2021年10月31日は【第49回衆議院選挙】と
【最高裁判所裁判官 国民審査】の投票日です。
当日は仕事も入っていたことと、
先日家の近くのショッピングモールでも投票ができたので、期日前投票をしてきました。
(※期日前投票の期間は10月20日~ 30日です。)
日本の投票率は先進国の中でもかなり低いことが問題視されていますが、
(※日本の投票率ランキングは世界で140~150位前後を記録しています。)
(特に若者が)投票に行かない大きな理由のひとつには
『投票したい候補者・政党がない』という意見も上がっています。
(この投稿の5つ目のページに載っています☟)
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私自身も特に支持したい政党が決まっているわけではなく、
各政党が掲げる目標や政策が、自分の望む社会に近付くものであれば投票したいというスタンスです。
そこで今回の記事では、投票する前に
どの政党を選べばよいか迷ったときに役に立ったサイト2つをご紹介いたします。
選挙ドットコム ≪第49回 衆議院選挙 投票マッチング≫
<使い方>
20個の質問に答えるだけで
自分の意見に最も近い政党をマッチングしてくれるサイトです。
それぞれの質問に対して
賛成・やや賛成・中立・やや反対・反対を選択していきます。
例えば一つ目はこんな感じです☟
項目の下にはメリット・デメリットも記載されています☟
答えを決めかねる時は「詳しく知りたい」を押すと
判断材料が増えるので回答しやすくなります☟
問いの中には、これまで自分が考えたこともなかった問題も出てきました。
例えばこれとか☟
今社会で起きている問題に対して、改めて向き合って考えるよい機会になりました。
<回答結果を見る前に>
20個の問いをすべて回答した後は、簡単なアンケートに答えます。
自分にとって重要だと思う項目を3つ選びます。
選択するとチェックマークが付きます☟
次に属性を選択。
性別欄も「その他」「回答しない」の項目があります。
私は特に支持する政党はないので、そのように回答しました。
ここまできたら、投票マッチングを行うボタンを押します☟
<投票マッチング結果>
マッチング結果は棒グラフで、マッチング度をわかりやすく記してくれています。
私個人の結果詳細は控えさせていただきますが、サイトを使用した人の集計結果もでていました☟
結果をシェアしたい人はボタン1つで Twitter、Facebook、LINE を通してシェアすることも可能です。
(シェアした場合、もっとも近い政党とマッチング度(何%か)が表示されます。)
<各政党の回答>
最後に質問全体の一覧と、その問題に対して
各政党がどう対応しているのかについてを見ることができます☟
右端の + を押すと詳細が出てきます☟
夫婦別姓問題、これだけ「選択的夫婦別姓を認めるべき」との回答が多く、反対しているのは自民党のみなのに通らなかったって、大丈夫か日本…とこれからの未来が不安になります。
自分がどの政党に入れたいのかよくわからないけれど、
膨大な各政党の公約を読むのは疲れる…という人は、
一度このサイトを試してみてください☟
JAPAN CHOICE ≪2021衆院選 投票ナビ≫
こちらは16個の質問に答えるだけで
あなたの意見に最も近い政党をマッチングしてくれるサイト。
両方やってみた感想としては、
こちらの方がちょっと難しいかも?と個人的に思いました。
こんな感じです☟
それぞれの質問に対して回答を選ぶのですが、
はっきりとした意見がなければ
「わからない」を選択しがちになってしまいそう…
もちろん問われている課題がよくわからなければ、
「もっと詳しく」ボタンを押すと詳しい解説を読むことができます☟
惜しいなと思ったのは、最後の結果の円グラフが少しわかりづらいこと。
マッチングサイトとして利用するなら、私は 1つ目のサイトをおすすめします。
政策比較のページはとてもわかりやすくまとめられていたので、
マッチングを使わなくても、比較ページだけでも読むと知識が広がります☟
最高裁判所裁判官 国民審査
衆議院選挙とは別に、国民審査もあるため、
今回対象となっている11人の最高裁判所裁判官についても調べておく必要があります。
国民審査とは…
「社会の審判」である最高裁判所の裁判官たちがフェアでなければ、
社会がゆがみます。それを私たちがチェックするのが国民審査です。
~中略~
強い権限を持つ15人の裁判官たちがそれにふさわしいかどうか、私たちが投票という形で審査し、結果によっては辞めさせられる制度が、憲法で定められた国民審査です。
引用元:最高裁判所 裁判官の国民審査 特集サイト2021|経歴や注目裁判での判断は|NHK
実は戦後にこの制度ができて以来、罷免された裁判官は1人もいません。
「情報が少ない」という指摘もあるように、
今回対象となっている11人のうち4人は就任されて間もないため、
過去にどのような判断や意見を示したかを知ることができません。
それぞれの裁判官のプロフィールや信条については、
下記サイトより読むことができます。
上記サイトには、これまでの裁判でなぜそうのような判断を下したのかという裁判官の意思も記載されています。
それぞれの事例・判決の理由を読む中で、
納得できない判断を下している裁判官が2人いました。
2人ともに共通しているのは、判断の結果に違和感を感じることだけではなく、その判断理由を明記していないこと。
立場上、自身の意見を表明するのは難しいのかもしれませんが、それでも自分の意思すら持っていない又は伝えようとしない人に、最も重要な判決を委ねていいのでしょうか。
私はその二人には続けてほしくないと思ったので 「×」 を書きました。
逆に応援したいと思う最高裁判所裁判官の方は、
目指している方向性や、判断の根拠をきちんと明記されています。
おわりに
今年の3月に帰国するまで、約2年間日本を離れていました。
外側から見ることで新たな発見があったり、
日本で暮らしたことがない人からの意見にはっとさせられることもありました。
帰国してから改めて感じることは、
日本での生活はとにかく便利で、自然も豊かで安全。
政治にあまり興味を持たなくても生きていけるというのは、
それだけ日本が「平和な国」だという証。
安全に過ごせるのは有難いことですが、
パンデミックとの向き合い方や、人種差別撤廃運動にどう取り組むのか、
マイノリティーの人たちの権利問題、気候変動・エネルギー問題など、
取り組むべき課題はたくさん残されています。
「変化」を見たいのなら、私たちには投票する義務があります。
日本の未来を考える人が増え、投票率が上がることを期待しています。
貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、
本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝ ♡♥
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