パステルカラーのカラフルな建物が並ぶ、
ブラチスラバの旧市街の中でも、
最も写真映えするスポットと言えばここ、
くすみピンクがかわいい プリマティア宮殿です。
館内は写真撮影禁止ですが、有料で見学することができます。
ブラチスラバ観光で超おすすめしたいスポットのひとつ、
プリマティア宮殿の歴史や見どころ、撮影スポットをご紹介いたします。
- プリマティア宮殿について
- 大司教宮殿 館内の様子
- 大司教宮殿 中庭の様子
- 大司教宮殿の外観
- プリマティア宮殿おすすめ写真撮影スポット
- プリマティア宮殿 基本情報
- ~おまけ~ 期間限定のアートイベント
- おわりに
プリマティア宮殿について
スロバキアを代表する建築遺産のひとつである、プリマティア宮殿ですが、
わずか3年という驚くべき短期間で完成したと言われています。
設計者はウィーンの建築家 メルヒオール・ヘフェレ。
ハンガリーのエステルゴム大司教であり、ハンガリー主教でもあった、
枢機卿ヨゼフ・バッチャーニ(Cardinal Jozef Batthyányi)のために
1781年に建てられました。
プリマティア宮殿は、1790年に聖マルティン大聖堂で
ハンガリー王レオポルド2世の戴冠式があった際に、
国王の宿泊所としても用いられました。
★聖マルティン大聖堂については、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟
1811年に城が大火に見舞われてからは、
ハンガリー王は時折、この場所を寝所としたと言われています。
大司教宮殿 館内の様子
宮殿内での写真撮影は禁止されていますが、
ロビーまでは撮影可能です。
入口は少しわかりづらいですが、(噴水に向かって歩いていく場合)
左手に扉があるので、そこから入ります。
奥へと階段が続いているので、そのまま上へと進みます☟
角を曲がった右手に、チケットカウンターがある部屋が現れます。
コインロッカーはありませんが、お願いをすると荷物を無料で預かってくださいました。
特に番号札等はなかったので、たまたま人が少なかったから受け取ってくださっただけかもしれません…
チケット販売の部屋の奥にお手洗いがあります☟
階段を降りなければいけない、不思議な造りになっていました。
チケットを購入し、お手洗いも済ませたら、いざ宮殿内の見学へ。
(写真下の)中央に見える扉が入口です☟
(写真で館内の様子をお伝えできないのが残念ですが)
一般公開されている宮殿の2階には、
国賓室、プレスブルグ条約が署名された鏡の間、聖ラディスラス礼拝堂があり、
オーディオガイドの詳しい説明を聞きながら見学することができます。
(オーディオガイドはすべて聞くと45分近くあった記憶があります。入館料の €3 に含まれています。)
聖ラディスラス礼拝堂の中に入ることはできませんが、
ピンク色のかわいい礼拝堂を宮殿の内側の窓から覗き込むことができるので、
ぜひお見逃しなく!(1番奥の角の部屋にあります。)
国賓室で必ず見てほしい作品は、
17世紀イギリス製(1630~1632年)の6枚のタペストリーです。
この作品がイギリスからプレスブルグに渡った経緯は今もなお謎に包まれていますが、
国王チャールズ1世のために製作されたものの、後にオリバークロムウェルの共和派に没収されて売却された‥という説が現実的と言われています。
今日、モルトレーク製のタペストリーセットは
不完全なものや模造品がイギリスやスウェーデンで見つかっていますが、
完全なものはブラチスラバのセットを除いて他に現存していないそうです!
世界で唯一の完全なセットとして、極めて貴重な芸術作品です。
他の部屋もじっくり見てまわりながら
宮殿内を見学してくださいね。
大司教宮殿 中庭の様子
プリマティア宮殿の中庭は、無料で入ることができます。
17世紀の作品である、
聖ユライ(聖ゲオルギウス)の噴水が中央にあります。
ときどき簡易のステージが作られ、
この場所でイベントが開かれることもあります。
日が暮れるとライトアップされた落ち着いた雰囲気に‥
噴水の奥の通路へ進むと、また少し開けたスペースがあります☟
この左手には、かわいいスロバキアのハンドメイドグッズが揃う雑貨屋さん “IN VIVO” の裏口と繋がっています。
★ 雑貨屋さんについては、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟
大司教宮殿の外観
くすみピンクがかわいいプリマティア宮殿ですが、
屋根にもぜひ注目していただきたいです。
屋根にある大司教の紋章は、枢機卿の帽子を戴いています☟
2人のプット(翼の生えた裸の幼児)が掲げているのは、 “C” と “I” の文字☟
これは大司教の標語である “Clementia et Institia” 「慈悲と正義」を意味するラテン語の 頭文字です。
他にも屋根の上にある像の一つひとつに意味があり、オーディオガイドで詳しく解説されていましたが、
訪れたのが1年以上前のことなので忘れてしまいました…
気になる方は、訪れた際に解説をじっくり聴いてみてください。
プリマティア宮殿おすすめ写真撮影スポット
どの角度から見てもレトロかわいい宮殿ですが、
記念撮影をするなら、やっぱり聖ユライ(聖ゲオルギウス)の噴水前がおすすめ♡
少し引きで撮ると、ドアを写真のフレーム代わりに使うことができ、
雰囲気のあるかわいい写真になります。
人物を入れない場合は、もう少し後ろに下がって柱をフレーム代わりにしてもかわいいですね。
Primate’s Square 側から見た噴水☟
噴水側から見た Primate’s Square☟
Primate’s Squareには自転車置き場?もあり、
ここに跨って写真を撮っている観光客もたくさんいます☟
ぜひブラチスラバ観光の思い出に、
この場所でも記念撮影をしてみてくださいね。
プリマティア宮殿 基本情報
開館時間 | (火)~(日) 10:00 ~ 17:00 |
休館日 | (月) |
★見学料:€ 3
※オーディオガイドも料金に含まれています
(日本語はありませんが、スクリーン付きのオーディオガイドなので、英語にあまり自信がない方も深く理解できると思います。)
(正確な時間は忘れてしまいましたが)45分以上あったと思います。
しっかりすべてのガイドを聞くと、かなり時間がかかりますが、
ブラチスラバの歴史などにも触れた、満足感の高い濃い内容となっております。
チケットは(下の写真の)右側のみ切り離して回収されます☟
オーディオガイドも付いて、ポストカードも付いて € 3 は正直お得過ぎ!入らないのはもったいないです。
他の欧州の煌びやかな宮殿と比較すると
こじんまりしているのは事実ですが、見応えは十分あります。
オーディオガイドを聞くのは気になる部屋や作品だけでもいいので、
ぜひ中にも入ってみてほしいです。
市庁舎の隣にあり、まさに観光の中心地に位置しています☟
★ ブラチスラバ観光公式HPはこちら☟
Primate's Palace | Places | Visit Bratislava
~おまけ~ 期間限定のアートイベント
プリマティア宮殿内で、期間限定(2023年8月26日まで)の
ワイヤーアートの展示が開催されていました。
正面入り口から入って右手☞
入場無料で写真撮影も可能でした📷
これが個人的に1番かわいいなぁと思った作品
訪れたタイミングが ちょうどイベントと重なっていたら嬉しいですね。
おわりに
他にもブラチスラバ旧市街には、
かわいい観光スポットがたくさんあります。
\こちらもおすすめ/
ブラチスラバ観光の際に、参考にしていただければ嬉しいです。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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