【ポーラ美術館コレクション展】
(July 2021)
【ポーラ美術館コレクション展】が 2021年
夏<大阪>、秋<東京>にて開催されます。
<大阪>
〖あべのハルカス美術館〗
7月9日 (金) ~ 9月5日 (日)
<東京>
〖Bunkamura ザ・ミュージアム〗
9月18日 (土) ~ 11月23日 (火・祝)
「ポーラ美術館コレクション展」は、
日本屈指の西洋絵画コレクションを誇るポーラ美術館から、
モネやピカソ、ゴッホ、ルノワールなど、フランスで活動した作家28名による絵画と
化粧道具コレクションを紹介する展覧会です。
7月中旬にあべのハルカス美術館を訪れたときの印象に残っている作品、
展覧会の概要についてご紹介いたします。
展覧会概要
あべのハルカス美術館(July 2021)
2002年9月、箱根・仙石原に開館したポーラ美術館のコレクションは、
西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、彫刻、東洋陶磁、日本の近現代陶芸、ガラス工芸、化粧道具など多岐にわたり、総数は約1万点におよびます。
本展はポーラ美術館の珠玉の西洋絵画コレクションから精選した74点の絵画に化粧道具を加え、総数86件の作品をご紹介します。
The Pola Museum of Art, which opened in Hakone Sengokuhara in September 2002, houses a wide range of works, such as Western paintings, Western-style paintings of Japan, Japanese paintings, prints, sculptures, Oriental ceramics, Japanese modern and contemporary pottery, glassworks, and cosmetic utensils, with the total number being about 10,000 pieces.
This exhibition showcases a total of 86 works, including 74 paintings selected from the gems of the Western painting collection of the Pola Museum of Art in addition to some cosmetic utensils.
引用元:ポーラ美術館コレクション展 | あべのハルカス美術館
<大阪>
【ポーラ美術館コレクション展】
~モネ、ルノワールからピカソ、シャガールまで~
- 会場:あべのハルカス美術館
- 会期:2021年7月9日 (金) ~ 9月5日 (日)
- 休館日:2021年7月12日 (月)、19日 (月)、26日 (月)
- 開館時間:
(火~金) 10:00 ~ 20:00
(月、土日祝) 10:00 ~ 18:00
*入館は閉館30分前まで
作品出典リストは こちらから
公式ホームページ☟
<東京>
【ポーラ美術館コレクション展】
~甘美なるフランス~
- 会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
- 会期:2021年9月18日 (土) ~ 11月23日 (火・祝)
- 休館日:9月28日 (火)、10月26日 (火)
- 開館時間:
(月~木、日)10:00 ~ 18:00
(金・土) 10:00 〜 21:00
*入館は閉館30分前まで
※会期中のすべての土日祝および11月15日 (月) ~ 11月23日 (火・祝) は
【オンラインによる入場日時予約】が必要となります。
詳細はこちらからご確認ください☟
公式ホームページ☟
展覧会の背景にある3つのテーマ
ピエール・オーギュスト・ルノワール
印象派からエコール・ド・パリへと流れる時代の変遷に加えて、
本展覧会では全体に通底する3つのテーマを設けていることが大きな特徴です。
3つのテーマからフランスを舞台に活躍した画家たちに時代や
様式を超えて受け継がれる美意識を浮き彫りにしていきます。
テーマ① 時代を映す、輝く『女性像』
ライフスタイルの変化によって、19世紀末から20世紀にかけて
女性のファッションや化粧は劇的に変化しました。
美しく着飾ったパリジェンヌたちは、時代の象徴として様々に描かれています。
テーマ② 近代化により大きく変貌する『パリ』
産業革命や都市整備を経て、
巨大な近代都市へと生まれ変わったパリの風景は、
画家たちが好んで取り上げたテーマのひとつとなっています。
テーマ③ フランス各地への『旅』
産業革命によって鉄道が目覚ましく発達し、
パリの人々の生活には、田舎や行楽地で余暇を楽しむレジャーが定着しました。
一方で、理想の風景を追い求めてパリ郊外や南仏等に移り住んだ画家たち。
自然豊かな色彩あふれる田園風景と、
そこでの人々の過ごし方を描いた作品が数多く残されています。
特に印象に残っている作品
ピエール・オーギュスト・ルノワール
この展覧会の象徴として、チラシやポスターなどに使用されている作品、
『レースの帽子の少女』 ピエール・オーギュスト・ルノワール(1891年)
会場では、この作品のみ撮影することが可能です。
ピエール・オーギュスト・ルノワール
(1891年)油彩/カンヴァス
他の作品は撮影不可だったため、代わりにポストカードとして手元に残しておくことにしました☟
会場に入ってすぐ、最初に飾られていたのがこの作品。
とても記憶に残っています。
アルフレッド・シスレー(1891年)
優しい色合いがとても美しい作品。
水面に反射する景色も丁寧に描かれています。
マリー・ローランサン(1927年頃)
大好きなマリー・ローランサンの作品、
今回の展覧会では3つの作品が展示されていました。
『黄色いスカーフ』という作品が1番印象に残っていますが、
ポストカードの販売はありませんでした。
もうひとつの作品、『風景の中の二人の女』という作品もとてもかわいいです。
カミーユ・ピサロ(1886年)
“新印象主義”の画法である《点描》によって描かれた作品。
ポストカードでは実物の素晴らしさが伝わりにくいので、ぜひ本物の絵画を見ていただきたいです。
案内チラシ
★あべのハルカス美術館の案内チラシのPDFは こちらから
2022年1月下旬~4月上旬も、印象派の展覧会が開催される予定です☟
会場にはポーラ美術館の案内チラシも置いてありました☟
箱根の国立公園内にある、ポーラ美術館にもいつか訪れてみたいです。
ポーラ美術館 公式HP☟
おまけ
日本一の高さ 300mのビル「あべのハルカス」の展望台(58階、59階、60階)、
「ハルカス300(展望台)」からの景色には及びませんが、
美術館のある16階からでも、大阪の街並みを見下ろすことができます。
この日は少し曇っていましたが、よく晴れた日には見晴らしがよさそうです!
美術館を訪れた後は、新鮮な外の空気を吸ってリフレッシュするのもいいですね。
おわりに
あべのハルカス美術館の最寄り駅、天王寺駅から
JR 1本でアクセスができる、堺 アルフォンス・ミュシャ館。
この2つの美術館を同日に訪れることも可能です。
実際に私は、堺 アルフォンス・ミュシャ館を訪れた後に
【ポーラ美術館コレクション展】を訪れました。
堺 アルフォンス・ミュシャ館については、こちらの記事でご紹介しております☟
過去にあべのハルカス美術館で催されていた特別展☟
今後も近畿を中心に、美術館・博物館情報をお届けします。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃┄▸◂┄▹◃
にほんブログ村のランキングサイトに登録しています。
ポチッと押して応援していただけると励みになります。
よろしくお願いいたします
☟