ワーホリ生活最初の難関、家探し。
海外で初めて家を借りる時、それはそれは緊張しました。
どうやって家を見つければいいのか、
どういったところに気を付けて探せばよいのか、
慣れない土地だと余計不安になりますよね。
ロックダウンで家からなかなか出ることができない生活をすることになり、
「ホーム」の重要性をこれまで以上にひしひしと感じています。
マンチェスターでフラットを探した際に、
私が実際に使用したアプリの紹介とともに、
家探しをするときの確認すべきポイントをお伝えします。
家探しの際におすすめのアプリSpareRoom
イギリスのお部屋探しで有名なサイトはいくつかありますが、
私が実際に使用したものは SpareRoom というサイトです。
ロンドン市内に滞在予定の方は MixB という日本語の情報サイトを通して物件探しもできるようです。
SpareRoomをおすすめする理由は、主に以下の3つです☟
★イギリス人もよく利用している信用のできるサイト
★フィルターをかけて自分の好みの条件で検索しやすい
★アプリ内で大家さんと気軽に連絡を取ることができる
もちろんネットからも検索可能ですが、
隙間時間に物件を眺めたり、
大家さんともちゃちゃっとコンタクトを取るには、
アプリをダウンロードする方が断然便利です!
登録の仕方、アプリの使い方に関しては、他の方のブログでわかりやすくまとめてくださっています☟
『難易度高すぎるイギリスで家探しのポイントとコツ』
筆者:Sachy様(ブロガー)
2020年8月16日確認
私が家探しの際に実際にお世話になったブログは、残念ながら現在閉鎖されていますが、上記の方のブログも読んでいてとても参考になりましたのでおすすめです。
家探しのコツ
家探しのコツ:絶対に譲れない条件を決める
人によって重要視するポイントは異なると思います。
家賃、エリア、家をシェアする人数・性別など、
気になるポイントはいくつかありますが、
その中でも絶対に譲れないもの、我慢できるものを分けてリスト化しましょう。
私の場合は下記の条件で絞りました。
- City Centreまでバス・トラムで30分圏内の位置
- 徒歩圏内に大きめのスーパーがある
- 家賃は最高でも£450(≒ ¥ 63,000- )まで
- 大家さんとは別居
- (できれば)フラットメイトは女性のみ
- 共有スペースも含めて清潔感のある家
こう見るとなかなか要望多いな!と思われるかもしれませんが(笑)、
この中でも順位付けをして、最低限の許容範囲をつくっていたのであまり悩まずに物件探しをすることができました。
大家さんに内覧希望のメッセージを送信
いいかも!というお家が見つかったら、
内覧をさせてもらうために片っ端から大家さんへメッセージを送りましょう。
他の人のブログや、友達の体験談では「全然返事が返ってこない!」と聞いていたので正直ビビりまくっていました。
あまり期待はしていなかったのですが、実際は(マンチェスターという土地柄なのか?)ほぼすべての大家さんから返信をもらえました。
1年半ほど前のことなので若干記憶が曖昧ですが、
7件ほどメッセージをしてそのうち5件から返事が来ました。
私は下記のような内容でメッセージを送りました。
Hello, my name is ●●.
I’m interested in your room which I’d like to rent for min 6 months.
Could you arrange my viewing next week if it is still available?
My Bio:
■■ years-old, Female, Japanese, Non-smoker, quiet, clean person.
I’ve worked 5 years in Japan as an usher and an office clerk.
Currently, I study English at an English language school in Manchester.
I’m looking forward to hearing from you.
Kind Regards,
●●
□□□□□□□□ (TEL)
物件によっては学生お断りのところもあったので、
「仕事をする目的でイギリスに来たけれど、一時的に語学学校に通っている」という内容を入れてメッセージを送ることもありました。
(渡英後、4週間だけ語学学校に通っていました。)
私は土曜日にアプリを入れて登録し、
その日にメッセージを7件近く送りました。
3件は当日中に返信をもらい、翌日の日曜日に2件内覧をさせていただきました。
2つ目の家に惹かれて迷いはなかったのですが(実際そこに決めました)、
もう1件別日に内覧をさせていただくよう依頼していたので、
大家さんに正直に事情を話して数日間待っていただくようお願いしました。
ロンドンなど競争率が高い地域の場合は、急がないと優良物件はすぐになくなってしまうようなので気を付けましょう。
内覧の際に確認すべきポイント
内見(viewing)をする際、大家さんが家の説明をしてくれる場合と、
実際にそのフラットに住んでいる子が案内してくれる場合の2パターンがあります。
私は大家さんとは別居の家を探していましたが、2件目に内見した家(現在住んでいる家)はちょうどその日に大家さんがフラットに来て話し合う機会を与えてくれるというラッキーな状況でした。
聞き漏れがないように、聞きたいことはすべてリスト化しておくことをおすすめします。
咄嗟に英単語が思い出せなくなってしまうこともあるので、私はメモをがっつり出して、インタビュアーのように聞きたいことを1つひとつ片っ端から聞きました(笑)
⚘内見でチェックしたいこと⚘
《大家さんに再確認すること》
- Bills (光熱費) 込みか/ 家賃以外に別途かかる費用があるか
- 契約書をもらえるか(※1)
- 家賃の支払い方法(※2)
- 特別なルールがあるか(大抵ないよと言われますが一応)
- ゲストがNGかどうか
《家の設備・周辺の様子》
- WiFi が Unlimited (制限なし)かどうか
- シャワーの水圧・温度
- 日当たりの良さ
- 近隣の様子(その地域の治安)
※1 契約書について
大抵の物件では最低居住期間が設けられています。
この期間以内に家を出ることになった場合は、デポジットは返ってきません。
通常、最低居住期間を過ぎた後引っ越しをする場合(+部屋に損傷などがない場合)はデポジットを返金してもらえます。
トラブルを回避するためにも、契約は書面で交わすようにしましょう。
私の場合は Signnow というアプリでデジタルの契約書を持っています。
最低居住期間は6カ月、デポジットは月の家賃の半額の £200 でした。
※2 家賃の支払い方法
契約当時、私はイギリスの銀行口座を持っていませんでした。
口座を開設するまでの間、現金での支払いが可能かを確認しました。
英国内ではネットで振り込みをする場合、異なる銀行間でも手数料はかかりません。
アプリで簡単に送金できるので、今もこちらで働いて貯めた口座から支払いを続けています。
確認した方がいいポイントをいくつかあげましたが、
一番大切なのは大家さん・ハウスメイトとの相性だと思います。
これだけブログでErika愛を全面に出していますが、実際に初めて会って話をしたのは引っ越ししてからなんですよね(笑)
大家さんがとても信頼できる人で、
「この家に住んでいる子達に会ってから決めてもいいよ、でも二人ともすごくいい子だから絶対気に入ると思う。」と言われ、この人がそういうんだったら大丈夫だなと思い、会わずに決めました。
私は自分の直感に頼って生きているところがあるので、時々本能的に決断をすることがあります。
内見の際に同居人がいれば、その子たちと雑談したり、趣味や生活リズムなどを聞いてみてもいいかもしれませんね。
家探しはタイミングも重要になってくるかもしれません。
探しやすい時期がいつなのかはわかりかねますが、大学が始まる9月、その少し前は特に難しいと言われています。
私は2019年の4月に現在の家を見つけました。
少しだけ、私の家の紹介をさせていただきます。
マンチェスターの自宅について
自宅周辺の様子
私は Manchester の Salford に住んでいます。
City Centre までバスで片道約20分くらいのエリアで、
道が空いていれば15分もかかりません。
治安はそこまで悪くはありませんが、
私の元ハウスメイトは日中でも自宅付近でスマホを盗まれたため、残念ながら安全とも言えません。
しかし、個人的にはこのエリアでの生活にとても満足しています。
家のそばには3つスーパーがあり( Lidl は徒歩2分以内、Aldi と大型の Tesco までは徒歩約7分)、郵便局や銀行、その他生活用品を取り扱うお店などが入ったショッピングセンターも徒歩10分以内にあります。
徒歩圏内に生活に必要なものがすべて揃っている、かなり便利なロケーションです。
最寄りのバス停までは徒歩3分ほどで着きます。
City Centre 行きのバスも通っています。
大きな公園も徒歩7分ほどでアクセス可能です。
ロックダウンの規制が厳しかったときは、公園くらいしか行ける場所もなかったため、毎日お散歩をしていました。
これだけの好条件が揃う物件もなかなか見つけられないと感じています。
家の中の様子・家賃
私の部屋の家賃は月 £ 400(≒ ¥ 56,000- )です。
(光熱費全部込み+Wi-fi使い放題です。)
私はイギリス人の同い年の女の子と、
スペイン人のハウスメイトでありベストフレンドであるErikaと3人で生活しています。
キッチン・リビングとバスルームは共有です。
バスルームと二人の部屋は上の階にあります。
すぐ手前に私の部屋あり、その奥にリビングルームがあります。
カーテンはもともと家にあったもので、ベッドのシーツ、掛布団、枕・枕カバーは自分で購入しました。
現在模様替えをし、ベットは90度回転させて
クローゼットの近くに頭が来るような配置になっています。
リビングの奥にはキッチンがあります。
死角になっており見えませんが、冷蔵庫の奥に電子レンジもあります。
洗濯機はキッチンに備え付けられている家が多いです。
シンクの手前に見えるそれがドラム式の洗濯機です。
冷蔵庫の手前には乾燥機もあります。
中庭と呼ぶにはあまりにも小さすぎますが、小さな庭もあります。
この手前に小さなテーブルとイスがあり、
日光浴をしながら外で食事をすることもできます。
大きな家ではありませんが、天井が高いので閉塞感は感じず、とても居心地がよいです。
ロンドンで同じような物件を探そうとすれば、倍の値段はする可能性もあります。
おわりに
自分の理想の家を見つけるのは簡単ではありませんが、
生活の基盤となる場所はできるだけ妥協はしたくありませんよね。
おうち時間が長くなった現在の生活だと、尚更そう強く感じます。
ただ、個人的に最も大切だと思うのは一緒に住む人達。
これは運次第だと思いますが、共有する相手にもハウスメイトでよかったと思ってもらえる存在になれるよう、お互い尊重して支え合える関係を作っていきたいです。
私のハウスシェア生活については、下記の記事でもお話しています。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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