トラリブ Travel Blog

 【帰りたくなる場所】が増える旅

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「日本人である」ことを最も自覚した1年【2022年の振り返り】

飛行機の窓から見えた空(November 2022)

 

 

「あなたはどこから来た、何をしている人ですか?」

 

 

毎日同じ職場に行って、同僚に会って、一緒に仕事をして、

同じ電車に乗って、家に帰ってのんびりする。

 

そういう日々を繰り返していたら、

「あなたはどこから来た、何をしている人ですか?」

 

見ず知らずの人からそんな質問を頻繁に受けるなんて、

あまり起きないことかもしれません。

 

Bolognaへ向かう機内から見えた朝焼け
(October 2022)

 

2022年、今年1番叶えたい目標は「旅人に戻ること」でした。

(実際にこのブログのプロフィールにもそう掲げていた時期がありました。)

 

 

2022年が終わろうとしている今、改めて振り返ってみると

今年はこれまで生きてきた中で

最も多くの旅ができた1年になっていました。

 

Vienna Airport(September 2022)

 

2021年3月のロックダウンが厳しい時期にマンチェスターから帰国して、

翌月から働いていた博物館での仕事を1年後の2022年4月末で辞め、

 

5月からは最後のワーキングホリデーとして

スロバキアの首都・ブラチスラバで生活を始めました。

 

Bratislava, Slovakia(June 2022)

 

マンチェスターに関しても、日本語でアクセス可能な情報は、やはりロンドンやオックスフォード、エディンバラなどの大都市(観光としても留学・ワーホリでもメジャーな地域)と比べるとなかなか見つけられませんでしたが、

 

スロバキア・ワーホリの情報は、それらとは比べ物にならないほど限られており、

家探しや仕事探しの不安は、出発前はもちろんありました。

 

関空からドバイへ向かう空(May 2022)

乗客が全然いない、ガラガラの機内(May 2022)


それでも私は(物の考え方は悲観的ではありますが)もともと楽観的な性格で

これまでもなんとかなったし、今回も知り合いはゼロだけれど

そのうちなんとかなるかな…と恐怖を感じずに渡航できたのは、

過去の自分が背中を押してくれたことも影響しているのかもしれません。

 

 

有難いことに家探しや仕事探しは、おかげさまでなんとかなりました☟

 

 

5月はブラチスラバにいましたが、

6月から7ヶ月間で旅をした地域は 15ヵ国 40都市

 

過去に訪れた国・都市を再訪した旅も含めています。すべてが新しい場所というわけではありませんが、すべて新鮮な気持ちで訪れることができました。

 

学生の時に訪れて以来、10年越しに再訪したヴェネツィアは

やっぱり感動の美しさ。

Venezia(September 2022)

Venezia(September 2022)

 


また、ウィーンはブラチスラバから日帰り観光できるので

これまでに 6回訪れました。

(バスは片道 約1時間半、€5 ~販売されています)

 

ウィーンのクリスマスマーケットについては、ブログでもまとめています☟

 

 

ブタペストもブラチスラバから近く、3回訪れたうち、

1回はクリスマス・マーケットの時季に再訪することができました。

 

Budapest(June 2022)

 

再訪した1番の理由は、6月に訪れることができなかった

ハンガリー国会議事堂(Hungarian Parliament Building)に入るため。

※特に夏場は予約必須です

Hungarian Parliament Building(July 2022)

 

ブタペストは昔からずっと行きたかった街なので、

初めて訪れた日は、朝から予定を詰めまくってがっつり観光しました。

 

 

ハンガリーにはブタペスト以外にもかわいい街がたくさんあります。

 

無料で入れる教会も圧倒的な美しさ‥

 

クリスマスマーケットの時季に再訪したときは、

Szentendre(センテンドレ)という小さなかわいい街にも訪れました。

(ブタペストから電車で片道40分程の場所に位置しています。)

Szentendre(November 2022)

 

 

 

思い出に残っている場所はたくさんありますが、

友達に会いにマンチェスターを再訪できたことは、

間違いなく今年1番嬉しかったことのうちの1つです。

 

Salford, Manchester(July 2022)

 

今回のマンチェスター訪問では観光スポットはあまり巡っておらず、

5日間の滞在のうち、最終日以外は毎日友達の家に行ったり、

近くの公園を一緒にお散歩しながら思い出を語ったり、

未来のことを話しながら時間を共有できる喜びを嚙みしめていました。

 

Peel Park(July 2022)

 

 

2016年、アイルランドでワーホリ中に出会って以来、

離れていても電話でお互いの近況を伝え合ったり、

日本でもイギリスでも何度もあそんでくれた はるちゃん。

 

スロバキアにもあそびに来てくれました。

Slovak Pub(June 2022)

 

通りすがりのおじいちゃんに、はるちゃんのフィルムカメラで写真を撮ってもらうようにお願いしたら、肝心の噴水が見えなくて笑った…

ピンクの建物がかわいい Primate's Palace

お気に入りの場所なので、ブログでもご紹介させていただきたいです。

 

一緒にウィーンを観光したり、リスボン・ポルトにも旅行したり。

Porto(August 2022)

イギリスワーホリ中に、一緒にポルトガルへ旅行しようと話していたのですが、コロナ禍で断念。

数年越しの今年、またひとつ夢が叶いました。

 

 

友達やお世話になっている人たちと時間を共にするのと

ひとりで知らない国を旅するのとでは、

「楽しい」の種類が違いますが、

どちらも本当に心から満たされた、幸せな時間でした。

 

Kotor, Montenegro(September 2022)

 

ねこの街、コトルでベンチに座ってぼーっとしていると

膝の上にノラ猫ちゃんたちが飛び乗ってきました。癒し♡

Kotor, Montenegro(September 2022)

 

 

一人で旅をするのは寂しいと感じる人もいるかもしれませんが

ソロ旅中に出会う人は、本当に面白い旅人が多いのが事実。

 

雑談からはじまって、

「あなたはどこから来た誰?何をしている人?」と聞いたり聞かれたり。

 

さまざまなバックグランドを持つ人と、

これまでのこと・これからのことを話したりするのはとても刺激的です。

 

それがマイナーな国になればなるほど、変わった人も多く、

こんな生き方もあるのか…と驚かされることの連続でした。

 

Mostar, Bosnia and Herzegovina
(September 2022)


特にそれを感じたのはボスニアヘルツェゴビナ。

2022年の現在でも、市バスなどの公共交通機関はGoogle Map 未対応。

 

 

モスタル(Mostar)からブラガイ(Blagaj)をバスで移動するときも

現地の人か同じ目的地を目指す旅人に直接聞くくらいしか確認する手段もなく、不便に感じましたが、

そういう場所でこそ、世界一周をしている人達や、

特殊な生き方をされてきた方々と交流を持つことができるから不思議なものです。

 

Blagaj, Bosnia and Herzegovina
(September 2022)

 

ねこみたいな生活がしたい…とよく過去のブログで呟いていましたが

ごみ溜めの中から食べ物を探している猫たちを見たとき、

なんて平和ボケした考え方をしていたのだろうとひどく申し訳ない気持ちになりました。

 

瘦せ細っている子たちが多かったのですが、それでもボスニアのねこたちはとてもフレンドリーで、立ち止まってじっと見ていると向こうからこちらに近付いて来てくれる子たちばかりでした。そしてスリスリしてくれます。

 

ノラ猫だけでなく、野良犬もたくさんいます。

でも大人しくて、こっちには近付いてこない。

何か言いたげな視線を投げられると、目が離せなくなる。

 

戦争の爪痕が残るモスタル(ボスニアヘルツェゴビナ)

 

教会の鐘の音の代わりに、コーランが響き渡るヨーロッパの街。

 

トルコ語で「古い橋」という意味を持つ橋、スタリ・モスト。激しい内戦で一度は崩れ落ちてしまいましたが、紛争終結後に破壊された橋のかけらを集めて再建されました。平和・共生・和解の象徴です。

旅行中に想うことがたくさんあったので、記憶が薄れて忘れてしまわないうちに、いつかブログとして形に残したいと思います。

 

 

Stará radnica(May 2022)

Stará radnica(December 2022)

 

考えてみれば当然のことかもしれませんが、

「私は日本人です」と伝える時は、いつも日本の外にいるとき。

 

 

実は旅行中だけではなく、スロバキアの日本食レストランで働いている今も

お客さんから「なんでスロバキアに来たの?日本での生活の方が絶対良くない?」と

不思議そうに聞かれることは珍しくないです(笑)

 

そこでもまた簡単に「自己紹介」をして、

最終的には「旅人です」と名乗ることになります。

 

自分が何者であるか‥なんて普段はまったく考えませんが、

この1年は「日本から来た旅人」と自分のことを客観的に見つめる機会が何度もありました。

 

家の近くのワインヤードで(December 2022)



日常と非日常を行ったり来たり。

 

旅をしている間は毎日、一瞬一瞬が刺激に溢れていますが、

旅が日常になってしまうのはなんだかもったいなくて、

 

のんびりほっとできる「家」と呼べる場所に帰ってリセットすること、

ハウスメイトや職場のみんなに会って

「日常」に戻る時間が自分には必要だと改めて体感することができました。

 

(バックパック1つで世界中を飛び回っている旅人は、体力的にも精神面でもほんとにかっこいいなぁと尊敬します。)

 

家の近くのワインヤードで(December 2022)

 

スロバキア語は7カ月経った今も全然話せないままですが、

(お客さんもハウスメイトも、有難いことに自分の周りにいるスロバキア人の方々は英語でコミュニケーションを取ってくれる人たちばかり‥)

 

ブラチスラバの観光情報は、ブログとして

今後アウトプットしていきたいなと思います。

 

しばらくブログから遠ざかった日々を送っていましたが、

2023年こそスロバキア情報を発信していけるよう、気持ちを入れ替えて取り組みます。

 

家の近くのワインヤードで(December 2022)

 

そしてまだまだ行きたい国・都市もあるので、

帰国するまでは旅人を続けていきたいです。

 

(達成したい目標は紙に書くとよい‥と聞いたので、気持ちが揺らぐことがないように、オリジナルで作った手帳に2023年に達成したいことを大きく目につきやすいように書きました。)

 

家の近くのワインヤードで(December 2022)

 

みなさんは2023年、どんな1年にしたいですか?

 

大きな夢も小さな幸せも、願いがたくさん叶う、

輝きに満ちた新しい年になりますように…。

 

 

 

 

 

1年の終わりにしっかりとその年を振り返る習慣ができたのは、ブログをはじめたのがきっかけ。

こうして振り返ると、今年もいろんなことがあったなぁと感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

今年実際に出会って、同じ時間を共有してくれた皆さま、

昔からずっと応援してくれている家族・友達、はてなブロガーの皆さま、

本当にありがとうございます。

 

家の近くのワインヤードで(December 2022)

 

これからも未来の自分に向けた記事・リフレクションも続けたいなと思います。

2020年・2021年の振り返り☟

家の近くのワインヤードで(December 2022)

 

2023年がみなさんにとって温かく、

喜びに溢れた1年になることを願っています 

 

 

 

貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

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