TO travel IS TO live

 【帰りたくなる場所】が増える旅

「異文化コミュニケーション」で本当に必要なものとは。

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「英語学習」の目的は人それぞれ。

 

英語でのやり取りが仕事上必要不可欠な人、

受験勉強のために学ぶ必要がある学生さんを除いて、

 

趣味で「英語」、特に「英会話」を勉強されている人は、

何かのきっかけがあり、目的ができて英語の勉強を続けられているのだと思います。

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自宅付近にて(2020/11/23)

 

目的・目標とする地点は人によって異なるため、

「正解」や「基準」なんてものはありませんが、

 

ときどき「腑に落ちないな…」と感じてしまう考え方があります。 

それは「外国人の友達を作りたいから」というのを語学学習の目的としている人。

 

その考え方を持っている人を責めたいわけではまったくなくて、

人とコミュニケーションを取るのが苦手な私からすれば、「明るい目的」があって素敵だなぁと素直に思うのですが、

でも正直に言うと、どこか引っ掛かるところがあります。

 

それは「友達」が意味するものの解釈が、もしかすると少しずれているからなのかもしれません…

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自宅付近にて(2020/11/23)

 

どういう関係になったら「友達」と呼べるのでしょうか。

 

 

 

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ハウスメイトのErikaと
なぜかバスの中で揺れながら撮った写真

 

これは2019年12月31日にカウントダウンをしに、

一緒にお出かけした日の夜のこと。

Erikaはいつも「え、ここで?」っていうタイミングで「撮ろう~」って言うからおもしろいです。

 

カウントダウンの後、クラブを出て家に帰るためにUberを呼んで待っているとき、ただでさえ寒いのに雨が降り出して、フードを被りながら二人で「さっぶっっ!」って笑いながら強風の中、写真を撮ったり…

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2020/01/01

Erikaはジャケットの下はビキニみたいな格好で、私も肩がない服を着ていたので凍えそうになりましたが、イギリス人の女の子はコート無しで真夏みたいな恰好で歩いているから強すぎます…

 

話が逸れましたが、私にとって「友達」というのは、

一緒に過ごしたり経験を共にする中で、気が付いたらお互いのことをよく知っている人のことを指す関係だと感じています。

 

作ろうと思って増やすのではなくて、気が付いたらできているのが「友達」。

そんな風に感じるため、「友達を作りたいから英語を話せるようになりたい」っていうのは個人的には少し違和感を感じてしまうのですよね…

 

気を悪くされた方がいたらすみません…あくまでも私の個人的な感想です。

学校などの場では特に、友達を作ろうと思って行動しなければいけない状況も出てきますよね。

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Salford Quays(2021/01/22)

 

異なるバックグランドを持つ人とコミュニケーションを取る上で大切なのは、

自分の意見をしっかり持ちつつも、

  • 「知らないことを純粋に学ぼうとする意思」
  • 「違うものを受け入れる力」

この2つが「共通の言語を操る能力」よりもはるかに重要ではないかと思います。

 

どれだけ語学力が上達しても、異なる意見の相手を受け入れられなければ(共感して取り込めと言っているわけではありません)「友達」になるのは難しいと感じています。

 

自分の意見をしっかり持つ、その上で

「異なる意見を理解して歩み寄る」ことは不可能ではないはずです。

 

もちろん意思疎通を図るのに最低限の語学力は必要ですが、

他の国・環境で生まれ育った人と友達になりたい、仲良くなりたいと思うのであれば、

語学力とともに身に付けた方がよいことがいくつかあります。

 

前置きが長くなりすぎましたが、

私が思う「異文化コミュニケーション」で必要なもの3つをお伝えしたいと思います。

 

 

1. Have a Voice

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Media City Footbridge(2021/01/22)

【自分の意見を持つ】

「日本人はあまり英語が話せない」と言われてしまうのは、語学力の問題というよりかは、「自分の意見をしっかり述べる力」がそこまで求められない環境(日本)で過ごしてきた期間が長いからだと思います。

 

自己主張が激しいと叩かれる環境で育てられれば、誰でも自分の本音を隠すことに自然と慣れるのではないでしょうか。

 

他者と共存するためには妥協も時には必要ですが、

そもそも「自分の意見がない」というのは危険な状態です。

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自宅付近にて(2021/01/22)

 

考えることを放棄していると、

「あなたはどう思うの?」と聞かれたときにまったく言葉が出てきません。

(日本語でも考えたことがない内容を、英語でいきなり聞かれて流暢に答えるのは難易度が高い…)

 

自分からグイグイ発言するのが得意ではなくても、

「自分の意見」を持っているということは重要です。

 

 

私は『亡念のザムド』というアニメが好きなのですが(もう10年くらい前!のもの)、「考えること」は「生きること」というシンプルですが、とても力強いメッセージをいつも教えてくれます。

 

2. Learn Japanese Culture and History

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Clifton Country Park(2021/01/02)

 

他にも忘れてはいけないことは、

【日本の文化・歴史を学び、それを伝えられるようにすること】

言葉で言うのは簡単ですが、実行に移すには長い時間と労力がかかりますね。

それこそ、語学学習のように終わりのない勉強だと思います。

 

私は大学生の頃にフリーガイドクラブという、

京都にある社寺で外国人観光客の方に英語で案内をする部活動に入っていました。

 

ガイドをするのは毎週土曜日の1回だけでしたが(ローテーションで順番に社寺をまわります)、毎日お昼休みに訓練があり、長い歴史と伝統のある厳しい部活でした。

 

 

一人でガイドをさせてもらえるまでは、約半年かかりました。

数回行われる筆記試験に合格した後、模擬試験(先輩が外国人観光客の役をしてくださり現地で実際にガイドをします)を通過すれば、晴れて一人ガイド開始!それまでは先輩と一緒にまわり、やり方を真似ながら学びます。

 

日本に来られている外国人観光客の方々と、これだけ多く関わる機会を持てたことはとても貴重な経験となりました。

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Salford Quays(2021/01/22)

 

すでに日本に興味を持たれているからわざわざ離れたところから足を運んでくださっているわけですが、その分聞かれる質問はマニアックなものもあったり…。

 

ガイドの後には「充実した時間を過ごせてよかったなぁ」という気持ちと、「まだまだ勉強が足りないなぁ」と自分の未熟さを思い知らされ、それが続けるモチベーションになっていました。

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Clifton Country Park(2021/01/02)

 

日本に興味を持っていろいろ聞いてもらったときに、それに答えられなければ歯痒い思いをしますよね。

知っていても英語で言えなかったり、そもそも知らないことを聞かれたり…

 

人にわかりやすく伝えるためには、

知識を吸収して自分のものにしておく必要があります。

 

3. Respect Differing Opinions

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Buile Hill Park(2021/01/23)

 

そして最も大切なことは、

【自分と異なる意見にも耳を傾けて、尊重する姿勢を持つこと】

人は自分の意見を肯定してくれる人のことを大切にしたい、

そういう人をそばに置いておきたいと思ってしまいがちですが、

違いがあるからこそ新たな発見や気付きを得られるものですよね。

 

自分と違う意見を持つ人の話も聞いてみて、

なぜそう思うのか、その人の文化的背景を知り、一度その立場になって考えてみる。

 

それでも納得のいかないこともあるかもしれませんが、理解しようとする姿勢が大切だと思います。

そのためには自分の知らない分野・世界にも興味を持ち、まずは知ること、知識を得ることが必要です。

 

 

まとめ

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Media City UK(2021/01/22)

 

異文化コミュニケーションにおいて最も重要なことは、

  1. 自分の意見を持つこと
  2. 自国の文化・歴史を知り、それを伝えられるようになるまで自分のものにすること
  3. 異なる意見も尊重して受け入れること

 

語学学習と並行して、この3点を身に付けられるようにすることが

異なる文化的背景を持つ人と共生するために必要なことだと思います。

 

 

帰国まであと1か月ちょっと。

最近イギリスで経験・体験したことを振り返って考える機会が増えました。

今後もイギリス生活で感じたこと、ふと疑問に思ったことを思いついたときに形にしていきたいと思います。

 

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Salford Quays(2021/01/22)

 

自由に海外へ飛び立つことができるようになるまでは、まだもう少し時間がかかりそうですが、

将来海外で留学をしたいなと思っている人、海外生活を考えている人の夢が無事に叶う日が来ることを願っています。

 

 

イギリスの文化をもっと知りたいという方へ、

過去にイギリス文化と日本文化の類似点・相違点をまとめた記事も書いています☟

(YouTube動画を参考に、実体験をもとにお伝えしています。)

 

上記の記事に記載していることはほんの一部ですが、何かの参考になりましたら幸いです。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚

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