↺ 2021/05/12 更新
街全体が世界遺産として登録されているバース(Bath)。
この記事では、2019年の夏に
筆者がロンドンから日帰り旅行をした際に実際に訪れた、
バースの観光名所をまとめてご紹介いたします。
※この記事に掲載されている写真は、2019年8月23日にロンドンからバースへ日帰り一人旅をした際に撮影したものです。ジオラマモードで撮ったものもありますが、写真に加工はしておりません。
- ローマン・バス【The Roman Baths】
- バース寺院【Bath Abbey】
- ロイヤル・クレセント【Royal Crescent】・サーカス【The Circus】
- ビクトリア・アート・ギャラリー【the Victoria Art Gallery】
- パレード・ガーデンズ【Parade Gardens】
- パルトニー橋【Pulteney Bridge】
- ギルドホール・マーケット【Guildhall Market】
- サリー・ランズ【Sally Lunn’s】
- 街歩き中に撮ったおまけ写真
- ロンドンからバースへの行き方
- おわりに
ローマン・バス【The Roman Baths】
バース観光の最大の見どころと言えば、
やはりローマン・バス(ローマ浴場博物館)。
紀元前から現在でも天然温泉が湧き出ています。
(46℃の温度で1分間に湧き出るお湯は117万ℓと言われています。)
ウイルスや病気などが問題になり、
今は水に触れることは禁止されていますが、
大浴場跡(グレート・バス)の2階部分に並んでいる彫刻も美しく、
この景色を眺めるだけでも長い歴史を感じることができます。
館内の独特の展示方法にも注目していただきたいのですが、
1番のおすすめスポットは豪華なエントランスホールです。
ローマン・バスについては、下記の記事で詳しくご紹介しております。
Roman Baths, Bath – Welcome to the Roman Baths
バース寺院【Bath Abbey】
ローマン・バスのすぐ近くにあるバース・アビー。
上の写真の右手に写っている建物がローマン・バス、正面がバース・アビーです。
隣接しているため、ローマン・バス内からも望むことができます。
見る角度によって、全然違った雰囲気を持っています。
その中でも西側のファサード(大聖堂正面)は特に注目していただきたいです。
はしごを上り下りする天使たちを間近で眺めることができます。
このデザインが採用された理由に関しては、下記の記事で述べております。
ヴィクトリアン・ゴシックとも呼ばれる荘厳な内装も必見!
レースのような繊細なアーチ状の曲線がとても華やかな天井は、いつまででも眺められるほど美しいです。
ロイヤル・クレセント【Royal Crescent】・サーカス【The Circus】
どちらの集合住宅もイギリス人・建築家のジョン・ウッド親子によって設計されました。
- サーカス:父
- ロイヤル・クレセント:息子
サーカスは円形状、
ロイヤル・クレセントは三日月のような半円の形をしています。
ロイヤル・クレセントは一部ミュージアム (No.1 Royal Crescent) として一般公開されています(※2021年6月再開予定)
ニコラス・ケイジも住んでいたことで知られている、サーカス。
あまり観光スポットという雰囲気は感じられませんでしたが、
大きな木が中央にあり、静かな落ち着いた場所でした。
それぞれの歴史や周辺の街の様子については、下記の記事でご紹介しております。
上記記事内では Gay Street という洗練されたストリートで撮った写真もいくつか載せています。
ビクトリア・アート・ギャラリー【the Victoria Art Gallery】
特別展示は有料ですが、入館料は無料の美術館です。
First Floor (2階)では無料で鑑賞できる常設展示が行われています。
その中でも筆者お気に入りの作品はこちら☟
実際にこの作品の前に立つと、ガチョウの群れが自分に向かって迫ってくる感じがして圧倒されます。
現在コロナの影響で一時的に閉館しており、再開は2021年3月29日の予定です。
実際に訪れることができない代わりに、2021年1月3日までオンライン展示が行われています。
※再開は2021年5月18日~の予定です。
詳細は下記記事でご紹介しております。
Victoria Art Gallery, Bath – Welcome to the Victoria Art Gallery
パレード・ガーデンズ【Parade Gardens】
規模はそこまで大きくはありませんが、
手入れの行き届いた、居心地の良い公園です。
私が夏に訪れたときは、ベンチに座って日光浴を楽しんでいる人をたくさん見かけました。
主要な観光スポットからアクセスしやすいのも良いところ。
バース・アビーからは徒歩約4分、
ビクトリア・アート・ギャラリーからも徒歩約3分程度です。
パルトニー橋【Pulteney Bridge】
エイヴォン川に架かる、連なった3つのアーチが特徴的なパルトニー橋。
両側にショップが連なる橋は、世界でもかなり稀なようです。
(11店舗あります。)
窓のところはショップになっており、
横から見ると普通のストリートのように感じられます。
この場所は2012年に公開されたミュージカル映画、
『レ・ミゼラブル』(原題: “Les Misérables”)のセーヌ川のシーンで使用されています。(橋の下の堰(せぎ)の部分が使用されたようです。)
パルトニー橋については、こちらの記事で詳しくご紹介しております。
ギルドホール・マーケット【Guildhall Market】
Bath Guildhall Market is the oldest shopping venue in the city and has traded on this site for the last 800 years.
Surviving from the eighteenth century is the Nail, a table on which market transactions took place, hence the saying, to pay on the nail.
Today, a colourful group of 20 or so stallholders trade from this jewel of Bath.
引用元:Guildhall Market | Visit Bath
バースで最も長い歴史を持つマーケット。
ビクトリア・アート・ギャラリーの隣に位置しています。
出入口は2か所ありますが、パルトニー橋のあるストリートと反対側から見ると、こんな雰囲気です ↓
Guildhall Market のそばにある、Guildhall。
美しい外観に惚れ惚れしてしまいます。
サリー・ランズ【Sally Lunn’s】
バース市街の中でも最も古い建物のひとつ、
サリー・ランズ(Sally Lunn’s)は地下に小さなミュージアムもある老舗カフェです。
店内の可愛いインテリアも気分を上げてくれます。
名物の Bunn をいただきました。
(下記の写真のみスマホで撮影したもので、少し色味を加工しています。)
こちらのカフェの詳細は、下記の記事でご紹介しております。
Sally Lunn's Bath | One of Bath's oldest houses and home of the Sally Lunn bun
サリー・ランズの向いには、The Bath Bun というティールームもあります。
筆者は利用しておりませんが、こちらのバンも定評があります。
街歩き中に撮ったおまけ写真
いつも通り、もうどこで撮影したのか記憶に残っていない
街角で撮った何気ない写真たちをランダムに並べます。
どこのストリートだったか忘れてしまいましたが、
可愛いショーウインドウのお店が連なる、歩くだけで楽しい気分になれた道。
英語でショーウインドウ、もう忘れることはなさそうですね(笑)
ライオンとユニコーンの装飾を見ると、イギリスらしいなあと思います。
頑張って人が映らないように撮ったわけではなく、誰もいなかっただけだけれどめちゃ可愛かったどこかの路地 ↓
これも謎の建物…
(天気良すぎて空が怖いくらい青いです…)
ブルーのドア×個性的なデザインの柵の組み合わせが可愛すぎて
シャッターを押す手が止まらなくなってしまったどこかのストリート。
(すみません、同じような写真が続きます ↓)
ロンドンからバースへの行き方
ロンドンからバースへは電車でもバスでも簡単にアクセスすることが可能です。
- ロンドンから長距離バス(COACH)で ⇒
London Victoria Coach Station から直通で約3時間。
交通状況により、少し前後します。
- ロンドンから電車で ⇒
London Paddington 駅からは直通の電車が出ています。
London Paddington 駅発、Bath Spa 駅着までの場合は
所要時間は約1時間半です。
私は大型バス (National Express) を利用しました。
もともと電車よりもかなりお得に行けますが、(当時働いていた会社の)社割で更に 15% OFF だったので、往復 £23.70 でした。
夏のベストシーズン(しかも予約したのが1週間前)だったのでこの価格ですが、オフシーズン+事前予約だとより安いチケットを購入することも可能です。
鉄道を利用する場合は、オフピークの時間帯を選択すると£35くらいからチケットはありますが、早朝発・同日夕方着の時間帯を希望すると£60以上はかかります。
時間とお金を天秤にかけて、自分に合った移動手段を選んでくださいね。
おわりに
この記事でご紹介させていただいている場所は、すべて徒歩で周りました。
本当は Royal Victoria Park や Botanical Gardens まで足を延ばしたいところでしたが、のんびりと街歩きをしていたため全く時間に余裕がありませんでした。
(Fashion Museum Bath も見たかったのですが、時間が足りず…)
ロンドンからの日帰り旅行におすすめの場所として紹介されることが多いバースですが、私はできれば1泊して夜景も楽しむことができれば最高だなあと思います。
(冬場は午後4時前には真っ暗になってしまうため、訪れる時期によっては日帰り旅行でも夜の雰囲気を感じられるかもしれませんね。)
ロンドンから日帰りで旅行できるおすすめの街は他にもたくさんあります。
合わせて旅行プランの参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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