南イングランドを流れるテムズ川には、たくさんの有名な橋が架かっています。
定番の観光スポットから少しマイナーな橋も含め、
ロンドン観光の際にぜひ訪れていただきたい、テムズ川に架かる橋を4基ご紹介いたします。
※この記事に記載されている写真は、2016年 9月に友人と旅行した際に撮影したもの、2020年 1月にマンチェスターから一人旅をした時のもの、2021年 1月上旬にパスポート更新のため、ロンドンを訪れた際に撮影したものが混ざっています。ジオラマモードで撮影したものもありますが、写真に加工はしておりません。
- タワー・ブリッジ(Tower Bridge)
- ミレニアム・ブリッジ(Millennium Bridge)
- アルバート橋(Albert Bridge)
- チェルシー橋(Chelsea Bridge)
- おわりに
タワー・ブリッジ(Tower Bridge)
テムズ川に架かる橋の中でも最も有名な橋はこちら、タワー・ブリッジ(Tower Bridge)。
ロンドンのシンボルとも言える建物の1つです。
1886年に着工、1894年に完成しました。
現在でも跳ね橋として使用されており、
跳ね上げられる時期は下記公式HPから確認することができます☟
ゴシック建築の2つの塔(North Tower, South Tower)の中には博物館も入っています。
上部通路は、展望通路として現在でも利用されています。
※2021年6月現在、要予約。現金の支払いは不可です。
撮影当時は雨が降っていたため更にピンボケしています。わかりづらくてすみません…
橋の上から撮った写真 ☟
ウォーター・パーク(Water Fountains)から見たタワー・ブリッジ☟
クリスマスの時期のおすすめの撮影スポット。
日が暮れる前はこんな雰囲気です☟
ミレニアム・ブリッジ(Millennium Bridge)
セント・ポール大聖堂(St. Paul's Cathedral)とテート・モダン(Tate Modern)を繋ぐ歩行者専用の吊り橋。
2000年に開通しましたが、横揺れが激しく数日後には閉鎖。
長い補強工事を経て 2002 年にようやく再開通を果し、今の姿になりました。
橋の上から眺めるセント・ポール大聖堂はとてもきれいですが、
テムズ川に架かるサザーク橋(Southwark Bridge)やタワー・ブリッジ(Tower Bridge)にもご注目!
ピンボケしていますが、手前のカラフルなライトアップされた橋がサザーク橋、奥に小さくタワー・ブリッジも見えます☟
サザーク橋とタワー・ブリッジの間にはロンドン橋(London Bridge)がありますが、
ミレニアム・ブリッジからだと位置的に見えずらいです…。
テート・モダンから全体を眺めることもできます。
アルバート橋(Albert Bridge)
テムズ川に架かるヴィクトリアン様式のアルバート橋(Albert Bridge)は、特徴的なデザインと配色でロンドンでも珍しい橋のひとつ。
主要な観光スポットが集まったエリアからは少し離れた場所にあるため、ガイドブックにはなかなか載っていませんが、とてもかわいいデザインが魅力的です。
In 1992 the bridge was repainted a rather striking mix of green, blue, and pink, making it perhaps the most distinctive bridge in London.
The eye-opening paint scheme had a purpose - to make the bridge easier to spot in a fog by ships on the river. Over 4000 lights were installed so that the bridge could be illuminated at night.
引用元:Albert Bridge, London | History & Photos
グリーン × ブルー × ピンクのレトロかわいい配色。
日中に見るとそのパステルカラーの色使いがわかりやすいですが、ライトアップされた夜も幻想的です。
最後に改修工事が行われたのは 2010年(2021年現在)。
木材の腐敗が原因ですが、その理由が衝撃的でした!
A final (for now) refurbishment in 2010 was made necessary by rotting of the timber deck.
The rotting damage was blamed on an unusual source; dog owners from Chelsea taking their pets across the bridge to Battersea Park for exercise. Dogs being dogs, they would relieve themselves on the bridge, and the resulting moisture damage slowly ate away the timber deck.
引用元:Albert Bridge, London | History & Photos
犬の散歩のためにバッターシー・パーク(Battersea Park)へ向かう歩行者がこの橋を利用する率が高く、わんちゃんたちのおしっこが木材デッキを腐らせてしまったんだとか!
そんなことってあり得るんでしょうか…(笑)
複数の建築家による異なるデザインが組み合わさっているのも特徴的で、複雑な歴史を持っています。
It's a hybrid of three design styles
The bridge has a rather unusual history in terms of its design.
Originally drawn up by engineer Rowland Mason Ordish, it was a combination of a suspension bridge and a cable-stayed bridge, which in layman terms means it that its chains fan out from the towers across the bridge (cable-stayed elements) and they're supported by vertical hangers (suspension element).
However, this design needed strengthening in 1884 — just 11 years after it originally opened. This was overseen by Sir Joseph Bazalgette, who replaced the steel cables with steel link chains. (Ordish had originally wanted this but was overruled because of costs.)
In 1973, the bridge was strengthened further. This was done through the addition of two concrete piers underneath — so it became a beam bridge too.
引用元: 8 Secrets Of The Albert Bridge | Londonist
このエリア周辺に立ち寄ることがあれば、ぜひ近くでご覧になってください。
チェルシー橋(Chelsea Bridge)
アルバート橋のお隣にある橋は、チェルシー橋(Chelsea Bridge)。
バッターシー・パーク (Battersea Park) と対岸の Ranelagh Gardens を繋いでいます。
ライトアップされた姿はピンク色のようにも見えますが、
白色をベースに赤い縁取りで、灰色がかった青色も使用されています。
※もともとはビクトリア橋(Victoria Bridge)と呼ばれていたそうです。
It used to be called Victoria Bridge
On 31 March 1858 Queen Victoria, accompanied by two of her daughters, crossed the new bridge and declared it officially open, naming it the Victoria Bridge. They were on their way to the newly constructed Battersea Park, for even more regal opening duties.
Victoria Bridge was opened to the public three days later, on 3 April 1858.
But its name was soon changed. The bridge was narrow and structurally unsound; it was renamed Chelsea Bridge, possibly to avoid associating the Queen with any potential bridge collapse.
引用元:Secrets Of Chelsea Bridge | Londonist
おわりに
ビッグ・ベン(Big Ben)のそばにあるウェストミンスター橋(Westminster Bridge)など、
ロンドンには他にも有名な橋が数多くあります。
晴れた日にはテムズ川沿いをお散歩して気分転換をしたり、
夜のライトアップを眺めたり…。
橋のあるロンドンの街並みを楽しんでくださいね。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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