM BOB” )も映画化されていました。
英語字幕 ↓ (こちらの映画予告は 1分53秒です)
イギリスにいたはずなのに全然気が付きませんでした…
なんで~ (´;ω;`)
日本でも2021年に公開が予定されていたようですが、
公開日も未定、題名も仮?なのか『ボブという名の猫2』と当てられています。
この続編映画をどうしても観たい!と思うのは、実はボブが登場する、2つ目にして最後の作品となってしまったからです。
死因は交通事故とのこと。
歳を取ってはいたものの、まだまだ元気だったボブ。
ネコの年齢で 14歳前後ならば、人間の場合およそ 70歳前後になるそうです。
2007年からずっと同じ時間を共有していたジェームズさんにとって、ボブとの突然のお別れは当然受け入れがたいもの。
ジェームズさんや作品内でジェームズさんを演じたルークさん、映画監督さんがボブのことについて話されている動画も、上記記事内に挙がっています。(動画は4分30秒。)
ボブ役の猫ちゃんは実は7匹いたそうです。
それぞれ異なる魅力があるので、シーンによって登場する子が違っていたとか。
ボブにもう会えないのか…と思うととても残念ですが、日本でも公開される日を待っていたいなと思います。
ジェームズさんが書いた本も大ベストセラーになっています。
アメリカ、中国、日本をはじめとする30を越える地域で出版され、販売部数は世界中で500万部、続編2冊を合わせると、計1000万部を越える大ベストセラーとなっています。
コヴェント・ガーデン 基本情報
アップル・マーケット(Apple Market)と
ジュビリー・マーケット(Jubilee Market)のあるコヴェント・ガーデン。
地下鉄 Covent Garden 駅からアップル・マーケットまでは徒歩2分程度、
そこからさらに約2分程奥へ進むとジュビリー・マーケットがあります。
駅からCovent Garden Market までの道☟
訪れる季節によって雰囲気(装飾)も異なります。
クリスマスの時期には、大きなクリスマスツリーの装飾も。
写真では(3度目のロックダウンが始まる直前のため)閑散としていますが、
お店がずら~っと並んでいて、いつもたくさんの人で溢れかえっている場所です。
このクリスマスツリー、離れて撮らないと全体を写真に収めることができないほど巨大です。
向いのこの場所(写真下)は、常に何かしらの大道芸のパフォーマンスが行われている賑やかなスポット☟
このエリアにはたくさんのお店が集まっています。
ショッピングが好きな方は何時間でも過ごせそう…
詳細はこちらのHPからご確認ください☟
おわりに
ロンドンには他にも、さまざまなマーケットがあります。
筆者の好きなガイドブック、「ララチッタ」にもロンドンのマーケット特集が♡
建築に興味がある人はこちらもおすすめ☟
映画『ハリー・ポッターと賢者の石』のロケ地になった場所としても有名な、ロンドンで最も古いマーケットの1つ、Leadenhall Market(レドンホール・マーケット)。
夜景写真と共に、こちらの記事でマーケットの歴史についても触れています☟
グルメ・スポットとして有名な、バラ・マーケット(Borough Market)。
こちらの記事でご紹介しております☟
それぞれ特色も異なりますので、ロンドン観光の際にはぜひマーケット巡りも楽しんでくださいね。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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