木曜夜8時の拍手が街から聞こえなくなって、早数週間。
生活に必要不可欠なもの以外を扱うお店も徐々に開き始め、
少しずつだけれど、でも確実に日常が戻りつつあります。
ロックダウンが始まった当初はこれからどうなるのか不安で、ただ今まで通りの日々が早く戻って来てほしいと切望していましたが、いざ日常が戻ってくると浮き彫りになる駄目な自分。
今まで仕事をしていないことをなんとか正当化したくて、社会のせいにしてきましたがもうそれも出来ません。
前の職場から「戻りませんか」と今月に入ってからも再度声をかけていただいたものの、それも断り、もう自己嫌悪の泥沼。
「せっかく必要としてくれたんだから戻れば?」という声も自分の中から聞こえてきたんですが、やっぱり出来なくて未だに引きこもりニートを続けています。
同僚のみんなもいい人ばかりなのに、ほんと勿体ない。
全然英語が話せない私のことも馬鹿にしたりせず、逆に日本のことに興味を持っていろいろ聞いてくれる人が多くて、働いていた時は本当に楽しかったです。
同じオフィスに日本人の先輩も1人いて、困ったことがあればいつも丁寧に教えてくださいました。
母国語でなんでも相談できる人がいるのって、とても心強い。
そして二人で愚痴を漏らしても、他の誰にもばれません(笑)
こんなに恵まれた環境でお仕事をさせてもらえて、とても自分はラッキーだったなと思います。
それなのに、戻れませんでした。
海外に来てまで、仕事もせずに何しているんだろう。
今日(イギリス時間の6月20日)、ものすごく久しぶりにまだ歩いたことのないエリアをぶらぶらお散歩。
家から30分も離れていない場所です。
全然地元だけれど、見慣れない景色の中を気持ちが赴くまま歩いていると、なんだかすっと気持ちが軽くなりました。
結局トータル3時間くらい歩いていて、気が付いた時には引き返すのに1時間以上かかることに。
「旅」というにはあまりも小規模過ぎるけれど、何かそれに近いものを久々に感じられて嬉しい。
「ああ、これが私がしたいことだったな」と改めて気付きました。
初めての道を歩くワクワク感。
観光地でもなんでもないただの道でしたが、「今イギリスにいるんだなぁ」とふと思いました。
他のヨーロッパの国を周遊する夢は、この夏は見送る決心をしました。
ほんとはそれが1番やりたかったことでしたが、旅はいつかまたできると信じて。
明日(日本時間の今日)6月21日は、1年の中で最も日が長い夏至ですね。
力強い太陽光でこの暗い気持ちも払拭してほしいものですが、残念ながら天気予報は雨。
仕方がないので自分自身を鼓舞し、一つひとつ今できることに向き合おうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございましたʕ·ᴥ·ʔ ♡︎⋈*。゚
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