世界遺産の街、バースにも入館料無料の美術館がいくつかあります。
その中でも、今回は筆者が実際に訪れたビクトリア・アート・ギャラリーをご紹介いたします。
※ビクトリア・アート・ギャラリーは入館料は無料ですが、特別展示は有料となっております。
※この記事に掲載されている写真は、2019年8月23日にロンドンからバースへ日帰り一人旅をした際に撮影したものです。ジオラマモードで撮ったものもありますが、写真に加工はしておりません。
◆◇◆◇◆ 目次 ◆◇◆◇◆
常設展示の見どころ
First Floor(2階)では無料で鑑賞できる常設展示が行われています。
その中から特に印象に残っている作品3点をご紹介いたします。
“The Watersplash”- Henry Herbert La Thangue
常設展示で最も人気のある作品のひとつです。
実際にこの作品の前に立つと、ガチョウの群れが自分に向かって迫ってくる感じがして圧倒されます。
Henry Herbert La Thangue (ヘンリー・ヘルベルト・ラ・サング)
- (1859 –1929)
- English realist rural landscape painter
“Sophia Dumergue” - Johann Zoffany
写真下の猫を抱いている少女(Sophia Dumergue)の肖像画。
画家のJohann Zoffanyはドイツの生まれですが、Englandで活動していた期間が長かったようです。
Johann Zoffany (ヨハン・ゾファニー)
- (1733–1810)
- German neoclassical painter, active mainly in England, Italy and India
作者・作品名不明の風景画
すみません…作者・作品名を控えておらず詳細がわからないのですが、とても惹かれた作品です。
現在、Victoria Art Gallery の公式YouTubeで常設展示の作品10点を一つひとつ紹介していくコーナーが始まりましたので( “Top Ten Treasures” 2020/10/26開始)、
もし動画内で紹介されることがありましたら、分かり次第追記したいと思います。
Trailer: Discover the Top Ten Treasures of Victoria Art Gallery
ビクトリア・アート・ギャラリー基本情報
2020年12月現在、残念ながらコロナウイルスの影響で一時閉館しています。
再開は2021年3月29日の予定です。
詳細は下記公式HPをご確認くださいますようお願いいたします。
地上階(Ground floor)で行われる特別展示は数ヵ月おきに内容が変わるようです。
無料で鑑賞できる2階(First Floor)の常設展示に繋がる階段を上がると円形の広間があり、頭上のドームには金の美しい星座の装飾が施されているので、こちらもお見逃しのないように注意してくださいね。
ビクトリア・アート・ギャラリーはバース市内中心部に位置しています。
2021/01/03まで開催中のオンライン展示
実際に訪れることができない代わりに、2021年1月3日までオンライン展示が行われております。
Bath Society of Artists :
Virtual Open Exhibition 2020
(the exhibition online
from 2nd November - 3 January 2021)
作品の解説などは特にありませんでしたが、私が特に惹かれた画家3名の作品をそれぞれ紹介させていただきます。
※画像は公式HPから拝借しました。
参照リンク:Bath Society of Artists: Virtual Open Exhibition 2020 | The Victoria Art Gallery
Esther Jeanes
タイトルの “Llanover” はウェールズのモンマスシャーにある村の名前です。(Welsh: Llanofer)
Walesの首都、カーディフ(英: Cardiff 、Welsh: Caerdydd、)には数年前に一度訪れたことがありますが、自然が多い地域にも行ってみたいなぁと思いました。
“Llanover” - Esther Jeanes
- Painting (44 x 44cm)
- Acrylic, Framed
- £515
Victoria Ball
色の配色にとにかく魅了されました。
こんな素敵な作品が家にあれば、毎日でも眺めていられそうです。
タイトルの “Haresfield” は Gloucester のそばにある村の名前です。
“Haresfield” - Victoria Ball
- Painting (71 x 101 x 5cm)
- Acrylic on wood panel, Framed
- £1,985
Richard Burel
デザインも色味もすべてがド好み!
中央の3連のアーチが印象的な橋は Pulteney Bridge(パルトニー橋)と呼ばれています。
パルトニー橋については下記の記事で詳しくご紹介しております。
他にも Bath Abbey(バース寺院)など、バースを象徴するモチーフがたくさん散りばめられています。
“Blue Bath” - Richard Burel
- Painting (80 x 80cm)
- Oil on canvas, Unframed
- £3,200
同じ画家の作品です。
デザインと独特な色使いに完全に心を持って行かれました。
バースの美しい都市景観を代表する建築、サーカス(The Circus)が描かれています。中央にある木がなんとも神秘的ですね。
こちらの観光名所も過去の記事でご紹介しております。
“Purple Bath” - Richard Burel
- Painting (60 x 40cm)
- Oil on canvas, Unframed
- £2,000
他にも美しい絵画がたくさんオンライン上で展示されています。
展示は1月3日まで無料で行われているので、アートに興味がある方はぜひ公式HPを覗いてみてくださいね。
おわりに
日本では血液型を意識する機会が多いと思いますが、イギリスを含む欧州では気にしていない人の方が多数派のような感じがします。
その代わり(?) 、星座に対して興味がある人は意外にも多いなぁという印象。
(年齢や性別にもよるのかもしれませんが、雑貨屋さんで星座モチーフの小物を見かけることがあったり、ハウスメイトのErika も私も共通の牡羊座だとわかった時はキャイキャイ盛り上がったり…。)
私はもともと血液型占いはあまり自分には当てはまらないと感じることが多く、占いの記事を読むときは星座の方に注目していたのでなんだか嬉しかったです。
生まれた日というのはやはり特別な何かがあるのかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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