それは突然起こりました。
朝起きると、左手に違和感。
よく見ると何故か左手薬指の第二関節だけが腫れています。
しかも、地味に痛い…
いたくて痛くていてもたってもいられないというほどではありませんが、
気になって気になってしょうがないといった感じです。
そんなしょうもない話…と思われるかもしれませんが、
いろいろと思うことがあったので少し回想に付き合っていただきたいです、すみません…
かろうじて指を曲げることはできましたが、
パソコンをカタカタするのも思うようにいきませんでした。
何気なく使っていたけれど、意外と左手の薬指でキーボードをたたく回数って多かったんだなと自覚。
さて、どうしたものかと水道水で一応冷やしながら(ただの気休めです)、
右手に持ったスマホでググりました。
「指」「突然腫れる」「痛い」
思いつくキーワードで調べまくると、
恐怖の画像とともにヒットした病名は
「関節リウマチ」「ブシャール結節」…
他にもいくつか聞きなれない言葉がありました。
どうしよう… 不安が募ります。
イギリスでは日本と違って気軽に病院に行くことができず、
まずは GP(地元のかかりつけ医)で診察の予約をし、
だいたい2週間後に診てもらえるという流れが一般的なのですが、
悠長に2週間も待っていられません。
とりあえず家にあった薬を試しに塗ってみることにしました。
下の写真は正常な私の右手です。
こうやって見比べると、やっぱり少し腫れているのが伝わるでしょうか。
神にも縋るような気持ちで塗りたくりました。(神様信じてないけど)
ちなみに、使用した塗り薬はこちら。
この薬を使用した理由は、効能のところに
“For local relief of muscular backache, rheumatic and muscular pain, sprains, strains and sports injuries”
と書いてあったからです。日本で手に入る市販薬でも似たような成分が入っているものであれば、もしかしたら同じような効果があるのかもしれません…
お馴染みの薬局、Bootsで購入しました。
「こんなに使い込んでいるのはなぜ?」と聞かれると、
このお薬は以前、2階建てバスの階段から転げ落ち、足首を激しく捻挫した際にお世話になったからです。
そのときの私の足首はこんな感じでした。
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(ちょっと気持ち悪い画像が出てきます。)
苦手な方は注意してください。
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お食事中の方、大変失礼いたしました。
足首を捻挫したときのことは、
私にとってイギリス生活の中でもかなり思い出深いエピソードの一つです。
マンチェスターの人々の優しさをひしひしと感じることもできました。
当時、私は帰宅途中でした。
city centre でバスを乗り換えるため、終点で降りようとしたのですが、ぼーっとしていて階段を踏み外してしまいました。
(2階建てバスの窓から見る景色がすきなので、私は基本2階の席に座ります。)
足から転げ落ちたので幸い頭部はぶつけず済みましたが、
転げ落ちた私を見て、
乗客の女性が「きゃーーー!!!」と叫び、
突然乗客全員の注目の的に。
バスドライバーのおじちゃんも「大丈夫!?」と心配してくれましたが、
とにかく恥ずかしすぎて逃げ出したくなりました。
激痛でしたが、アドレナリン?か何かのおかげで、とりあえず這うようにしてバスから下車。
歩けなかったので、文字通り四つん這いで貞子のように這い出ました。
道端でうずくまっていると、バスから出てきた人たちや、
通りすがりの人たちが心配して声をかけてくれました。
みなさんお仕事帰りで疲れているのに優しい (´;ω;`)
中には「救急車呼びましょうか!?」
「Bootsまで歩ける!? よかったら 肩貸すよ!?」
と本気で心配してくれる人たちも…。
なんかもう泣きそうになりました。
道端で泣き崩れるアラサーって客観的に見るとちょっと怖いですけどね。
このままここでうずくまっていると、通りすがりの優しい人たちに迷惑がかかると焦り(もちろん邪魔にならないよう道のすみっこでしゃがんでいましたが)、何とかクララのように立ち上がり、ふらふらしながらも一番近くのBootsに向かいました。
そこで状況を説明し、処方してもらった塗り薬がこちらというわけです。
とにかく痛かったので、「最強の薬をください!」とお願いしました。
私が購入したものはMax Strength Ibuprofen 10% Gel と記載されていますが、 5% のものも売られていました。
経験上、骨折していないことは明らかでしたが(実は以前に何度か捻挫をしたことがあり、足首がゆるくなっています。6年ほど前に駅の螺旋階段から落下した際は、しばらく松葉杖での生活を強いられました。その時に比べれば、痛みレベルは少し低かったです)、
一応念のため Walk in centre で診てもらうため、翌日は会社をお休みしました。
Walk in centre というのは、駆け込みで診てもらえる病院みたいなところです。
家の近くにはなかったため、バスでCity centre まで再度出向きました。
(GPに紹介された最寄りの Walk in centre がそこでした。)
捻挫した直後に訪れたBootsとは異なる場所で、
Arndale shopping centre の向いに位置する townで最も大きい Boots です。
複合ビルのようになっており、1階 (Ground floor) と 2階 (First floor) が普通のBoots、上に診察をしてもらえるクリニックがあります。
診察代は無料で、処方薬(というかおすすめのお薬を教えてもらいました)を下の薬局で自分で購入する流れでした。
何もしていなくてもズキズキとした痛みが消えなかったので、痛み止めの飲み薬も併せて使用することをおすすめされました。
そういえば、このPARACETAMOLというお薬は「コロナにも効く」とか言われてたっけな、真相はわかりかねますが。
そんな感じで、足首にサポーターを巻いて翌々日から普通に出勤していました。
(勤務中に決まった時間にお薬は飲む&塗っていました。)
寒い日には古傷が痛むとよく言われますが、捻挫をしたのは2月。
3月も雪が降る日がありましたが、あまり他の日との違いは感じられませんでした。
いつの間にか「左手の薬指」から「足首の捻挫」に話題がシフトしてしまいましたが、結局指はどうなったんだい?ということで話を戻しますと、現在こうなっています。
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と言いたいところですが、まだ指を曲げる際にときどき「パキッ」と不気味な音がします。そして拭いきれない違和感。
とりあえず帰国するまではこのお薬に頼ろうと思います。
こわいよ~(´;ω;`)
すでに使いすぎてほとんどなくなってしまったのですが、捻挫をしたときに途中で足りなくなるかもしれないという恐怖心から、違う会社の似た塗り薬も一応購入していました。
価格はほぼ同じだったはず…まだ開封していません。
なんと2022年の7月まで使用できるようなので、また捻挫をしてしまっても安心です★
これを使う日が来ないことを願いますが(左右両方合わせると、これまでの人生で5回捻挫しているため)イギリス滞在中にもう1回くらい捻挫しちゃうかもしれません。
いや、学習しろよってね。気を付けます。
それにしても自由に歩いたり、走ることができるって最高ですね!
一生旅人でいたいので、足は大切にしようと思います。
なんだかつまらないただのぼやき投稿になってしまったので、
最後に癒しのねこちゃんでも見ていってください。
いきなり指が腫れた朝は、本当にどうしようと焦りました。
今もいつか再発するだろうかとハラハラしております。
そんな気持ちをどこかにぶつけたくて、旅行記録の前にちょっと最近の私事を。
突然指が腫れる理由はいくつかあるみたいですが、根本的に治すにはやっぱり病院で診てもらわないといけないのでしょうか…怖すぎる。
いつかイギリスの病院でお世話になることがありましたら、その際はまた記事にしますね (笑)
次回こそはテーマを「旅」に戻します。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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