トラリブ Travel Blog

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【スロバキアの魅力10選】ヨーロッパでおすすめのワーホリ先

Old Town Hall から見た Bratislava の街並み
(June 2022)

 

年々増加しているワーキングホリデー協定国。

2023年6月現在は、27ヵ国あります。

参考:ワーキング・ホリデー制度|外務省 (mofa.go.jp)

 

そのうちヨーロッパは 23ヵ国

これだけたくさんの選択肢があると、どの国を選べばよいのか

正直考えるだけでも疲れてきますよね…。

 

いろんなまとめサイトがありますが、

ほとんどは定番のオーストラリアやカナダ、イギリスが多く、

英語圏ではない欧州ワーホリの経験者情報はなかなか見つけられない…😭

 

私もスロバキアワーホリ(2022年5月~)を始める前は、

最新の情報が少なく、現地の生活を想像するのも難しくて戸惑いました。

(コロナに加えてお隣がウクライナという土地柄的にも、周りの方々から心配していただくことが多々ありました…)

 

Stará radnica(June 2022)

 

この記事では、スロバキアワーホリを実際に体験し、

ワーホリビザ終了後もブラチスラバで生活している筆者が

スロバキアワーホリの魅力を 10点 ご紹介いたします。

 

これからヨーロッパでワーホリに挑戦したいけれど、

行ったこともない国だし、渡航後の生活が心配

…といった不安を抱いている方の悩みを、少しでも解消できれば幸いです。

 

 

● 筆者の来歴 ●

 

大学を卒業後、約3年間勤めていた会社(営業事務・貿易事務)を辞めて1年間のアイルランドワーホリへ。帰国後は大阪の劇場で案内係として2年間勤務し、YMSビザ当選をきっかけにイギリス・マンチェスターに2年滞在。その後、帰国して大阪の博物館で館内スタッフとして約1年間働いた後、30代で最後のワーホリ、スロヴァキアへ。現在はワーホリビザからワークビザに切り替え、引き続きブラチスラバで生活。20代後半から日本とヨーロッパを行ったり来たりしています。

 

1 治安が良い

ブラチスラバ旧市街(June 2022)

 

短期の旅行なら、少しくらい冒険をしてみてもいいけれど、

日常生活でも常に緊張感を持たなければいけないとなると

精神的にかなり疲弊しますよね…。

 

「海外は日本よりも危険」という声もありますが、

スロバキアの治安は日本と変わらないなぁ~と

肩の力を抜いて生活できているのが実情です。

 

夜中2時・3時に一人で街を歩くことも度々ありましたが、(ウィーン空港発の格安航空券は早朝の便が多く、それに合わせて移動していたため)不安を感じたことはありませんでした。

 

スペインやイタリアへ旅行するときは

「ここはスロバキアじゃないんだから、気を張ってなきゃ!」

…と力んで過ごしているので、帰って来るたびにほっとできるのが嬉しい。

(過去にバルセロナでクレジットカードをスキミングされた経験があります。)

 

置き引きなど最低限の注意はもちろん必要ですが、

日本の安全な環境で生まれ育った私たちにとって、

スロバキアは長期滞在に向いている、安全な国だと実感しています。

 

 

2 ショッピングセンターが多く、生活しやすい

Eurovea(May 2022)

 

スロバキアの首都・ブラチスラバには、

ショッピングセンターがたくさんあります。

 

観光で訪れるなら、旧市街などヨーロッパらしいかわいい街並みが見られれば

それだけで十分かもしれませんが、

 

長く住むならスーパーや薬局、郵便局、

生活雑貨などのお店が家の近くにあると便利ですよね。

 

ヨーロッパでは日曜日は閉店してしまうお店が多い国もありますが、

スロバキアのショッピングセンターは、

日曜日も空いているのでとっても助かります。

※祝日はスーパーを含め、閉まるお店が多いので注意!

 

 

3 他の欧州各国に比べて物価・家賃が安い

Michalská brána(March 2023)

 

感動するほどのレベルではありませんが、

それでも他のヨーロッパの国々と比べると、

スロバキアの物価はまだ低い方です。

 

首都であるブラチスラバの家賃は、近年かなり上昇しているので、

過去のブログを当てにしていると痛い目を見ますが(体験談)

コロナや戦争の影響もあるので仕方がないと思います。

 

2022年6月時点では、ロンドンに住む友達は

(4人の)シェアハウスで £ 700 ( ≒ € 814)支払っていました。

 

私は当時契約した家と、今(2023年6月現在)も同じ場所で暮らしていますが、

家賃は自分を含め、3人のシェアハウス 月々 € 290

(旧市街の中心地までトラムで約15分の場所にあります。)

 

ロンドンは世界的に見ても、家賃の高さで有名ですが、

例えばドイツの日本人街、ドレスデンでも € 450 ~ 500 はかかります。

 

 

首都のブラチスラバであれば、

スロバキア語が話せなくても、英語だけで家探しが可能です。

 

私が実際に行った家探しの方法は、こちらの記事で解説しております☟

 

 

4 周辺諸国へ旅行しやすい

Michaelerplatz(November 2022)

 

ブラチスラバとお隣・オーストリアのウィーンは

世界で最も近い首都同士として有名です。

 

ブラチスラバ市内からウィーン市内までは、

バスで片道約 1時間半。

 

チケットも事前に予約をすれば、

安い時期だと片道 €5 以下で購入可能です。(2023年現在)

 

🎅ウィーンのクリスマスマーケットの見どころは、こちらにまとめています☟

 

ウィーンの見どころは、こちらの記事にも書いています☟

 

 Budapest, Hungary(June 2022)

ハンガリーのブダペストへも、バスで気軽に旅行することができます。

(片道約 3時間、€ 8以下でも見つかります。)

 

チェコやポーランドとも国境を接しているので、

東欧のかわいい国が好きな人にとっては、かなり魅力的な立地!

陸路で簡単に国境を越えられるのが有難いですね。

 

ブラチスラバのメインとなるバスターミナル Nivy については、こちらの記事で詳しくご紹介しております☟

 

さらに飛行機の移動も、豊富な選択肢から選ぶことができます。

 

ブラチスラバ空港は小規模ですが、

ブラチスラバ市内からウィーン空港へは、バスで片道約1時間。

(2023年現在、片道 約 € 5 ほど)

 

ウィーンからは格安航空券でさまざまな国へ直行便が出ているので、

少し離れた目的地へも、気軽に週末旅行を楽しむことができます♪

 

私はワーホリビザで滞在していた1年間に、

28ヵ国 62都市(以上)旅しました。

 

 

(ウィーンへは7回、ブタペストへは5回訪れました。バイトを始めてから、休みの日はスロバキアで過ごすことはほとんどなく、旅をし続ける日々。)私のこれまでの渡航国・都市については、ABOUTページに詳しく記載しています。

 

旅行が大好き!そのためにヨーロッパで1年間ワーホリしたい🥺

そんな私と同じ目的で渡航される方にとっては、

これ以上にない最適な渡航先だと断言できます!

 

 

5 国民性が似ている

Bratislava old town(2022/06/10)

 

島国である日本人と内陸国のスロバキア人、

共通点なんてあるのかな?と疑問を持たれるかもしれませんが、

国民性というか、人の性格は意外と他の欧州諸国よりも近い気がします。

 

自己主張を抑えて謙遜しがち、すぐ謝りがちな人が日本人に多いと思いますが、

スロバキア人もどことなく似ている印象。

 

外国からの観光客が多い旧市街エリアを離れると、

若い世代でも英語が得意ではない人も珍しくはないのですが、

「スロバキア語が話せなくてごめんなさい」とこちらが謝ると、

「いえいえ、私も英語が流暢でなくてすみません」と返答されたことが1回ではなく、何度もありました。

(※謝ってくれるのは若い世代の人だけで、おばちゃん・おっちゃんは普通にスロバキア語で貫き通されます笑)

 

Bratislava old town(2022/06/10)

 

初対面からオープンで明るい性格…というよりかは、

徐々に信頼して心を開いて話してくれる人が多い…気がするのも

日本人っぽくて落ち着くなぁと個人的には思います。

 

そして、日本人と同じく「声のボリュームがちょうどよい」人が多いのも

親近感を覚える理由のひとつ。

 

バスやトラムなどの公共交通機関やお店などで、

大きな声で話している人はほとんど見ません。

(酔っている人は別です😂)

 

言語的な発声の仕方によるものなのかもしれませんが、個人的には、アラビア語や中国語、イタリア語やスペイン語はやかましく聞こえてしまいます。

 

Bratislava old town(2022/06/10)

 

スロバキア人はソフトに話す人が多いので

普段の生活で「うるさいなぁ~」とイライラすることはほぼありません。

 

(話している内容が理解できる・できないに関わらず、言語の持つ音/リズムが合わないと私は強烈なストレスを感じてしまいます。生活する上で言語は切り離せない問題なので、ここは個人的には重要なポイントだと感じています。)

 

 

6 酒が安い

Slovak Pub(June 2022)

 

「水よりもビールが安い国」としても知られるスロバキア。

スーパーに行けば、ペットボトルに入ったビールが安くで売られています。

 

蒸留酒も豊富です。

日本ではなかなか見ない、アルコール度数70%以上のお酒も。

(お店で販売されているお酒よりも、販売目的ではない、自家製のお酒の方がアルコール度数は強いようです。)

 

ときどきハウスメイトが実家に帰ると、お酒を持って帰って来てくれたり、

常備しているワインを分けてもらうことも。

(スロバキア人の男の子2人と3人で家をシェアしています。)

 3人で外食した時に飲んだ食前酒

 

ときどき3人でワインを飲みながら映画を観たり、

カードゲームをすることがあります。

(スロバキアのトランプは1~6がなく、絵柄も個性的で面白いです。)

 

ワインと言えば、9月にはワインフェスティバルが各地で開かれ、「ブルチャック」というワインになる前の甘い葡萄酒を期間限定で飲むことができます。ジュースのように甘くておいしいです💗

屋台では1カップ 1€ で試すことができます😋

1.5ℓ のペットボトルでも販売されています。



スロバキア人はお酒が強い人が多いので、

酒好きな人にとっては、スロバキアは天国かもしれません😂

 

 

7 自然豊か、ウィンタースポーツが盛ん

Devínsky hrad(June 2022)

 

スロバキアにはハイタトラ(タトラ山脈)という、

ポーランド南部からスロバキア北部に広がる山脈があります。

 

首都のブラチスラバでは雪が積もることは稀ですが、

東のエリアでは、冬季期間中にスキーやスノボを楽しむことができます。

(20年ほど前までは、ブラチスラバでも雪が積もることがよくあったと同僚の子が言っていましたが、現在は雪が降っても積もる前に溶けることがほとんどです。)

 

 

Devínsky hrad(June 2022)

 

この写真は、ブラチスラバの市内中心部から

市バスで約30分ほど離れたところにあるデヴィーン城です☟

 

ブラチスラバから電車で片道 1時間半ほどで行けるトレンチーンも、自然豊かなおすすめの街です。

トレンチーン城から眺める Trenčínの街並み(June 2022)

 

 

ブラチスラバの旧市街にも、ゆったり寛げる公園(庭園)があります☟

Grasalkovičova záhrada(April 2023)

 

こちらの記事で詳しくご紹介しております☟

 

全然観光スポットではありませんが、私の家のそば(徒歩10分くらい)にもワインヤードがあり、ときどきお散歩しています。

(May 2023)

身近な場所に自然を感じられるのも、この街の魅力のひとつです。

 

 

8 ブラチスラバ旧市街はレトロかわいい

Primate’s Palace と Old Town Hall(June 2022)

 

こじんまりしていて落ち着く、ブラチスラバの街並み。

 

旧市街はすべて徒歩でまわることができるほど、

見どころがコンパクトにまとまっています。

 

The Blue Church(May 2022)


煌びやかなウィーンや賑やかなブダペストとは異なり、

ちょっと色褪せた雰囲気の、

社会主義だった頃の面影が残る、独特な空気が漂っています。

(もっと直接的な表現をすると、どんよりしてます😂)

 

でも、だからこそ「あぁ、帰って来たな~」と感じられる、

「家」のような安心感があり、懐かしさを覚えます。

 

くすんだパステルカラーの街並みもかわいい。

Slovenské národné divadlo(June 2022)

 

レトロな雰囲気はフィルムカメラと相性ぴったりです。

(写真上はスマホで撮影)

ピンクの建物がかわいい Primate's Palace

友達のフィルムカメラで撮ってもらった写真

ロンドンでワーホリ中にあそびに来てくれたはるちゃん。

アイルランドワーホリ中に出会い、帰国後も日本で何度か再会。

2022年夏は一緒にポルトガルへも旅しました。

 

 

ブラチスラバのおすすめスポットはまだまだたくさんあるので、今後ブログでもご紹介いたします。

※この記事の一番下に、関連記事を並べています。

Dom U dobrého pastiera(June 2022)

Trh-Piac-Markt(May 2022)

 

 

9 英語だけでワーホリ申請が可能

Cukráreň Konditorei Kormuth
(June 2022)

 

ワーキングホリデービザを申請する際、

英語圏の場合はもちろん英語で申請することになりますが、

対象国の母国語のみ受付…という国も少なくありません。

 

実は私は、ポーランドとチェコが大好きでワーホリ希望地だったのですが、言語的な問題のため諦めました。

 

スロバキアの場合は、

スロバキア語か英語のどちらかを選択することができます。

 

Cukráreň Konditorei Kormuth(June 2022)


国によって必要な申請書類も異なりますが、

スロバキアは比較的簡単に集められるものばかり。

(※アポスティーユ付きの犯罪経歴証明書は取得に時間がかかるので注意!)

 

アイルランドやイギリスのワーホリを事前に経験していたため、

こんなにシンプルで本当に受理されるの!?と

不安になるほど簡単に申請することができました。

 

スロバキア・ワーキングホリデーの流れ、

申請書類や注意点などについては、こちらにまとめています☟

 

 

おまけ:インターナショナルな企業もあり、英語での仕事探しも可能

old town(May 2022)

 

おまけとさせてもらったのは、私が実際に経験したことではないからですが、

首都のブラチスラバでは、スロバキア語が話せなくても

英語だけで仕事探しをすることも不可能ではありません。

 

有難いことに、私は飲食店のバイト先からビザを出してもらえることになったので、他の会社は受けていませんが、

LinkedInに登録して、仕事探しをしていた時期がありました。

 

以前イギリスで日本語/英語でのカスタマーサポートアドバイザーとして働いていた経験をアプリ内で記載していたところ、「その経験を生かして類似の仕事にチャレンジしてみませんか?」とメッセージを送ってくださった企業もありました。

 

過去に1つでも似たような経験があれば、近い職種への応募がしやすくなります。

特技や特殊なスキルがなく、職種への強いこだわりも持っていない…という人であれば、

日本語を武器にして仕事探しをしてみるとよいと思います。

 

Čumil チュミル像(May 2022)

 

日本語・英語でのカスタマーサービス(コールセンター)の仕事の経験があると、

仕事を見つける幅が広がるかもしれません。

(日本語のネイティブスピーカーというのは、国・地域によっては珍しく、重宝されることもあります。)

 

スロバキアでも LinkedIn なら英語で仕事探しができます。

Facebookにも仕事探しを目的としたグループはありますが、

あまり機能していないように個人的には感じました。

 

 

おわりに

Bratislava, Slovakia(August 2022)

 

ヨーロッパの街並みの中でも、特に東欧の建築が大好きなのですが、

スロバキアを訪れたのは、ワーキングホリデーがきっかけでした。

 

住んでみると意外と暮らしやすく、

ブラチスラバの魅力をたくさん知ることができました。

 

観光大国に挟まれているので、少し影が薄いですが

もっと多くの方に旅してもらえることを願って、

今後もスロバキア情報を発信していこうと思っています。

 

ブラチスラバのおすすめレストランまとめ

 

ブラチスラバのおすすめカフェ

 

 

 

最後に、ワーホリをしてみたくても不安で一歩が踏み出せない方への応援記事☟

アイルランド・イギリスワーホリを終えて帰国したときに書いた記事です。

スロバキアワーホリを始める前に読み返し、過去の自分から背中を押してもらいました。

 

これらの記事が何かのお役に立てていたら幸いです。

 

 

 

貴重なお時間を割いて最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました ⸜( ´ ꒳ ` )⸝

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