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ブラチスラバで最も古い教会・聖マルティン大聖堂【ブラチスラバ観光】

Dóm sv. Martina(June 2022)

 

ブラチスラバにはたくさんの教会がありますが、

 

その中でも最も大きく、古い教会のひとつと言われているのが

聖マルティン大聖堂(Dóm sv. Martina)です。

 

St. Martin’s Cathedral(June 2022)

 

この記事では 聖マルティン大聖堂の歴史、

教会内部・周辺の様子なども合わせてご紹介いたします。

 

 

St. Martin’s Cathedral(June 2022)

 

 

聖マルティン大聖堂について

Dóm sv. Martina(June 2022)

 

85m の高さがある、聖マルティン大聖堂の尖塔。

 

その頂上には、重さ 300 kg もあるハンガリー王冠の金色のレプリカが置かれています。

聖ステファン王冠の模型だそうです。

 

教会の内陣は、1452年に奉献されましたが、

後に取り壊されて拡大され、より堂々としたものとなりました。

 

Dóm sv. Martina(June 2022)

 

聖マルティン大聖堂が特別な教会である理由は、

1563年から1830年の間に、19回に渡り、

ハンガリー国王の戴冠式が行われたからです。

 

女帝 マリア・テレジアもそのうちのひとりです。

 

Dóm sv. Martina(June 2022)

 

聖マルティンと乞食の騎馬像(1733 ~ 1735)
彫刻家ラファエル・ドネル作

 

St. Martin’s Cathedral(June 2022)

 

19世紀には、厳格主義的なネオゴシック様式による復旧工事が行われ、

バロック様式の調度類はほとんど取り除かれることになりました。

 

‥と言われていますが、ここ(写真下⇓)の部分の礼拝堂は、

躍動的な彫刻が印象的な、バロック時代の原型(?)をとどめていそうだなと思いました。

(※個人の感想です)

 

St. Martin’s Cathedral(June 2022)


(個人的には洗練されたゴシック建築よりも、豪華絢爛なバロック建築がすきなので、

正直なところあまり好みのタイプではないのですが)

 

戴冠式も行われた歴史のある教会なので、

ブラチスラバ観光の際は、ぜひ教会内部も見学していただきたいです。

 

St. Martin’s Cathedral(June 2022)

 

※教会は誰でも無料で入ることができますが、特に夏場は肌の露出が多い服は避けてください。

実際に係の人が、肌の露出が多い服を着ている女の子たちに退出するようお声がけされているのを見かけました。

 

St. Martin’s Cathedral(June 2022)

 

 

聖歌隊エリアと宝物庫

St. Martin’s Cathedral(June 2022)

 

有料ですが、宝物庫と

聖歌隊の人たちが利用する、上の階にも上がることができます。

(※冬季期間中は閉鎖されているようです)

 

2022年6月時点では €4.2 でした☟

 

こちらがその入り口です☟

このゲート前に係の人が待機されています。

 

私は利用していませんが、有料でオーディオガイドも借りられるようです。

(残念ながら日本語は未対応ですが、英語を含む8か国語から選択可能。)

 

チケットを購入すると、まず宝物庫へと続く階段を案内されます。

(※宝物庫は撮影禁止となっております。)

 

鑑賞後は、階段を降りて地上階に戻ります。

 

すると別の階段へ誘導され、登ってみると

聖歌隊の人たちが合唱されるエリアに辿り着きました。

 

Dóm sv. Martina(June 2022)

すぐ近くにはパイプオルガンも‥!

下から見たパイプオルガン

 

聖マルティン音楽協会は1828年に設立され、

有名な作曲家の演奏を行ってきました。

 

教会内では、1834年にモーツァルトの「レクイエム」、翌年にベートーヴェンの「ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)」が演奏されました。

ハンガリー王国出身のフランツ・リストは、

1840年にここで地元のオーケストラを指揮し、

1884年に自作の「戴冠ミサ曲」を指揮しています。

 

 

 

ステンドグラスも間近で見ることができます☟

 

ここに入る前に、小さなお祈りの場所もありました☟

こちら側は写真撮影が可能なようです。

(係のおばあちゃんは英語が通じませんでしたが、カメラを見せて尋ねるとOKと返事をしてくれました。)

 

私が訪れたときは、他に観光客はおらず、

地上階に戻るとすぐに施錠されていました。

 

 

正直あまりいらないな…と思ってしまったのですが、

ミニチュア模型を作ることができるキットが付いた、

パンフレットのようなものもいただきました。

 

有料エリアになりますが、大聖堂を訪れた記念に、

こちらにも入ってみてはいかがでしょうか?

チケットも観光の記念になりますね

 

 

聖マルティン大聖堂 基本情報

バスの窓から見た、Dóm sv. Martina

 

観光客向けに開放されている時間:

(月)~(金)   9:00 ~ 11:30
 13:00 ~ 18:00
(土)   9:00 ~ 11:30
(※通常午後は結婚式が行われるため、観光不可)
(日)  13:45 ~ 16:30

 

出典:https://dom.fara.sk/en/

 

聖マルティン大聖堂の公式HPはこちら☟

 

※公式ホームページ内に最新の開館時間が記載されています。

実際に訪れられる前に、公式HPをご確認ください。

 

大聖堂の出入口付近にも、開館時間の案内表記がありました☟

 

Dóm sv. Martina(June 2022)

 

 

聖マルティン大聖堂周辺の様子

Lekáreň u Salvátora(May 2022)

 

マルティン大聖堂には “Martineum café” という、

併設されたカフェもあります。

 外側の入口

 中からも繋がっています。

↳ 写真中央のグレーの通路が、カフェへと繋がっています

 

お店のロゴは大聖堂の王冠がモチーフで、

店内も洗練されていておしゃれな雰囲気です☟

 

 

他にもマルティン大聖堂の近くには、

アンティーク品が店内を彩る、落ち着いた雰囲気のカフェがあります。

Café L'Aura & Antik art shop(June 2023)

 

【Café L'Aura & Antik art shop】については、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟

 

聖マルティン大聖堂から道路を挟んで向かいには、

こじんまりとしたかわいい時計博物館もあります。

クリーム色の建物は、外観を眺めるだけでもかわいい💗

 

こちらの記事で詳しくご紹介しております☟

周辺の観光スポットも、ぜひ合わせて巡ってみてください。

 

 

おわりに

Dóm sv. Martina(June 2022)

 

ブラチスラバで最も有名な教会と言えば、

やっぱりブルーチャーチ💙

(正式名称は聖エリザベス教会(The Church of St. Elizabeth/Kostol svätej Alžbety))

The Blue Church(May 2022)

 

ブルーチャーチの魅力については、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟

 

ブラチスラバには他にも教会がたくさんあります。

(20個ほどあると言われています。)

 

その中から聖マルティン大聖堂を含めた8ヶ所を別記事にてご紹介いたします。

 

 

 

貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

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聖マルティン大聖堂の様子もご紹介しております☟

 

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